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2005.10.30

【はっしゃん】長期投資の心構え

今日は長期投資の心構えについて
書いてみたいと思います。

長期保有の持株がいきなり
下方修正を発表して、
赤字に転落してしまいました。
株価は売り気配スタート。

さて、どうする?

こういう状況になってしまったら
もう負けを認めるしかないです。
わたしなら、全株投げ売りです。

敗因は、
・下方修正を予測できなかったこと
に尽きます。

少なくとも月次情報を公開している
企業に投資をしていれば、
下方修正や赤字決算を
見抜けないはずはないと思います。

通常、業績未達の要因のほとんどは、
売上の低迷によるものだからです。
粗利が販管費を下回れば赤字です。

逆に、M&Aや時価会計導入による
特別損失による赤字のケースは、
全く気にする必要はありません。
本業である経常利益が黒字なら
株価への影響は軽微です。

赤字の要因としては販管費比率の悪化を
上げるケースがよくありますが、
分子である販管費は固定であり、
分母である売上が不振だから
販管費比率が悪化するだけのことです。

 販管費比率=販管費÷売上

小売業でありがちなパターンとしては、
無計画な出店で店舗を増やしたものの、
自社や他社の店舗と競合が発生してしまい
販管費の伸びを売上増加で吸収しきれなく
なってしまうというケースです。

月次情報で売上や出店状況をチェックし、
四半期決算で粗利や販管費を精査すれば、
このような状況は予測可能です。

では、実際に赤字や下方修正に
なりそうだったら、どうしたらいいのか?
ここが、業績分析に基づく長期投資の
最大のメリットだと思うのですが、
いくらでもあるんですよ、考える時間が。

業績不振が一時的なものなのか、
来期以降は回復する見込みがあるのか。
同業他社との力関係に変化はないのか。
中期計画への影響はあるのか。
ファイナンス計画に変更があるか。
などなど、納得いくまで分析して、
自分なりの結論を出すことができるんです。

たとえ下方修正でも赤字でも
あらかじめ想定されたことなら、
売り気配スタートでも
冷静に見守ることができますよ。
覚悟ができていればね。

朝刊を見たら赤字転落となっていて、
株価は、売り気配スタート。
こうなってしまっては、正常な判断なんて、
できっこないんですよ。

わたしは、大事な投資資金に
そのようなリスクは取れないですね。
だから、長期枠の投資先を
月次情報を公開している
小売業に限定しているのです。

ありがたいことです。

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2005.10.29

【はっしゃん】オンリーワン企業の買い方

今日はオンリーワン企業の
買い方について取り上げてみます。

とりあえず、同業他社比較で
A評価とした8つの企業の
(ニトリは当時B評価でしたが、
その後、上方修正しています。)
株価チャートをみてください。

s2674

s2685

s2769

s2791

s3338

s3349

s4680

s9843

全部で8枚もチャートがあるので、
見づらいかもしれませんが、ご容赦ください。

99プラスとハードオフを除いて
右肩上がりのチャートに
なっていると思います。

(ハードオフは、上場市場の変更が
あったためで、ジャスダックから
連続してみると右肩上がりです。)

典型的なオンリーワン型成長企業の
株価チャートはこのような右肩上がりです。
つまり、オンリーワン企業の株は、
「基本的にいつ買ってもいい」
ということになります。

「本物のオンリーワン企業」なら、
少しくらい高い局面で買ってしまっても
長期保有に徹すれば必ず含み益になります。
しかも、早く買えば買うほど、
その後の利益率も高くなるわけです。

ですから上級レベルの成長株投資家には、
「損切り不要」という人もいるくらいですが、
わたしは、それほど分析力はないですし、
なによりも「含み損はストレスになる」ので
愚直にも損切りを徹底しています。(笑)

