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2018.04.28

【はっしゃん】<新>投資心得10ヵ条

はっしゃん式長期株投資
 
<新>投資心得10ヵ条について
まとめていきます。

 第1条:勝つための選択と集中
 第2条:予測可能な銘柄に限定する
 第3条:消費者ビジネスを狙う
 第4条:月次情報を活用する
 第5条:決算分析から業績を予測する
 第6条:同業他社比較でオンリーワンを探す
 第7条:株価チャートから市場評価を理解する

ありがたいことです。

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【はっしゃん】月次情報と長期投資

上場企業は、市場から常に
 「成長期待のプレッシャー」
を受けています。

株主期待に応えるために、
無理して拡大路線を突き進んだ結果、
失敗してしまうケースは数多くあります。

一転赤字とか、いきなり下方修正とか、
保有している企業の業績が悪化して、
株価暴落を経験した方も多いでしょう。

期待されていた新規事業や新商品が
うまく立ち上がらず会社自体が傾いて
しまうことも少なくありません。

株価は業績と連動するので、
決算次第で大きく動くこともありますが、
投資家が企業の成長計画について
判断する機会は決算だけではありません。

 * * *

長期投資では節目節目で業績を分析・予測し、
長期的視野で判断するスキルが重要です。

新規事業が上手く運んでいるのか。
新商品が売れているのか。
短期的な成果を長期で判断するとどうか。

成長を狙った長期投資では、
成功すれば大きな伸びが期待できるものの、
失敗すると大きな損失となる局面で、
投資判断を要求されていることになります。

長期投資に不可欠な業績予測スキルの1つに、
「月次情報の活用」があります。

 * * *

通常の企業は、四半期毎に決算を発表しますが、
月次単位で業績速報を公表している企業もあります。

月次情報を公開している企業は、
小売業やサービス業に多いのが特徴ですが、
より精度の高い分析・予測が可能となりますので、
積極的に情報活用していきましょう。

公開されている月次情報は企業によってマチマチですが、
店舗型企業では、おおむね下のようなものです。
・全店売上、累計売上 (前年同月比)
・既存店売上 (前年同月比)
・店舗数、新店情報

 まず、全店売上(前年同月比)の数字から、
売上の進捗状況を確認します。
 月次が企業の売上目標を上回っていれば順調。
下回っていれば注意となります。
 累計が出ている場合は合わせて確認します。

 次に既存店売上をチェックします。
新店に客が入るのは当たり前ですが、
一定期間経過した既存店舗の好不調が、
利益の重要なバロメータとなります。
(新店は出店コストが高いため利益は低くなる)

 店舗数や新店情報もあれば確認します。
店舗営業の売上や利益は店舗数に比例します。
 好調な企業は出店を前倒しにしますが、
問題があれば、出店を遅らせたり、退店します。
 計画と比べて好調なら、業績も期待できますし、
問題があるようなら注意が必要です。

 また、全店、既存店は前年同月比の数値なので、
去年がどうだったかも確認しておきます。
 これは、月次業績が天候やヒット商品の有無などの
影響を大きく受けるためです。
 例えば、前年同月が台風や大雪で業績不振だった場合、
業績の好調が期待できますが、それは一過性のもので、
持続性があるとは限りませんよね。

 さらに同業他社比較も重要です。
 投資先に競合企業がある場合は、ライバル会社の
月次業績もチェックしておきましょう。
 仮に投資先の月次が好調でも、ライバル会社の方が
さらに好調な場合は、あまり評価されないかもしれません。

 最後に株価との比較も確認しておきましょう。
 月次業績+50%と絶好調の会社があったとしても、
株価が前年同月+200%だったとしたら、
上昇余地は少ないかもしれません。(笑)

 * * *

はっしゃんが月次情報投資を始めた15年前は、
月次情報から決算を予測して先回り買いすることで
利益を得ることもできていたのですが、
今や月次情報は投資家が知っていて当たり前の
情報になっています。(笑)

月次発表翌日に株価が大きく動くことも多く、
知らないと逆に不利になりますので、
投資先企業に月次情報があれば、
必ずチェックしておきましょう。

最後にはっしゃんが監修している
 月次情報WEB
というサイトで250社以上の月次情報や
業種別ランキングを確認できますので活用ください。

ありがたいことです。

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2018.04.21

【はっしゃん】消費者ビジネスと長期投資

 消費者ビジネスは、法人ビジネス(BtoB)に対して、
BtoC(Business to Consumer)とも言われます。

 消費者ビジネスの代表である小売業やサービス業は、
消費者にモノやサービスを売るシンプルなビジネスです。

 消費者の好みは、時代のニーズよって変化するので、
常に新しいビジネスチャンスが存在しています。

 中でも小売業やサービス業は、初期コスト等の参入障壁
が低く、新規参入も容易なため、消費者の支持を得ることで、
短期間に大きく成長するケースも見られます。

 人気チェーン店が瞬く間に広がるのはよく見る光景ですが、
小売業やサービス業の成長は基本的に出店数に比例するので
予測しやすいという特徴もあります。

 単純計算をすると店舗数が2倍になれば売上や利益も2倍。
そして、理論上の株価も2倍です。
 つまり、積極的に新規出店している企業を探して投資する
ことは有効です。

