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2005.09.10

【はっしゃん】の持株会のすすめ

今日は持株会について語ってみたいと思います。
少し長文ですが、よろしければお付き合いください。

●持株会とは?
 四季報をみると、株主上位に
 従業員持株会が入っている
 ところを見かけると思います。

 持株会は、従業員が給料の一部を積み立てて
 自社株式を購入する制度です。

 持株会を通じて購入した自社株は、
 市場でいつでも売却できますので、
 持株会は、従業員の資産形成手段として
 大きな役割を果たしています。

●株式投資の登竜門
 わたしは新卒後10年間
 東京のIT企業に勤務した後、
 田舎に帰ってパソコン講師に転身しました。

 このIT企業が上場企業だったので
 持株会に入会し、これが株式投資の
 直接のきっかけになっています。

 サラリーマンにとって持株会は
 株式投資の登竜門になっています。

●持株会を利用しよう
 持株会投資については、
 賛否両論あると思いますが、
 【はっしゃん】式の長期投資では、
 「最大限に利用すべし」
 ということになります。

 持株会投資で成功した話は、
 あまり聞いたことがありませんが、
 【はっしゃん】持株会で少しばかりの
 利益を手にしていますので、
 簡単に紹介したいと思います。

●ドルコスト平均法
 持株会投資は必然的に長期投資、
 それもドルコスト平均法になります。
 これは、毎月同じ銘柄に同じ金額を
 投資し続けるという方法です。

 成長企業の場合、この方法は非常に有利です。
 わたしは、持株会を通じて退職するまで約10年間、
 毎月2~3万円(上限いっぱいまで)を
 自社株に投資し続けていました。

●持株会のメリット
 持株会の大きなメリットとして、
 投資対象となる会社のことを
 よく理解できる立場にあることが
 あげられると思います。

 勤務先だから当たり前ですが、
 他の投資家が知ることができない
 内部情報も知ることができますから、
 かなり優位な立場にあることは
 間違いありません。

 長期投資では企業分析が基本ですが、
 より多くの情報が手に入る勤務先企業は、
 ベストな選択肢の1つになると思います。

●持株会のデメリット
 持株会のデメリットとしては、
 企業が倒産した場合、
 収入と資産を同時に失う
 ことが言われています。

 ようするにリスク管理の問題ですが、
 これは株式投資や経営のことを
 全く知らない素人のリスクです。

 賢明なる投資家ならば、
 投資先企業の倒産リスクくらい
 容易に判断出来ると思います。

 わたしが持株会に入会していた時も、
 山一証券の倒産などがあり、
 持株会を敬遠する人は多かったですけど、
 株は安い時に買うものですからね。

●上場企業サラリーマンの特権
 持株会投資は上場企業に勤務する
 サラリーマンにのみ許された特権で、
 長期の資産形成で大きなメリットがある
 非常に意義のある制度だと思います。

 個人的には、上場企業に勤める
 唯一のメリットが持株会投資である
 といっても過言ではないと思います。

 極論すれば、従業員持株会のない会社、
 あるいは、長期投資に不適格な会社は
 雇用契約を結ぶ価値がないと思います。

 投資家として投資するに値しない会社に
 雇用されているって、それでいいんですか?
 ってことですね。

●上場企業と従業員の関係
 もっとも、わたしは二度と上場企業に
 勤務するつもりはありません。
 よくよく考えてみると、上場企業というのは、
 従業員ではなく、株主の方を向いた
 経営をしているんですよ。

 昔ながらの日本的な家族主義経営を
 貫いていることろは、もう皆無でしょう。
 厳しい国際競争に勝つためには、
 コスト削減が大前提ですから。

 そういう上場企業にとって従業員は、
 人件費の要因でしかないですから、
 株主の求める効率化経営に応えて
 企業価値を上げるためには。。。
 これ以上、言わなくても分かりますよね。
 株式投資を続けていくうちに、
 このカラクリに気がつき退職を決意しました。

 というわけで、上場企業に嫌気がさした
 わたしは、退職時に一部を売却して
 少しばかりの利益を得ました。
 その後、10倍以上になったので
 半分以上は売却済みですが、
 残りは、まだ保有していて、
 大きな含み益になっています。

●長期投資の王道
 わたしが持株会投資を始めたのは
 たまたまバブルの崩壊後からなので、
 運がよかった面も否定できません。(笑)

 しかしながら、持株会を通じて、
 ドルコスト平均法という
 長期投資の王道を10年近く
 実践したことは間違いありませんし、 
 これが株式投資を志す契機になりました。

 今でも同じ状況なら
 同じことをすると思います。

 上場企業サラリーマンのみなさん、
 持株会投資を積極的に活用しましょう。

ありがたいことです。

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