特に企業分析力が未熟な場合は、
間違った企業を選ぶ可能性もありますから、
損切りを確実にしておかないと、
取り返しのつかないことになると思います。

さて、「いつ買ってもいい」成長株にも
株価チャートで見れば「踊り場」と呼ばれる
調整局面があります。
狙い目は、「株価チャートの踊り場」です。

各社の株価チャートを見ても
踊り場を過ぎると株価が急上昇
しているのが分かると思います。

株価チャートの踊り場には2種類があり、
・高PERが修正されるテクニカル的なもの
・一時的に業績が低迷するファンダメンタルズ的なもの
のどちらかになりますが、
これはPERラインや業績分析などで
判断することが可能です。

例えば、2769 ヴィレッジVのチャートは、
右肩上がりに見えますが、
2004年5月の高値からわずか5ヶ月で
半値以下に沈んでいます。

これは、一時的に人気化して
高PERになったために
必然として起こった調整です。

小売業のPERは高成長企業でも
30倍が限度だと思いますので、
これ以上の高PERになってくると
見送りが賢明でしょう。

つまり、適正なPERなら
いつ買ってもよいということです。

もう1つの一時的な業績の低迷は、
実際に業績が低下しますので、
分かりやすいのですが、
・一時的な低迷なのか
・成長倒れなのか
を判断する必要があり、
より詳細な分析が必要になってきます。

事実上、成長倒れになっている企業でも、
自ら成長を放棄するようなことは
決していいませんから、
自分で分析して判断するしかありませんし、
結果は後にならないと分かりません。

成長倒れのケースでは、
時系列の自己資本比率や
金利負担などが参考になります。

自己資本比率が20%以下で
かつ年々低下していれば、
過度の負債に頼っているということで
赤信号だと思います。

しかし、本物のオンリーワン企業なら、
業績が低迷しているときこそが、
安く買えるチャンスとなるわけです。

例えば、おなじみの99プラスですが、(笑)
高PERの水準訂正と業績低迷という
2つの条件が重なって
大きな調整局面にあります。

わたしは、99プラスを本物の
オンリーワン企業と評価しているので、
買いチャンスを探っていますが、
結果は、今後の成長で証明されるのを
待つしかありません。

s7640

最後に、わたしの集中投資銘柄の
トップカルチャーのチャートです。
トップカルチャーも今期は
まさに「踊り場」にあったわけですが、
個人的には脱出のメドはついたと思っています。
これからの株価が楽しみです。

ありがたいことです。

記事中のチャートは明日香を利用しています。

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2005.10.25

【はっしゃん】全国ご当地銘柄

今日は少し柔らかい話題です。

小売業やサービス業の銘柄を
発祥地や展開地域別に見てみると、
それぞれに特色があって
なかなか楽しめます。

地方発祥で既に全国展開を
している企業もあれば、
地域密着型で頑張っている
ところもあります。

同業他社比較のシリーズの
優良成長株から各地域のご当地銘柄を
ピックアップしてみました。

北海道
 9843 ニトリ(ホームファッション)
東北
 2792 ハニーズ(カジュアル衣料)
 3385 薬王堂(ドラッグストア)
関東
 2685 ポイント(カジュアル衣料)
 3338 九九プラス(生鮮コンビニ)
 4724 シチエ(レンタル・アミューズメント)
 7606 Uアローズ(カジュアル衣料)
 7617 オオゼキ(食品スーパー)
 7532 ドンキホーテ(ディスカウントストア)
 9989 サンドラッグ(ドラッグストア)
北信越
 2674 ハードオフ(リサイクルストア)
 2772 ゲンキー(ドラッグストア)
 7640 トップカルチャー(書店・レンタル店)
 8218 コメリ(ホームセンター)
東海
 2769 ヴィレッジV(雑貨店)
 2681 ゲオ(ゲーム・レンタル店)
 2782 セリア(100円ショップ)
 7649 スギ薬局(ドラッグストア)
近畿
 2735 ワッツ(100円ショップ)
 4680 ラウンドワン(アミューズメント)
 7545 西松屋チェーン(ベビー用品)
中国
 2791 大黒天物産(食品ディスカウント)
 7610 テイツー(リサイクルストア)
四国
 なし
九州
 3349 コスモス薬品(ドラッグストア)
 2328 アリサカ(アミューズメント)