 逆を言えば、消費者ビジネスで売上が増加している企業は、
新規出店を増やしているわけですから「四季報」をパラパラ
めくるだけでも簡単に成長企業を発掘できます。

 消費者ビジネスを分析しているとピカイチの成長企業を
発見できることもあります。

 少し前ならユニクロの<9983>ファストリテーリングや
<7532>ドンキホーテ。最近では<3053>ペッパーフードなど。
 それぞれ、衣料品の製造小売りモデル、圧縮陳列、
ステーキ版ファストフードという新しいビジネスモデルで
急成長した企業です。

 他社が簡単に追随できない強いビジネスモデルを持つ企業は、
あっという間に成長していきます。

 また、成長している小売業・サービス業の多くは、事業計画や
出店予定も公表していますから、成長余地や将来性について、
分析、予測が可能です。

 このようにシェア変動が激しく、成長株が出現しやすい
消費者ビジネス業界は、お宝株を発掘し、長期投資を実践
するのに適した業種といえるでしょう。

 そして小売業やサービス業は、消費者向け業態ですから、
新しい店舗ができたら積極的に足を運んでみるとか、
ちょっとアンテナを伸ばすだけで、有望な成長企業を発掘
できるチャンスが転がっています。

長期投資でのポイントは、
・市場規模や将来性
・ビジネスモデルの優位性
・会社の投資計画や成長余地
・将来の理論株価と割安性
長期投資視点から消費者ビジネスを見直してみましょう。

ありがたいことです。

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2018.04.14

【はっしゃん】株価予測と長期投資

株価予測という観点から見た場合、
株式市場には2種類の銘柄が存在します。

ひとつは企業の成長や業績に比例して
ある程度規則的に株価変動している銘柄。

もうひとつは、なんだかよくわからない理由で
株価が動いている銘柄です。

前者は企業分析をすることで、
長期的な株価をある程度予測できます。

後者は、どんなにがんばって分析しても
予測することができません。

さて、長期投資の対象として優れているのは、
どちらの銘柄でしょうか?(笑)

 * * *

予測できる銘柄、予測できない銘柄は、
投資家のスキルによっても異なります。

重要なことは、自分で業績や株価が
予測可能な銘柄に限定して投資することです。
その方が安全で確実だし、
ストレスにもなりませんよね。

有望と言われているような銘柄でも
理解できないものには投資しません。
株式投資はギャンブルではありませんから、
これも当たり前のことです。

予測可能な銘柄に絞ることで、
投資対象も限られてしまうわけですが、
これは戦略的な選択と集中ですね。
自分の得意な土俵でのみ勝負します。(笑)

 * * *

さて、はっしゃんが予測可能なのは、
 「株価は長期的に利益に比例して上昇する」
というシンプルなルールだけです。
このルールを具体的な式であらわすと、

 理論株価=資産価値+事業価値
  資産価値=BPS×割引率
  事業価値=EPS×ROA×150×財務レバレッジ

ということになります。

式にすると難しいと思うかもしれませんが、
ベースとなる指標は単純なものです。
決算書や四季報から数値を拾えば、
現在値は比較的簡単に算出できます。

 * * *

長期投資では、
・これまでの業績や株価推移
・会社の投資計画や成長余地
・ビジネスモデルの優位性
・市場規模や将来性
などを評価して数年先の理論株価を予測します。

数年先の株価予測にも同じ式を使いますが、
最も重要なのはEPS(1株利益)の「伸び」なので、
他の項目は、同じ値でもかまわないでしょう。

予想EPSは自分で算出した予測値を使用しますが、
四季報にも2期先までの予想が掲載されているので、
参考にするとよいでしょう。(鵜呑みにしないこと)

数年先の株価予測がピンとこないかもしれませんが、
はっしゃん監修「5年後株価計算ツール」を使うと
成長率とBPS、EPS、資本比率から
5年先まで未来の株価を予測できますので、
 http://kabuka.biz/riron/calc/
数年先もイメージしやすいと思います。

Riron_web3_3

株価予測を自分でしてみると分かることですが、
人気株の場合、半分以上のケースで、
現在の株価が理論値を超える水準まで買われています。

はっしゃんは、どれだけ有望な銘柄でも
割高な銘柄には投資しないことにしています。
過去のスター株の成長の軌跡を見ても、
割高な水準での長期投資はよい結果になっていません。

