2017.11.20

【はっしゃん】理論株価と時価総額の関係を検証する

はっしゃんです。

決算発表も終わり、おおむね株価に
織り込まれたと思いますので、
今日の株価から、理論株価と時価総額の関係を
分布図で検証してみました。

 * * *

横軸:時価総額(25兆円以下の分布)
縦軸:理論株価からの修正余地(上ほど割高)
 理論株価と株価が同じ場合は、縦軸は0%になります。
 縦軸が100%なら、株価は理論株価の2倍です。
分布色
 青: 1部 (1922銘柄)
 茶: 2部/新興 (1548銘柄)

0


時価総額を1/10に絞ってズームアップしてみます。

横軸:時価総額(2.5兆円以下の分布)
縦軸:理論株価からの修正余地(上ほど割高)

1


さらに時価総額を1/10にズームアップ。

横軸:時価総額(2500億円以下の分布)
縦軸:理論株価からの修正余地(上ほど割高)

2


さらに時価総額1/10で小型株の分布。

横軸:時価総額(250億円以下の分布)
縦軸:理論株価からの修正余地(上ほど割高)

3


グラフから、
 1)理論株価と時価総額は正規分布となる。
 2)時価総額の大小に関係なく、株価は理論株価に収斂する
 3)時価総額が小さいほど理論値からのブレが大きくなる
ことが確認できます。

また、理論株価に基づく長期投資において、
 2)から、理論株価が右肩上がりの成長株投資の有意性
 3)から、時価総額が小さい銘柄における変動リスク
なども確認できますね。

 * * *

株価は常に変動しています。
需給が優先する短期投資では、
理論値より株価が上か下かは、
あまり関係ありませんが、
長期的には理論値に収斂します。

そして成長企業の理論株価は、
超長期に渡って上昇を続けます。

理論株価に基づく成長企業への長期投資は、
時間のかかるスロートレードになりますが、
誰でもできる再現性の高い投資方法です。

ご参考になれば幸いです。

ありがたいことです。

| | コメント (0)

【はっしゃん】月次速報<6045>レントラックス


はっしゃんです。

レントラックスの10月月次です。
 売上: 107.6%
売上4ヶ月ぶり110%割れ。
累計は会社予想119.5%に対し114.9%。

6045

回復傾向だった8、9月から急降下で、
5、6月に並ぶ今年最低水準に。

ハードルが上がる下期の目標達成に
はやくも黄信号。

ありがたいことです。

| | コメント (0)

2017.11.19

【はっしゃん】<理論株価まとめ>電機業界

はっしゃんです。

各社の決算が出揃いましたので、
電機業界の理論株価まとめです。

この業界はかつて世界一でしたが、
現在はそのポジションを失っています。

時価総額上位の顔ぶれは変わりましたが、
新しい商品価値で市場を切り開き、
見事に成長・復活してきました。

* * *

<6861>キーエンス [2Q決算]
 株価 62,830
 理論株価 42,710→45,160 (+5.7%)
 株価診断 [やや割高] 倒産確率 0.0%

M6861_20171119


<6758>ソニー [2Q決算]
 株価 4,413
 理論株価 2,240→2,620 (+16.10%)
 株価診断 [割高] 倒産確率 0.0%

M6758_20171119


<7974>任天堂 [2Q決算]
 株価 43,800
 理論株価 13,698→15,239 (+11.3%)
 株価診断 [割高] 倒産確率 0.0%

M7974_20171119


<7751>キヤノン [3Q決算]
 株価 4,243
 理論株価 3,279→3,415 (+4.2%)
 株価診断 [やや割高] 倒産確率 0.0%

M7751_20171119


<6954>ファナック [2Q決算]
 株価 26,370
 理論株価 13,982→18,271 (+30.7%)
 株価診断 [やや割高] 倒産確率 0.0%

M6954_20171119


<6594>日電産 [2Q決算]
 株価 14,995
 理論株価 6,216→6,629 (+6.6%)
 株価診断 [割高] 倒産確率 0.0%

M6594_20171119


<6752>パナソニック [2Q決算]
 株価 1,692
 理論株価 1,024→1,270 (+24.0%)
 株価診断 [やや割高] 倒産確率 0.0%

M6752_20171119


* * *

新しい商品価値とは・・・

例えば、いずれ世界中の工場がAIにより
オートメーション化されます。
「人件費が安いところに工場を作る」
という価値観はAIで変わります。
集積価値が高いところに工場を作るのです。

ディズニーはアニメキャラクターという
第一世代コンテンツで世界に君臨しました。
一方、ゲーム分野で一方向ではなく双方向で
自分の分身を世界中で大冒険させるという
ユーザー体験を成し遂げた企業があります。
市場はその知的財産の可能性に注目しています。