関東にファッション系が多いのは当然ですけど、
他では、ドンキ、シチエ、九九プラスなど
24時間営業で体力勝負みたいな(笑)
ところが多いような気がします。

ホームセンターやドラッグストアなど
大型店舗のチェーンは地方が多いですね。
やはり、おおらかなんでしょうか。

個別では、ハードオフ、コメリ、トップカルチャー
の3企業がエントリーしている新潟県には、
個性的な面白い企業が多いと思います。
逆に、四国は優良小売業不毛の地ですね。

ご当地銘柄のいいところは、
実際に店舗に足を運んだりして
リアルな情報が手に入ることだと思います。

知り合いに関係者なんかがいれば、
売上の好不調なんかも月次情報よりも
先に手に入るでしょうし。

そのほかでは、株主優待が
効果的に利用できるという
メリットもありますね。

ご当地銘柄を実地調査という観点でみれば、
各社のチェーン店がしのぎを削る
都市圏在住の人は有利だと思います。

ちなみに、わたしは地方在住なので、
実地調査のチャンスは、あまり多くありませんが、
それをハンディと思ったこともありません。
もちろん、近くにお店が開けば、
行くと思いますけどね。(笑)

今回、取り上げた企業の店舗がお近くにある方は、
一度、実地調査をしてみてはいかがでしょうか。

なお、実地調査でも可能であれば
同業他社との店舗比較をオススメします。
同業態でも、それぞれの特色が出ていて
面白いのではないかと思います。

ありがたいことです。

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2005.10.22

【はっしゃん】オンリーワン企業の探し方4

オンリーワン企業の探し方
の4回目です。

今日のテーマは成長余力です。
オンリーワン企業といえども
成長が止まってしまえば、
株価の上昇もあまり期待できません。

例えば、カジュアル衣料店ユニクロを
全国展開するファストリテーリング。
同社は、低価格フリースの大ヒットなどで、
最高売上を記録した2001年8月期を頂点に
ずっと低迷が続いています。

先駆けとなった製造小売りモデルで
利益率は18.9%と業界最高レベルの
水準を維持していますが、
日本では、これ以上売る場所がないみたいです。
海外展開や野菜の販売は失敗でした。(笑)

同社のジレンマは深刻です。
M&Aで事業を拡大しようとしても
同社の経常利益率18.9%を超えるような
商売なんて、そうあるわけはないですから。
儲からない商売に投資してしまえば、
株主利益を損なってしまいます。

最近は経営陣もゴタゴタしていますし、
いったい何をやっているんだろう。
という印象を受けます。

まとめると、
・小売業の成長には地理的な限界がある
・海外に進出して成功した小売業はない
・オンリーワン企業は事業の拡張・転換が難しい
ということになります。

従って、オンリーワン企業への投資で
重要なのは、成長余力の見極め
ということになると思います。
そして、青田買いじゃないですが、
規模が小さい企業ほど成長余力が
大きいのは言うまでもありません。
もちろん、リスクも大きいのですが。

また、成長余力の見極め方としては、
企業規模に加えて、
・競合の存在と商圏
・市場規模と占有率
の分析が重要になってきます。

競合の存在については、
同業他社比較よりもさらに踏み込んで
直接競合する企業同士を比較分析
する必要があると思いますが、
これは、かなり難易度が高いと思います。

わたし自身もトップカルチャーの
関東進出にあたって
競合他社を甘く分析していたため、
今期の減速を予測できませんでした。

まあ、3年前にそこまで予測することは、
不可能だと思いますけどね。(笑)
予測分析の精度には限界がありますから、
いくら複雑な分析をしてみたところで、
実際にどうなるのかは、結果が出てみないと
誰にも分からないと思います。

ところが、ビジネスモデル創造企業である
オンリーワン企業の多くは、
明確な競合が存在していないんです。
ポイントは、この「競合がいない状況」
だと思います。

つまり、自社店舗の商圏を除くと、
日本全国が空白地の
一人勝ち状態になっていますから、
 成長余力 = 出店していない地域
となるわけです。

これなら、分析も簡単ですよね。(笑)
もちろん、市場規模が拡大してくると、
後発企業の参入なども出てくるわけですが。
小売業は、しょせんは流通産業ですから、
出店地域、ターゲット層、品揃え、価格、営業時間、
売場面積、内装、接客サービス、収益性などで
いかに他社と差別化できているかということです。

