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2006.07.16

【はっしゃん】損切りと売買タイミング

今日は損切りと売買タイミング
について考えてみます。

そもそも、損切りというのは、
あらかじめ規定された
ロスカットラインのルールに基づいて
機械的に行うオペレーションです。

わたしの場合は、
ロスカットライン=買値なので
買値を1円でも下回れば
損切りです。

つまり、損切りは売買タイミングと
全く関係がないものなんです。(重要)

タイミングを取らないからこそ、
損切りというオペレーションは、
企業分析に基づく科学的投資法において、
相場という一時的な需給変動リスクを
ヘッジするのに有用なんです。

●損切りの条件
・ロスカットルールに基づく売買
・タイミングを取らない機械的売買
・メンタル的にストレスを感じないこと
になります。

損切りルールの実践には、
ロスカットラインの管理と
それを機械的に実行する
マネジメント力が必要です。

損切りって以外と難しいんですよ。
みなさん、本当に損切りできています?

例えば、、、

ロスカットラインを設定していないために
思った以上の含み損となり、
メンタル的に耐えられなくなってしまう
リセット売りとか。

同じく損切りルールがないために
想定外の悪材料に狼狽して
思わず売ってしまう狼狽売りとか。

まあ、含み損で売れば損切りですけど、
【はっしゃん】式でいうところの
科学的な根拠に基づく損切りとは
言えないですね。

 * * *

一部の相場観を持った投資家以外には
タイミングなんて取れないんですよ。
タイミングが取れないから
含み損になっているんです。

誤った相場観で投資をして
含み損を持った人が
誤った相場観のままで
タイミング売買して勝てるわけないです。

損切りは相場観や売買タイミングと
切り離して実行しましょう。
それがリスクヘッジの考えに基づく
科学的損切りです。

損切りのマイナス分は勝つための
必要経費みたいなものですから
正しい損切りができていれば
問題なんてないんです。

もっとも避けるべき状況は、
損切りできなかった状況です。

また、損切りルールがないっていうのは、
株式投資のスタートラインにすら
立てていない状況だと思います。

まあ、強者にとっては
カモられるために存在している
ありがたいお客様ですけどね。

損切りは、デイトレードでもバリュー投資でも、
全ての投資法と組み合わせることができる
もっとも初歩的な投資スキルです。

ちなみに、わたしは長期投資の本命
トップカルチャーについては
2002年10月以降、4年間損切りなしです。

それ以外でも、2005年8月に
ヴィレッジV、アーバンを損切りして以来、
損切りはありませんし、
含み損の銘柄もありません。

ここ1~2年は非常に相場環境が
良かったですからね。
たまたまエントリーのタイミングが
よかっただけだと思います。(笑)

そもそも、売買の下手なわたしが、
なんとか相場で生き残ってこれたのは
損切りだけは正しく実行してきたからです。

損切りは負けない投資を続けるために
もっとも大切なルールだと思います。

 * * *

最後に、わたしの経験からお話します。
「損切りルールで売らされる」
ことを繰り返していると、
なぜ売らされたのかを考えるようになります。

つまり、損切りルールに基づく
機械的売買を続けていくうちに
実は、少しずつ相場観が学べてきます。

自己分析に基づく正しい企業価値と
それと無関係な需給変動を
分離して考えられるようになってきます。

重要なのは、
・リアルで分析してきた企業の数
・分析投資の結果、不本意に損切りした数
だと思います。

失敗から学ぶということですね。

ありがたいことです。

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