« 【はっしゃん】月次分析<9983>ファストリ | トップページ | 【はっしゃん】月次分析<3547>串カツ田中 »

2017.06.04

発掘チャート<7974>任天堂スーファミ相場Wii相場で株価7倍

はっしゃんです。

発掘チャートのエントリーは、
様々な銘柄の記憶に残すべき場面を
株価チャートで再現してお楽しみ
いただこうという企画です。

第11回は好不調の激しいゲーム業界で、
何回か大相場を演じた任天堂から
 1990年スーパーファミコン
 2006年Wii発売
の相場を見てみましょう。

なお、任天堂は大証銘柄でしたが、
大証の過去チャートが入手できないので
東証チャートで代替します。

18_7974

スーパーファミコンは1988年11月に発表され、
2年後の1990年11月に発売されました。
当初は89年7月に発売を予定していましたが、
1年以上も延期された経緯があります。

株価は発表時3300円付近でしたが、
期待感から2倍水準まで上昇し、
さらに発売延期でも大幅上昇となり、
発売前90年8月に25000円付近で
大天井となりました。上昇率は7倍。

任天堂の業績はスーパーファミコンで頂点を迎えますが、
その後はニンテンドウ64の失敗などで失速、
携帯型のゲームボーイやDSのヒットはありましたが、
プレイステーションで成功したソニーに主役の座を譲ります。

18_79742

その任天堂が再び脚光を浴びたのが2006年、
Wiiの大ヒットでした。
Wiiは2005年から段階的に情報リークされ、
株価は11,000円付近からじりじり上昇するも、
当初、投資家評価が高くなかったこともあり、
2006年11月の発売後の大ブームでさらに上昇、
1年後の73,000円付近で大天井となっています。
上昇率は約6.5倍です。

さて、Wiiで再び頂点を極めた任天堂ですが、
その後は携帯ゲームやスマホゲームにシェアを奪われ、
徐々に主役の座を追われます。

18_79743

転機となったのはスマホゲームへの参入。
2016年7月のPokemonGo!の大ヒットから、
Switchへとつながる今回の相場は現在進行形です。
かなりの期待先行ですが。

 * * *

私たちは株価チャートを
結果から見て評価する傾向にありますが、
実際の相場は現在進行形ですから、
当時の業績や市場期待、需給を投影した
株価チャートは貴重な実録データです。

・ブラックマンデー(1987年)
・バブル相場(1989年)
・ITバブル(2000年)
・NYテロ(2001年)
・リーマンショック(2008年)
・東日本大震災(2011年)

「賢者は歴史から学ぶ」といいます。
今も昔も株式投資の基本コンセプトは
「将来、値上がりしそうな株を買う」
ということで同じですから、
過去を知るということは、
未来を知ることに通じると思います。


|

« 【はっしゃん】月次分析<9983>ファストリ | トップページ | 【はっしゃん】月次分析<3547>串カツ田中 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。