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2005.11.01

【はっしゃん】長期投資の心構え2

長期投資の心構えの続編です。

長期保有の持株がいきなり
公募増資を発表して、
株価は売り気配スタート。

さて、どうする?

増資というのは、
新株を発行して企業活動のための
資金調達をする行為ですが、
(ファイナンスともいう)
発行株数が増えるため、
短期的には悪材料になります。

例えば、発行済株式数が
 100万株
の会社が20万株を増資して
資金を調達したとします。
発行後の株式数は
 120万株
に増えます。

その企業の純利益が
 6億円だったとしたら、
発行株数が100万株なら、
 1株あたり600円の利益
なんですが120万株だと
 1株あたり500円の利益
に目減りしてしまいます。
単純に新株分の分け前が減るんです。

そして株価は1株利益(EPS)に
比例するので、理論上は目減り分だけ
下落することになります。
これをEPSの希薄化といいます。

わたしは、次のように考えています。
公募にしろ第三者割当にしろ、
増資は、成長株投資にとって
避けて通れないことだと思います。
つまり、いつあってもおかしくない
ということです。

実施時期を正確に予測するのは困難ですが、
いつあってもいいように
心の準備をしておきましょう。
増資を受け入れない限り、
成長株投資はできないと思います。

また、増資は
「成長株にとって最大の買いチャンス」
になるんです。

特に小売業の場合は、
増資で調達した資金は、
新規出店に使われる
ケースがほとんどですから、
まっとうな成長企業であれば、
調達資金以上の利益還元がある
と考えるのが当然だと思います。

成長企業の株価チャートを見ても、
増資の希薄化分を吸収して、
上昇していくケースがほとんどです。

なお、増資の目的が
借入金の返済なんて場合は、
何の生産性もありませんから、
使途は確認しておきましょう。
それでも、バランスシートは
改善しますけど。
(自己資本比率の低い企業に多い)

というわけで結論は、
成長企業は増資で売るべからず。
買いチャンスと心得るべし。
となります。

次回は、MSCBについて
書きたいと思います。

ありがたいことです。

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