このように、オンリーワン企業投資の
最大のメリットは、成長余力の分析や
見極めが簡単なこと。これに尽きると思います。

次に商圏ですが、これは、
店舗を展開するために必要な
商圏人口ということです。

例えば、東京ディズニーランドは、
首都圏という大規模商圏と
鉄道、航空のハブとの隣接を前提として
成り立っています。

オリエンタルンドがテーマパーク随一の
オンリーワン企業であっても、
他に展開可能な商圏はないわけです。

逆に生活密着型のコンビニなら、
半径500m以内に1000人程度の
商圏人口があれば展開できます。

人口5万人の程度の商圏地域なら、
おおざっぱにいって
50件までのコンビニを展開できる
ということになります。

仮に同業他社が30店舗展開していたら、
残りは20店。競合があれば、
出店地域の選別が厳しくなっていきます。

逆に、同じ地域にドラッグストアや
生鮮コンビニが存在しなかったら、
コンビニとは異なる切り口で
顧客サービスを提供できますから、
これらの企業には有利になるでしょう。

このように、商圏人口を分析することで、
空白地への出店余地について、
より具体的に分析することができます。

次に市場規模や占有率については、
とりあえず同業他社比較の表を利用して
業界単位で集計することで
ある程度は参考にすることができます。

kouri_gyokai_4

この表は、業界別に売上規模と
成長率を分布させたものです。
それぞれの業界の特徴が出ていて
面白いのではないかと思います。

ありがたいことです。

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2005.10.20

【はっしゃん】オンリーワン企業の探し方3

オンリーワン企業の探し方
の3回目です。

今日のテーマは同業他社より
利益率が低い企業です。

オンリーワン企業を探す場合、
「利益率の高い企業を探す」
だけでは、多くの有望な企業を
見逃してしまうことになります。

「株価は利益に比例する」わけですから、
少しくらい利益率が低くても
それをカバーする売上を計上すれば、
利益も大きくなり、株価も上昇します。

特に「利益率が低い」にも関わらず、
高成長を続けている企業には、
それなりの理由があります。

例えばコスモス薬品は2万人程度の生活圏に
食料品も取り扱う大型ドラッグストアを展開しています。

コスモス薬品の経常利益率は、
業界トップのサンドラッグ(7.3%)の
半分以下の3.1%しかありません。

利益率が低いコスモス薬品がダメかというと、
そうでもなく、サンドラッグと商圏が競合する
福岡などでも棲み分けています。

食料品は利益率が低い反面で、
顧客層を広げ、リピーターを増やす
という効果があります。

売上げ構成の違いは、
四季報などで比較できます。

       サンドラッグ コスモス薬品
 医薬品    31%    21%
 化粧品     35%   17%
 雑貨ベビー  18%   16%
 食料品     0%    45%

どちらが優れているというのではなく、
コスモス薬品とサンドラッグは、
ビジネスモデルの異なる企業なんです。

2002~2005年の成長率は、
サンドラッグが170%なのに対して
コスモス薬品は349%の水準にあります。
今期の月次業績をみてもサンドラッグより
コスモス薬品の方が好調みたいです。

利益率が半分でも売上が2倍成長すれば、
利益の増額分は同じですから、
成長率と利益率から見た場合、
2社は甲乙付けがたい状況だといえます。

また、「利益率が低い」企業には、
「参入障壁が高い」という
大きなメリットがあります。

高収益企業には、資本効率の面から
利益率の低いビジネスへの参入が
難しい側面があるからです。

例えば、99プラスの経常利益率は
わずか2.3%しかありません。
粗利が少なく、経費のかかる生鮮食料品を
99円で売るから当たり前ですが、
この利益率の低さが、
逆に99プラスの強みになっています。

後発でローソンなどが参入してきましたが、
なかなか儲からないから
ビジネスが軌道にのっていません。
低利益率であっても、
99プラスの2002~2005年成長率は
436%と群を抜いています。

