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2004.11.14

【はっしゃん】ネット小売業

今日はネット小売業について。

さて、ネットバブルの頃は、
ネットビジネスによる脅威が声高に叫ばれ、
関連銘柄が上昇する反面で
既存業者は大きく売られていました。

さすがに今となってはネット企業なら
何でも買いなどという人はいません。
もちろん、理由はネットバブルの崩壊ではなく、
ネットのビジネスモデルが研究されて
正当な評価をされるようになったからです。

では、ネット小売業を考えてみましょう。
いわゆるネット通販には、
・ネットを通じ全国区でビジネスできる
・店舗を持つ必要がない
・小資本でスタートできる
という特徴がありますが、

同じように、
・顧客がネット利用者に限定される
・倉庫と配送設備は必要
・参入障壁が低い
という欠点があります。

従って、既製品を売るだけのビジネスでは、
・ネットを通じて新規顧客を開拓できる。
・店舗在庫を流用できる
・すぐに始められる
ということで、既存業者のネット参入が
進んでしまいました。

よく考えると分かると思いますが、
本などのネット通販では、
本来は、既存業者が圧倒的に有利です。

結局、ネット通販で成功するためには、
既存業者には真似できないような
絶対的な強みが必要となります。

それは、おおむね
・品揃え、評価情報、検索機能などサービスの優位性
・他社に真似できない注文生産型の商品の提供
・既存業者が扱いにくいニッチ商品への特化
・チケット、宿泊などのサービス商品の取り扱い
・在庫不要なデジタルコンテンツの提供
のようなものになるでしょう。

どのネット企業がどのタイプかは、
わかる人には分かりますよね。
ネット小売業は研究してみると面白いですよ。

ありがたいことです。

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2004.11.08

【はっしゃん】証券マンとの会話

とある証券マンと話す機会があったので、
その時の会話から。

「株式投資で成功するためには、
 自分で考えて自分の判断で
 売買することが重要ですね。」

「わたしたちは、専門家ですので、
 お客様には、株価のことなど気にせずに、
 わたしたちに、まかせてほしいと
 思っています。」

「それは、ちょっと無責任でしょう。
 最後は自己責任ですから、
 任せられないですよ。」

「ですから、お客様の運用方針に沿った
 ご提案させていただいています。
 株のことは、わたしたち専門家にまかせて、
 余った時間を、ご自身の事業や家族のために
 お客様の幸せのために有効に使ってほしい。
 そう思ってご提案をしているのです。」

「(なるほど、これが殺し文句なのかなあ。)
 言われていることは、分かるけど、
 わたしには株式は、それほど難しくないし、
 長期投資だから時間も関係ないよ。
 それに相場を張って市場マインドを掴むことは、
 自分や事業にもプラスだと思っていますよ。」

「もちろん、そういう方もいらっしゃいますが、
 お客様のような方は、非常に少数ですけどねえ。(笑)
 株式はわたしたちに、まかせていただいて、
 ご自身のお仕事に専念していただく方が。。。」

「そう言われても、仕事の方は、
 暇なんですけど。(苦笑)」
という感じで、最後まで、
かみ合わなかったです。(笑)

ありがたいことです。

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2004.11.04

【はっしゃん】ドミナント戦略

今日は小売業の基本戦略から
ドミナントについて。

多くの小売業者は、
店舗を出店するときに、
ドミナント戦略を取ります。

ドミナント戦略とは、
集中出店戦略とも呼ばれていて
商圏が限られている
コンビニやスーパーでは常識です。

もちろん、本屋さんやレンタルビデオ屋さんでも
ドミナント出店は効果的です。
1つの地域に集中的に出店することで、
 1.商圏におけるブランド認知
 2.物流の効率化
 3.広告の効率化(協賛セールなど)
 4.商圏共有による囲い込み(ポイントカードなど)
のようなメリットがあります。

トップカルチャーは、去年から今年にかけて
わずか1年ほどの間に
群馬県の伊勢崎市を中心とするエリアに
蔦谷書店を4店舗を集中出店させました。

それは、
 伊勢崎平和町店
 伊勢崎安堀店
 伊勢崎茂呂店
と隣接する太田市の
 太田店
4店舗です。

これらは、いずれも地域トップクラスで
4店舗の売り場面積は、
実に2000坪にもなります。

商圏は、伊勢崎市が13万人。
太田市が15万人。
両市ともTSUTAYAの空白地エリアですから、
たいへんなインパクトですね〜。

戦略が成功するかどうかは、
じっくりと、見せていただきましょうかね。

ありがたいことです。

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