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2004.12.13

【はっしゃん】アップルの野望その1

これまでに述べてきたように、
日本の音楽配信ビジネスは、
盟主であるソニーの失敗もあり、
遅々として進んでおりません。

一方のアメリカでは、
iPod、iTunesを要して
圧倒的なブランド力を持つ
アップルコンピュータによる
iTunes Music Storeの成功もあり
一気に普及してきました。

ちなみに、アップルコンピュータの株価は、
音楽事業の売上と比例するように、
右肩上がりの上昇を続けていて、
2年前の5倍以上の水準にあります。

現在iPodは、携帯型HDDオーディオの分野で
90%という圧倒的な市場シェアを持っており、
そのブランド力で市場を支配しています。
アップルは、かつてソニーが支配していた
市場をまんまと乗っ取ることに成功したのです。
iPodの成功要因については、
いずれじっくりと分析してみたいと思います。

また、音楽ソフトiTunesは、
アップルのサイトから誰でも
ダウンロードできるようになっています。
長らく、VAIO限定を続けていた
ソニーとは対照的です。

さらに、iTunes Music Storeにおいては、
すでに1億曲の楽曲販売に成功し、
音楽配信ビジネスでも70%程度の
市場シェアを占めているようです。

最近では、アップルの成功をみて
ソニーはもちろん、マイクロソフト、ヤフーなどの
世界的なメディア企業が次々と
音楽配信ビジネスへの
本格参入を表明してきました。

かつてパソコン市場において
技術力で優位にありながら、
ビジネスにおいてマイクロソフトに
屈したアップルコンピュータですが、
今や音楽ビジネスにおける
最先端企業へと変貌しつつあります。

その先行者利益は、
決して小さいものではありません。

ありがたいことです。

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