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2006.08.04

【はっしゃん】配当とインカム投資その3

配当とインカムゲイン投資の
第3回です。

今日は企業の配当施策について
掘り下げてみます。
まずは受け取った配当金の
使い道から考えてみましょう。

1)配当金を再投資する
2)配当金を再投資しない

の2通りになりますね。

まあ好みによりますけど、
投資パフォーマンスを追求すれば
複利運用の方がいいでしょう。

この再投資の是非について
企業サイドでは株主価値の実現
という視点で考えます。

ビジネスモデルの先進性が大きく
優位性が保たれている場合、
収益の一部を配当として拠出するよりも
再投資を優先し、生み出す収益を
増大させることで企業価値を高め、
株主利益の向上を実現させる
という考え方もあります。

有名なところではマイクロソフトが
ずっと無配を続けていましたが、
成長の鈍化とともに株価の上昇による
株主利益の実現が難しくなり、
やがて配当を実施しました。
同社はその後、配当性向を向上させています。

このような配当施策の考えは
経営者によってマチマチですが、
企業の成長ステージとある程度の
関連があると言えるでしょう。

決算書の経営方針の項には
配当方針についても書かれていますので
投資前によく確認しておきましょう。

一般的に言えば
・成長率の高い企業
・自己資本比率の低い企業
は配当性向が低くなる
傾向にあります。

逆を言えば配当性向の高い企業は
成長のピークを過ぎて成長株投資としては
やや魅力が薄れた銘柄が多いです。

従って、銘柄の選択にあたり、
あまりに配当にこだわりすぎると
有望な成長株を選択肢から外す
という矛盾に陥ってしまいます。

もっとも、わたし自身が
かなりの配当重視主義者なので(笑)
自分自身そういう矛盾を抱えて
長期投資をしています。

わたしがなぜ配当を重視しているか
というとリスク管理と確実性の問題です。
高成長企業は当たれば大きいですけど
成長期待が外れて実績を伴わない
状況になると悲惨ですからねえ。

長期投資ではある程度の実績を持ち、
配当できる余裕を持っている
安定成長企業の方が確実性が高い
いということですかね。

このあたりは好みの問題ですけど、
はっしゃんのスロートレードの基本は
 1に月次情報
 2に配当
です。

ありがたいことです。

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