高成長の結果、利益率が低い企業の場合、
低い利益率が持続するわけではありません。
利益率より成長速度を優先している場合は、
将来的には、利益率も回復すると
考えるのが妥当だと思います。

このように利益率は各社のビジネスモデルや
成長ステージと密接な関係にありますので、
その特徴を分析することで、他社に対する
優位性が明らかになってくるわけです。

次回は、オンリーワン企業の
成長余力の見極めについて
書いてみたいと思います。

ありがたいことです。

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2005.10.19

【はっしゃん】オンリーワン企業の探し方2

オンリーワン企業の探し方
の続きです。

オンリーワン企業を探すときに
重要な2つ目の指標が経常利益率です。
(営業利益率でもいいのですが。)

企業が利益追求団体である以上、
優れたビジネスモデルは、
優れた収益モデルでもあります。

基本的に利益というのは、
売上に比例して拡大しますので、
売上規模が大きいほど
利益も大きくなります。

しかし、売上に占める利益の割合は、
同業他社でも違ってきますので、
経常利益率に注目することで、
ビジネスモデルを収益構造から
分析することが可能となるわけです。

なお、小売業投資のすすめで簡単に紹介していますが
 利益 = 粗利 - 販管費
となっています。

同業他社比較シリーズでは、
時間短縮のため直近の利益のみ
ピックアップしていますが、
詳しく分析する場合は、
少なくとも過去3期程度の
損益計算書を遡って
粗利や販管費を分析することに
なると思います。

さて、利益率で注目すべき企業には、
・同業他社より利益率が高い企業
・同業他社より利益率が低い企業
の2つのパターンがあります。

前述のように利益はスケールメリットの
影響を大きく受けますので、
基本的に上位の企業ほど
利益率が高い傾向があります。

従って、中下位グループ中で
利益率が高い企業があれば
注目に値すると思います。
さらに、高い成長力を併せ持っていれば、
オンリーワン企業の可能性が高いです。

例えば、食品スーパー業界
 2791 大黒天物産は、
上場24社の中で売上規模は
下から2番目なのですが、
経常利益率が6.3%と第2位です。
(1位は首都圏特化型のオオゼキ)

さらに、2002~2005年の成長率が260%と
オンリーワン企業の典型的な数字が
ピックアップされています。

実際には調べてみると分かりますが、
大黒天物産は、24時間営業で
エブリデーロープライス型(チラシ配布なし)の
食品ディスカウントスーパーという
新しいビジネスモデルの企業です。

そのほかでは、【はっしゃん】の注目銘柄として
何回か紹介させていただいている
 2769 ヴィレッジV
が、売上下位・高成長・高収益パターンの
典型的なオンリーワン企業だと思います。

ヴィレッジVも書籍と雑貨の複合陳列という
全く新しいビジネスモデルの企業ですが、
このように、オンリーワン企業には、
既存の業種分類の枠に収まらない
ケースが多々あります。

このタイプでかなり駆け上がってしまったのが
良品計画、ドンキホーテ、ニトリ、コメリ
などの個性豊かな企業たちです。

次に、同業他社より利益率が低い企業。
これについては意外感があると思いますが、
説明すると、納得していただけると思います。

長くなってきたので続きは
次回にしたいと思います。

ありがたいことです。

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2005.10.17

【はっしゃん】オンリーワン企業の探し方

オンリーワン企業とは、
他社に比べて優位性を持つ
強いビジネスモデルを有した
勝ち組企業のことです。

業界トップの地位にある勝ち組企業の
多くもオンリーワン企業ですが、
株価は利益に比例しますから、
これから利益の伸びが大きく見込める
成長余力のある企業を探すことが
大事なことだと思います。

今回は同業他社比較を利用した
オンリーワン企業の探し方について
書いてみたいと思います。

前回の同業他社比較で成長株を探す
で書きましたが、
わたしが同業他社比較で使っているのは、
・[安定性]自己資本比率
・[成長性]売上増加率
・[収益性]経常利益率
・[割安性]PERと配当利回り
・[公平性]月次情報の有無
の5つです。

