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2006.04.26

【はっしゃん】業績予想と株価予想

決算発表シーズンになってきました。

さて、企業分析による株式投資には、
 1)業績予想
 2)株価予想
の2つの要因が存在します。

どちらが重要かというと、
言うまでもなく業績予想です。

株価が見込み通り上昇しても
業績予想が外れていては
全く意味がありません。

この業績予想と株価予想の
当たりハズレを組み合わせると
4つのパターンがあります。

・もっともよい
 ○業績予想 ○株価予想

・その次によい
 ○業績予想 ×株価予想

・よくないが反省すれば次につながる
 ×業績予想 ×株価予想

・運がよかっただけ
 ×業績予想 ○株価予想

投資スキルの向上という意味では
なんらかの反省点があった方が
いいと思います。

業績予想が外れた場合は、
本当に正確な分析ができていたのか。
市場の雰囲気に流されただけでは
なかったか反省してみましょう。

株価予想が外れた場合は、
なぜ業績に市場評価が連動していないのか
調べ直してみる必要があるでしょう。
まあ市場評価は常に間違っているものですが、
もしかしたら自分だけの思い込みかもしれません。

上の4つのなかで、
もっとも注意が必要なのが、
4つ目の「運がよかっただけ」
というパターンですね。

わたしも反省すべき点がありますが、
運がよかっただけなのに
自分の実力と過信してしまうと
もう救いようがありません。(笑)

決算発表は自分自身が1年間で
どれだけ成長しているかを
確認するイベントでもあります。

1年前と現在とではどこが変わったか。
分析が正しかったか、運がよかったのか。
各社の株価と決算内容を確認して、
今後の投資方針を再確認しておきましょう。

ありがたいことです。

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2006.04.25

【はっしゃん】アホールドと安全圏

再び調整色が強くなってきましたが、
ポートフォリオに含み損はありませんか?

含み損の原因は
1)企業分析ミス
2)売買タイミングのミス
のいずれかになると思います。

長期投資の場合、
1)企業分析ミス
というのは犯しにくいし、
例え誤ったとしても
シナリオを修正できる人が
多いことと思います。

理由は長期投資というのは、
企業分析が基本なので、
得意分野だからです。
できて当たり前なんです。

むしろ
2)売買タイミングのミス
が疎かになっている
ケースが多いのではないでしょうか。

売買タイミングも
企業分析と同じくらい重要で、
パフォーマンスにも
大きく影響してきます。

例えば、同じ銘柄を手がけていて
成績に差が出てくるとすれば、
売買タイミングに改善余地はないか?
考えてみる価値はあると思います。

負けない投資をするためには、
・含み損を作らないこと
・投資機会を逃さないこと
が重要です。

そのためには、
・損切りは徹底的にする。
・暴落局面以外では買わない。
の2点を実行することが
効果的だと思います。

個人的な考えを言うと、
長期投資でもEPSが増えて
PERベースで安全圏になるまでは、
短期投資と同じだと思います。

放置プレイ、アホールドでいいのは、
あくまで安全圏に入ってからの話ですよ。

特に今のような相場環境では。
細心の注意を払うべきと思います。

ありがたいことです。

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2006.04.15

【はっしゃん】Web2.0と小売業の未来

今日はWeb2.0を紹介します。

Web2.0は、まだIT業界以外の人には
なじみが薄い言葉かもしれませんが、
小売業界にとっては、従来の常識を覆す
最新のWebマーケティング理論でもあります。

これから小売業の未来を考えるうえで、
「集合の知」や「ロングテールの法則」
などは、ぜひ理解しておく必要があります。

ちなみに、Web2.0的な成功例には、
amazonやiTunes Music Storeが上げられます。

どちらも、トップカルチャーと間接的に
競合しているビジネスですね。(笑)

Web2.0の書籍も色々でているようですが、
インプレスのInternetWatchに
小林祐一郎氏の初心者向けの好連載がありますので、
小売業に投資している人にも、一読をオススメします。

ホームページは「壁新聞」じゃなくなった
Webの姿を分析し、そこで起きていることを見ていこう
「ホームページ」→「ブログ」に見るWebの進化
O'Reilly氏による「Web2.0とは何か」のポイント(前編)
O'Reilly氏による「Web2.0とは何か」のポイント(後編)
ロングテールを活用するWebサービスとビジネスの仕組み
「Web2.0」を理解するための、たった2つのポイント
Web2.0を実感するために、ユーザーが経験するべき10のこと(前編)
Web2.0を実感するために、ユーザーが経験するべき10のこと(後編)
Web2.0というネットワークの中で「うまくやる」考え方
情報の量・質・流通スピードの変化がもたらすもの

