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2005.09.10

【はっしゃん】持株会と長期投資

今日は持株会での長期投資について。


持株会とは?
 四季報をみると、株主上位に
 従業員持株会が入っている
 ところを見かけると思います。

 持株会は、従業員が給料の一部を積み立てて
 自社株式を購入する制度です。

 持株会を通じて購入した自社株は、
 単位株まで貯まると自己名義に振り替えて
 市場で売却できるようになりますので、
 長期間に渡る株式での資産形成手段として
 大きな役割を果たします。


株式投資の登竜門
 はっしゃんの場合は、
 新卒入社が上場企業だったので
 そのまま持株会に入会。
 これが株式投資の直接のきっかけ
 になりました。

 サラリーマンにとって持株会は、
 株式投資の登竜門ともいえます。

 持株会での投資については、
 賛否両論あると思いますが、
 はっしゃん式スロートレードでは、
  「最大限に利用すべし」
 という考え方です。

 持株会投資で成功した話は、
 あまり聞いたことがありませんが、
 はっしゃんは持株会長者(笑)でもありますので、
 少し紹介したいと思います。


ドルコスト平均法
 持株会投資は必然的に長期投資、
 それもドルコスト平均法になります。
 これは、毎月同じ銘柄に同じ金額を
 投資し続けるという方法です。

 成長企業の場合、この方法は非常に有利です。
 はっしゃんの場合は、持株会を通じて退職するまで
 10年以上、自社株に投資し続けていました。
 積立金額は、毎月約3万円+ボーナス時3倍で、
 のべ投資金額は約600万円です。

 ちなみに持株会では、
 積立金額の変更もできます。
 はっしゃんの場合でも、ITバブル時に
 自社株が人気化して大きく上昇、
 理論株価と比べ超割高になった時には、
 積立金額を1000円(笑)に変更していました。


持株会のメリット
 持株会の大きなメリットとして、
 投資対象となる会社のことを
 よく理解できる立場にあることが
 あげられると思います。

 勤務先だから当たり前ですが、
 他の投資家が知ることができない
 内部情報も知ることができます。
 極めて優位な立場にあることは
 間違いありません。

 もちろんインサイダー取引になりますので
 通常取引には制限がありますが、
 いわば合法的にできるインサイダー取引が、
 持株会というわけです。
 これは、ものすごく魅力的です。(笑)

 また、退職後も元勤務先ですので、
 インサイダーは厳禁ですが、
 人や商品、店舗、新規事業の動きなど、
 内部事情を知っているだけに何かと有利です。

 長期投資は企業分析が基本ですが、
 成長戦略や人事情報など
 第三者が入手困難な情報まで
 分析できる勤務先企業は、
 ベスト選択肢の1つに値するでしょう。


持株会のデメリット
 持株会のデメリットとしては、
 企業が倒産した場合、
 収入と資産を同時に失う
 ことが言われています。

 ようするにリスク管理の問題ですが、
 これは株式投資や経営のことを
 全く知らない素人の場合のリスクです。

 賢明なる投資家ならば、
 投資先企業の倒産リスクくらい
 容易に判断出来ると思います。

 また、分からない人向けには、
 理論株価WEBと倒産確率WEBを、
 はっしゃんが公開しています。(笑)

 わたしが持株会に入会した時も、
 山一証券の倒産などがあり、
 敬遠する人がかなり多かったですけど、
 株というのは安い時に買うものですからね。

 もちろん、株式ですので資産変動が
 大きいのは事実ですが、
 それは皆さんよくご存じでしょう。

 はっしゃんの場合も勤務先がIT系で
 持株会でITバブルも経験しましたが、
 こういう時は、いきなり10倍になったり、
 バブル崩壊後に10分の1になったりもします。(笑)


上場企業サラリーマンの特権
 持株会投資は上場企業に勤務する
 サラリーマンのみに許された特権で、
 長期の資産形成で大きなメリットがある
 非常に意義のある制度だと思います。

 個人的には、上場企業に勤める
 「唯一のメリット」が持株会投資である
 といっても過言ではないと思います。

 極論すれば、従業員持株会のない会社、
 あっても、持株会での長期投資に不適格な会社には、
 雇用契約を結ぶ価値がないと言えます。

 退職後は会社を離れることになりますが、
 持株会で積み立てた株式は、
 自己名義で継続保有できます。

 はっしゃんは、退職時に一部を売却しましたが、
 残りは投資価値がありと判断して長期保有していて、
 積立金額比で数倍になっています。(2017年末現在)


長期投資の王道
 はっしゃんが持株会を通じて、
 ドルコスト平均法という
 長期投資の王道を10年以上、
 実践できたことは非常に有意義でした。

 そして企業分析についても、
 持株会を通じて自社に興味を持ち、
 多くのノウハウを学びました。

 今でも同じ状況なら
 同じことをすると思います。

 上場企業サラリーマンのみなさん、
 持株会投資を積極的に活用しましょう。

ありがたいことです。

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