次世代自動車の基幹部品は、
電池とモーターです。
化石燃料とエンジンに替わる
これからの100年を担う分野で、
覇権を狙う企業があります。

各社とも直近の業績は右肩上がり。
理論株価こそ割高な水準にありますが、
株価と理論値が連動しての上昇。
ものづくり日本の復活を願います。

ありがたいことです。

| | コメント (0)

2017.11.18

【はっしゃん】<理論株価まとめ>通信業界

はっしゃんです。

各社の決算が出揃いましたので、
通信業界の理論株価まとめです。

上期は9月にiPhone8の発売がありましたが、
注目のiPhoneXは11月になりました。

さて、時価総額上位はトヨタを除いて、
引き続き通信業界に独占されています。

この業界は企業規模こそ大きいものの、
日本を代表する自動車や電機とは異なり、
外に出て勝負できない内弁慶業界です。
(この場合、ソフトバンクは除きます)

各社の理論株価はマチマチですが、
ソフトバンクを除き投資対象としては、
魅力に乏しい業界と評価します。
(配当利回り目的の場合は除きます。)


* * *

<9432>NTT [2Q決算]
 株価 5,744
 理論株価 7,175→8,327 (+16.1%)
 株価診断 [割安] 倒産確率 0.0%

M9432_20171118


<9437>NTTドコモ [2Q決算]
 株価 2,741
 理論株価 3,473→3,449 (-0.7%)
 株価診断 [適正] 倒産確率 0.0%

M9437_20171118


<9984>ソフトバンク [2Q決算]
 株価 9,527
 理論株価 1,970→2,728 (+38.5%)
 株価診断 [超割高] 倒産確率 0.0%

M9984_20171118


<9433>KDDI [2Q決算]
 株価 2,984
 理論株価 6,381→5,909 (-7.4%)
 株価診断 [割安] 倒産確率 0.0%

M9433_20171118


* * *

通信業界は通信インフラ基盤という
既得権益を寡占しており、
限られた国民の可処分所得から
割高な通信料を搾取しています。

これは、投資家の視点から見ると、
将来性ある新興企業の成長の芽を摘む
重大な障害因子です。

ここ10年でスマホが普及し、
ライフスタイルも変わり、
便利な世の中になりましたが、
一番儲かっているのが、
ただのインフラ屋というのが、
日本の不幸です。

ここが、アメリカでは、
 Apple、Amazon、Google...
消費者に新しいサービスを届ける
企業なんですよね。
中国でもアリババ、テンセントです。
その差は歴然。

まだソフトバンクはペッパーとか、
新しいことにチャレンジしていますが、
ドコモやKDDIがしているのは、
販促プランの取っ替え引っ替え
でしかないと思います。

i-mode敗北以降、国際競争力を失った状態ですが、
業界を分割して競争原理を導入するくらいでないと、
日本はまだまだ落ちていきますよ。
捲土重来を期してほしいものです。

ありがたいことです。

| | コメント (0)

2017.11.17

【はっしゃん】<理論株価まとめ>銀行業界

はっしゃんです。

各行の決算が出揃いましたので、
銀行業界の理論株価まとめです。

銀行業界の理論株価は横ばいから
回復傾向ですが、伸びは鈍く、
2016年のマイナス金利導入が重しとなり、
低迷が続いています。

また、フィンテックが大きく進歩。
AIの導入や仮想通貨の台頭で、
事業構造も大きく変わろうとしています。

* * *

<8306>三菱UFJ [2Q決算]
 株価 743
 理論株価 612→639 (+4.4%)
 株価診断 [適正] 倒産確率 0.0%

M8306_20171117


<7182>ゆうちょ銀 [2Q決算]
 株価 1,386
 理論株価 1,276→1,298 (+1.7%)
 株価診断 [適正] 倒産確率 0.0%

M7182_20171117


<8316>三井住友FG [2Q決算]
 株価 4,361
 理論株価 4,051→4,122 (+1.8%)
 株価診断 [適正] 倒産確率 0.0%

M8316_20171117


<8411>みずほFG [2Q決算]
 株価 197
 理論株価 171→183 (+7.0%)
 株価診断 [適正] 倒産確率 0.0%

M8411_20171117


* * *

マイナス金利下ということもあり、
1年物の定期預金の金利は0.01%。
100万円を1年預けて利子100円。(笑)

一方で、電子マネー・仮想通貨が普及し、
リテール分野で銀行の地位は低下しています。

必要とされなくなった銀行は店舗を削減し、
行員をリストラして生き残ろうとしています。

IMFは世界大手銀行の中でも
ROE8%未満の銀行を低収益行と位置づけ、
持続可能なリターン水準にないと、
警告を発しています。

2017年中間期のメガバンク3行の
ROEは6-7%程度が現状。

また、国際金融行ではないものの、
すったもんだで民営化したゆうちょ銀にいたっては、
ROE3%とさらに低い利益水準にあります。

フィンテック革命により金融業務は激変しています。
生き残るためには変わるしかありません。

ありがたいことです。

| | コメント (0)

«【はっしゃん】週次PF概況11/17