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2017.10.28

【はっしゃん】法人減税と長期投資

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成長の軌跡<7532>ドンキホーテHD

はっしゃんです。

「成長の軌跡」の企画では、
成長企業のIPOから現在までの、
超長期間に渡る成長のドラマを
株価チャートで振り返ります。

第1回は「安売りの殿堂」として、
上場から20年で急成長を遂げた
ドンキホーテHDです。

株価チャートには「理論株価チャート」を使いますので、
株価と同時に業績推移も見ることができます。

理論株価チャートは、
・緑色ライン:資産価値
・橙色ライン:理論株価(資産価値+事業価値)
・水色ライン:理論上限
から成っており、四半期ごとの
財務指標から計算されています。

なお、はっしゃんは、この企画のために、
IPO以降の全ての決算短信に目を通しています。(笑)

 * * *

■<7532>ドンキホーテHD理論株価[1998-2002年]

IPOからの5年間の推移です。
公開後しばらくして人気が出て株価は10倍以上になり、
その後急落しています。

株価は買われ過ぎていましたが、
理論株価を見ると、変動はありますが、
会社がしっかり成長しているのが分かります。

7532_19982002


■<7532>ドンキホーテHD理論株価[2003-2007年]

上場6-10年目。成長が持続していますが、
下方修正も多く理論値・株価とも横ばい気味。
停滞期といえるでしょうか。

2004年は放火事件の影響がありました。
2005-2006値の高値はAKB効果でしょうか。

7532_20032008


■<7532>ドンキホーテHD理論株価[2008-2012年]

上場から10-15年目。
2008年のリーマンショックの影響から、
2009年2月には大幅下方修正し、
上場後初の減益決算になりました。
理論値と同期して株価も急落しましたが、
ここが長期で見れば仕込み時。
その後、業績は急回復し、
右肩上がりで急成長していきます。

7532_20082012


■<7532>ドンキホーテHD理論株価[2013-2017年]

上場16-20年目。
成長ペースはゆるやかになりましたが、
業績ブレも少なくなり綺麗な右肩上がりで
理論株価が上昇を続けています。
株価は2015年にかけて人気化しピークをつけました。
以降、株価が理論上限を上回っています。

7532_20132017


 * * *

<7532>ドンキホーテHDメモ
 IPO初値(1998/06/19): 246円
 現在の株価(20017/10/27):4,675円 (約19倍)
 理論株価:240→2,691円 (約11倍)


株価は常に変動しています。
需給が優先する短期投資では、
理論値より株価が上か下かは、
あまり関係ありませんが、
長期的には理論値に収斂します。

そして成長企業の理論株価は、
超長期に渡って上昇を続けます。

理論株価に基づく成長企業への長期投資は、
時間のかかるスロートレードになりますが、
誰でもできる再現性の高い投資方法です。


ありがたいことです。

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2017.10.22

【はっしゃん】理論株価と長期投資

今日は、はっしゃんが銘柄分析に使っている
理論株価の仕組みについて紹介します。

はっしゃん式理論株価は、
下の式で計算しています。

理論株価=資産価値+事業価値
 資産価値=BPS×割引率(自己資本比率により割引評価)
 事業価値=EPS×ROA×150×財務レバレッジ補正

まず、資産価値は企業の1株純資産をベースに
自己資本比率で割引評価します。
 80%以上:80%
 67%以上:75%
 50%以上:70%
 33%以上:65%
 10%以上:60%
 10%未満:50%
日本株の自己資本比率は40%程度なので、
平均するとBPSの65%評価です。
また、日本株の平均PBRは1.3倍程度なので、
およそ半分のウェイトを資産価値で評価します。

 * * *

次に事業評価ですが、
 事業価値=EPS×ROA×150
で評価しますが、次のように変形できます。
 事業価値=PER15倍×ROAの10倍
日本株の平均PERは約15倍。
同じく平均ROAは5%程度なので、
PER15倍の50%。
つまり、残りの半分のウェイトを
事業価値で評価していることになります。

また、事業価値計算時のROA上限は、
20%としていますので理論株価のPER上限は、
ROA20%以上の優良銘柄で
 15×2倍=PER30倍
となります。

さらに資本効率によって財務レバレッジ補正
 財務レバレッジ補正=1/[0.66<=(自己資本比率+0.33)<=1]
が適用されます。
 レバレッジ1.5倍以下:1倍
 レバレッジ2倍:1.2倍
 レバレッジ2.5倍:1.36倍
 レバレッジ3倍以上:1.5倍

このように事業価値はROAによって、
PER0~30倍の範囲となり、
さらにROE(財務レバレッジ)によって
PER0~45倍に補正されます。

そして、事業価値のさらに2倍を
上値メドとして理論上限に設定します。
理論上限の範囲はPER0~90倍です。

※EPSは銘柄によって純利益ではなく、
 経常利益×実効税率で計算しています。

結局、理論株価が何をしているかというと、
市場の行き過ぎた評価の補正ですかね。
買われすぎた価値を売られすぎた価値に付け替えて、
長期的にみて妥当範囲に修正します。

 * * *

最後にもう1つ評価率があります。
理論株価は最初は、上の式まででした。
当初は、株価を含む指標を対象外とし、
純粋に財務指標だけから計算していましたが、
リーマンショックを経験し、この考えを捨てました。

恐慌時には決算より前に株価が先行暴落し、
直近決算が黒字のまま倒産してしまいます。
決算で財務指標を確認では間に合わないのです。
そんな理論株価に価値はありません。(笑)

評価率の適用対象はPBR0.5倍未満となります。
 0.5倍以上:100%
 0.41~0.49倍:80%
 0.34~0.40倍:66%
 0.25~0.33倍:50%
 0.21~0.25倍:33%
 0.04~0.20倍:5~25% ( (pbr / 5 * 50) + 50 )
 0.00~0.03倍:0.5~2.5%( (pbr - 1) * 10 + 5 )

 * * *

はっしゃんが理論株価を
利用しているのは長期投資目的です。

需給が優先する短期投資では、
理論値より上か下かは、あまり関係ありませんが、
短期的に上昇している銘柄も
長期的には理論値に収斂します。

3年、5年スパンで理論株価が
上昇し続ける銘柄に長期投資しておくと
株価も連動して上昇する。

長期投資でも理論値より上か下かではなく、
右肩上がりで株価と理論値が連動して
上昇していることが重要です。

 * * *

Riron_web1_3

最後に上記の計算式で成長率と財務3指標から、
5年先までの理論株価を計算するツールを
はっしゃん監修で提供していますので、
理論株価と長期投資について体験してみてください。
 5年後株価計算ツール

Riron_web3_4

これ、未来の理論株価を計算するツールですが、
例えば、5年前データなど過去の情報を
指定することでバックテスト的にも使えます。

ご参考になりましたら幸いです。

ありがたいことです。

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2017.10.14

【はっしゃん】マネジメントと長期投資

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2017.10.09

発掘チャート<1987.10.19>ブラックマンデーから30年

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2017.10.04

【はっしゃん】3年固定ルールと長期投資


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2017.10.01

発掘チャート<日経平均>2008年10月リーマンショック大暴落

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