この中で自己資本比率は、
長期の利益蓄積やファイナンスで
決まる数字のため、
オンリーワン企業かどうかには
全く関係がありません。

また、PERと配当利回りも
業績予想と株価の関係を表す
割安度の指標に過ぎませんので、
売買タイミングには重要ですが、
オンリーワン企業かどうかには、
関係ありません。

月次情報の有無は、
投資対象の判断には重要ですが、
投資不適格企業にも
オンリーワン企業はありますので、
これも関係ありません。

というわけで残りの2つ
・売上増加率
・経常利益率
がオンリーワン企業を探すのに
非常に重要な指標になります。

成長途上のオンリーワン企業は
当然、高成長になりますから
成長率の高い企業を探すというのは、
妥当な方法であるといえます。

また、成長率は絶対比較でなく、
同業他社内の相対比較がよいと思います。

例えば、ドラッグストア業界は、
業界全体が高成長ですから、
ある程度の成長路線は当たり前です。
注目すべきは、その中でも
特に成長率が高い企業ということに
なると思います。

同業他社比較シリーズでは、
時間短縮のため過去の数字を
ピックアップしているだけですが、
有望な成長企業が見つかったら
決算書や事業報告書をチェックします。

さて、成長企業の多くは、
 2008年までに売上○○億円。
 2010年までに○○店舗。
などの具体的な成長戦略を
公表しています。

例えば、サンドラッグは、
2010年までに売上4000億円。
(現在は1500億円)
ラウンドワンは、2008年3月に
EPSを27400円
(現在は8000円)
99プラスは2010年までに
全国3000店舗
(現在は700店舗)
という感じです。

数字だけ抜き出すと冗談みたいですけど、
本物のオンリーワン企業は、
これを達成していくんですよね。

この内容を精査して、
成長の実現可能性や、
将来の企業価値を皮算用します。

もっとも、中期計画は目標数値だけで
詳しく書いていることは少ないので
優位性や成長力については、
独自に分析する必要があります。

この分析で重要になってくるのが、
もう1つの指標である経常利益率です。

長くなってきたので続きは
次回にしたいと思います。

ありがたいことです。

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2005.10.15

【はっしゃん】株式投資とストレスの関係

わたしは株式投資でもっとも大事なことは、
ストレスにならないことだと思っています。

それが当たり前だと思っている人には
分からないかもしれませんが、
健康は本当にかけがえのないものです。

お金なんて、生きていくのに
必要な分だけあれば十分ですから、
家族の健康や幸せを維持するための
手段として使えばいいんです。

だから、命を削って仕事したり、
一時的な快楽を得たりするのは、
ナンセンスなことだと思います。

株式投資もストレスになるようなら
やめた方がいいと思いますし、
自分なりにストレスにならない
投資方法を実践できれば、
それが最高の投資法だと思います。

では、株式投資のストレス要因
ってなんでしょう?

いろいろあると思いますが
いちばん大きなストレス要因は、
「株価変動の不確実性」
ですかね。

不確実性がストレス要因になるのは、
なぜでしょうか?

みなさんは、為替が10%変動することに
ストレスを感じますか?
ちがいますよね。
日経平均にストレスを感じますか?
感じる人は株中毒かもしれません。(笑)

実際にストレス要因となっているのは、
元本保証がない株式資産の
減少リスクに対するものだと思います。

その解決策は、
・ストレスにならない金額を投資すること
・損切りを徹底すること
・企業分析を徹底すること
ではないでしょうか。

1つめは、誰でも簡単にできますよね。
2つめは、損切りルールのすすめ
詳しく書いています。
3つめは、現在わたしが実践している方法です。

ともかく、株価の値動きが気になるように
なってってきたら、赤信号ですね。

株価が気になってしまうのは、
それが「予測できない状態」にあるからで
まさにストレス要因になっています。

たかが株価のために、
大事な健康を害しているんですよ。

解決策は上の3つです。
ストレスにならない株式投資を
おすすめします。

ありがたいことです。

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