わたしも、この入門講座で勉強していますが、(笑)
本当の意味でWeb2.0を理解するには、
ブログを開設して運営するのが一番です。

Web2.0の脅威を理解しないで
リアル店舗を運営するのは、
経営者としては愚かなことかもしれません。

同じようにWeb2.0の脅威を理解しないで
小売業界に投資するのも
ある意味では愚かなことだと思います。

コンシューマビジネスの世界で
リアルとネットは、限られた市場パイを
分け合う競合関係にあります。

わたしがリアル小売業に投資しているのは、
ネットが異常なレベルまで評価され、
リアルが割安なまま放置されているのを
独自分析で投資の好機とみているからです。

ありがたいことです。

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2006.04.14

【はっしゃん】長期投資とマイルストーン

今日は長期投資におけるスキルの向上と
マイルストーンについて書いてみます。

学習の基本は継続と反復です。
予習・復習を繰り返し、頭と体で
知識として覚えこませます。

スポーツや芸術でも同じです。
最初は基礎や型を繰り返し練習します。
分野によっては、モノになるまで
何年もかかる知識・技術もあります。

先日、この4月から小2になった娘の
ピアノコンサートがありました。
習い始めてから1年ですが、
ずいぶん上達するものですね。

まだまだお子さまレベルですが、
このような小さなスキル1つにも
努力の積み重ねは必要です。

また、長期間モチベーションを維持して
継続していくのは意外と難しいものです。
練習を強要させるのではなく
やる気にさせるにはコツが必要です。

娘の例ではピアノコンサートが
そのコツに当たるわけですが、
1つのマイルストーンですね。

マイルストーンを設定することで、
適度な達成感を味わいながら、
次のステップを目指していくわけです。

さて、問題は株式投資の場合なんですが、
多くの方が「時価資産」をマイルストーンに
設定しているのではないかと思います。

これは、あまり良くないですね。
そういうわたしも時価資産を毎月公開していますが、
あれは途中経過であって目標ではありません。(笑)

株価というのは、いい加減なものですからね。
時価資産をマイルストーンにしてしまうと
本来の企業価値とはなんの関係もなく
株価によって大きく変動することになります。

上昇すればいいですが、万が一、下降してしまうと、
モチベーションの低下要因になりますよね。
長期投資では上がる時も下がる時もあります。

そして、下がった時のモチベーション管理というのが
メンタルコントロールのテクニックとして、
投資マネジメント的にも、とても重要なんです。
そういう時に限って絶好の買いチャンス!
なんてことが多分にあるわけですから。(笑)

わたしが長期投資でマイルストーンにすべきだと思うのは
「保有年数」
「EPS」
「元本利回り」
「月次情報」
などです。

それぞれ、
・できるだけ長く保有しなさい
・成長力のある銘柄を選びなさい
・投資効率も考えなさい
・足元の業績チェックを怠ってはいけません
ということです。

株価や資産なんて、後からついてきますから
どうでもいいんですよ。(笑)

ストレスにならない範囲で
適切なマイルストーンを設定し、
モチベーションを維持していくことが
継続と長期的なスキル向上に直結します。

継続は力なりです。

ありがたいことです。

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2006.04.01

【はっしゃん】読まない本

本を買うのは簡単です。
お金を出せば誰でも買えます。

でも、本を読むのは
簡単ではありません。
時間と集中が必要です。

なんとなく買ってしまった
読まない本はありませんか?

本を所有していることに
満足しているコレクターに
なっていませんか?

 * * *

本を単に読むことと
理解することは別です。

また、理解することと
実践することも別です。

「写真入門」という本を
読んだとしましょう。

それだけで写真撮影が
うまくなるわけではありません。

本の内容を理解したうえで
実際にカメラを手に取り
経験を重ねる必要があります。

写真撮影のスキルは、
知識に経験を積み重ねて
初めて自分のものになるのです。

写真撮影でも株式投資でも
同じことです。

きっかけとなる1冊があれば
それで十分であり、
あとは自分で経験、実践して
知識を深め、自分なりのスキルとして
理論を完成させていくことが重要です。

新しいスキルを身につけるために
本を読むことは重要ですが、
読むことが目的になってしまっては、
本末転倒です。

 * * *

株式投資でも、分散投資とかいって
やみくもに投資銘柄数を増やせば
いいというわけではありません。(笑)

ルールとマネジメントによる分散投資は、
非常に意義のあるところですが、
銘柄数が増えるほど管理能力が要求されます。

ただの銘柄コレクターになるくないなら、
1社でもいいから、自分なりに
確信を持って投資できるまで
調査・研究してみてはいかがでしょうか。

分析しない銘柄って、読まない本と同じで
もったいないと思います。
銘柄を分析をするということは、
本を読んで理解して実践することと同じで、
その会社や業界を理解し、知識を深め、
1つのスキルとして身につけるということです。

このスキルが重要だと思います。
お金では決して買えないものですから。
スキルが身に付けば、結果は
後からついてくるようになりますけど、
スキルもないのに、結果を求めるから
負け組になっちゃうんです。

どの銘柄でどれだけ儲かったではなく、
投資銘柄から何を学べたか。
お金ではなく、これからの自分にとって
どれだけプラスになるかを考えてみましょう。

あなたは、きっかけとなる
1冊に出会いましたか?

それとも、本を買って
持っているだけですか?

ありがたいことです。

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