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2005.10.19

【はっしゃん】オンリーワン企業の探し方2

オンリーワン企業の探し方
の続きです。

オンリーワン企業を探すときに
重要な2つ目の指標が経常利益率です。
(営業利益率でもいいのですが。)

企業が利益追求団体である以上、
優れたビジネスモデルは、
優れた収益モデルでもあります。

基本的に利益というのは、
売上に比例して拡大しますので、
売上規模が大きいほど
利益も大きくなります。

しかし、売上に占める利益の割合は、
同業他社でも違ってきますので、
経常利益率に注目することで、
ビジネスモデルを収益構造から
分析することが可能となるわけです。

なお、小売業投資のすすめで簡単に紹介していますが
 利益 = 粗利 - 販管費
となっています。

同業他社比較シリーズでは、
時間短縮のため直近の利益のみ
ピックアップしていますが、
詳しく分析する場合は、
少なくとも過去3期程度の
損益計算書を遡って
粗利や販管費を分析することに
なると思います。

さて、利益率で注目すべき企業には、
・同業他社より利益率が高い企業
・同業他社より利益率が低い企業
の2つのパターンがあります。

前述のように利益はスケールメリットの
影響を大きく受けますので、
基本的に上位の企業ほど
利益率が高い傾向があります。

従って、中下位グループ中で
利益率が高い企業があれば
注目に値すると思います。
さらに、高い成長力を併せ持っていれば、
オンリーワン企業の可能性が高いです。

例えば、食品スーパー業界
 2791 大黒天物産は、
上場24社の中で売上規模は
下から2番目なのですが、
経常利益率が6.3%と第2位です。
(1位は首都圏特化型のオオゼキ)

さらに、2002~2005年の成長率が260%と
オンリーワン企業の典型的な数字が
ピックアップされています。

実際には調べてみると分かりますが、
大黒天物産は、24時間営業で
エブリデーロープライス型(チラシ配布なし)の
食品ディスカウントスーパーという
新しいビジネスモデルの企業です。

そのほかでは、【はっしゃん】の注目銘柄として
何回か紹介させていただいている
 2769 ヴィレッジV
が、売上下位・高成長・高収益パターンの
典型的なオンリーワン企業だと思います。

ヴィレッジVも書籍と雑貨の複合陳列という
全く新しいビジネスモデルの企業ですが、
このように、オンリーワン企業には、
既存の業種分類の枠に収まらない
ケースが多々あります。

このタイプでかなり駆け上がってしまったのが
良品計画、ドンキホーテ、ニトリ、コメリ
などの個性豊かな企業たちです。

次に、同業他社より利益率が低い企業。
これについては意外感があると思いますが、
説明すると、納得していただけると思います。

長くなってきたので続きは
次回にしたいと思います。

ありがたいことです。

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