※割高な水準を買わないというのは、
 高値を買わないことではありません。
 成長して企業価値が上がると株価も上がります。
 適正な水準で成長余地があれば、
 株価が5倍、10倍になっていても買いです。(笑)

 * * *

投資後は、年4回の決算で業績をチェックし、
投資を続けるか判断しますが、
できるだけ長く持ち続けるのが理想です。

将来の業績や株価の見込みはどうか。
現在の水準は割高か適正か。
この判断を自分で出来ることが、
長期投資に必要なスキルとなります。

長期投資では、投資期間が長くなるほど、
業績・株価予測と投資成績の連動性が高まり、
暴落や市場トレンド等の外的要因は、
無視できるほど小さくなります。

株価や業績を予測して投資していますか?
最初から、うまく出来るとは限りませんが、
続けることでスキルアップできると思います。

自分で分析し、予測し、投資する。
予測できないものには投資しない。
割高な水準では投資しない。
失敗した場合は原因を分析して改善する。
はっしゃん式長期投資の核心は、これだけです。

ありがたいことです。

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2018.04.13

【はっしゃん】長期投資コラムまとめ

はっしゃんです。

長期投資コラムを続けるうちに、
後で振り返ることが増えてきたので
まとめページを作っています。

コラムは自分自身のために、
書いている側面が大きいのですが、(笑)
ご参考になりましたら幸いです。

軽いネタからロジック、技術論、
入門的内容などいろいろ。

投資コラムは、少しずつ
新ブログに移管中です。
http://hashang.kabuka.biz/

 * * *

1.長期投資と短期投資の違い
http://hatsyan.cocolog-nifty.com/kabu/2017/09/post-38c1.html

2.ダイヤ原石と長期投資
http://hatsyan.cocolog-nifty.com/kabu/2017/09/post-6972.html

3.イチロー選手と長期投資
http://hashang.kabuka.biz/column/ichiro

4.3年固定ルールと長期投資
http://hashang.kabuka.biz/column/threeyears

5.マネジメントと長期投資
http://hashang.kabuka.biz/column/nothing

6.理論株価と長期投資
http://hatsyan.cocolog-nifty.com/kabu/2017/10/post-9a06.html

7.法人減税と長期投資
http://hashang.kabuka.biz/column/tax

8.読まない本と長期投資
http://hashang.kabuka.biz/column/bookshelf

9.商品・サービス価値と長期投資
http://hatsyan.cocolog-nifty.com/kabu/2017/11/post-a302.html

10.業績予想と株価予想と長期投資
http://hatsyan.cocolog-nifty.com/kabu/2017/12/post-df12.html

11.持株会と長期投資
http://hashang.kabuka.biz/column/ownership

12.リスク・リターンと長期投資
http://hatsyan.cocolog-nifty.com/kabu/2018/01/post-1af2.html

13.健康管理と長期投資
http://hashang.kabuka.biz/column/prevention

14.仕事と長期投資
http://hatsyan.cocolog-nifty.com/kabu/2018/01/post-83cd.html

15.アクアリウムと長期投資
http://hashang.kabuka.biz/column/aquarium

16.株価暴落と長期投資
http://hashang.kabuka.biz/column/resistance

17.ドル円相場と長期投資
http://hatsyan.cocolog-nifty.com/kabu/2018/02/post-bba3.html

18.可処分時間と長期投資
http://hashang.kabuka.biz/column/time

19.進化論と長期投資
http://hashang.kabuka.biz/column/evolution

20.幸福論と長期投資
http://hashang.kabuka.biz/column/happiness

21.集中投資と長期投資
http://hatsyan.cocolog-nifty.com/kabu/2018/04/post-52f5.html

22.株価予測と長期投資
http://hatsyan.cocolog-nifty.com/kabu/2018/04/post-276c.html

23.消費者ビジネスと長期投資
http://hatsyan.cocolog-nifty.com/kabu/2018/04/post-df81.html

24.月次情報と長期投資
http://hatsyan.cocolog-nifty.com/kabu/2018/04/post-ddac.html

25.決算分析とチャート分析と長期投資
http://hatsyan.cocolog-nifty.com/kabu/2018/05/post-2d63.html

26.時価総額と理論時価総額の統計分布(2018)
http://hatsyan.cocolog-nifty.com/kabu/2018/06/post-101d.html

27.同業他社比較と長期投資
http://hatsyan.cocolog-nifty.com/kabu/2018/07/post-7e22.html

28.決算分析と長期投資
http://hatsyan.cocolog-nifty.com/kabu/2018/07/post-fc3c.html

29.株価チャート分析と長期投資
http://hatsyan.cocolog-nifty.com/kabu/2018/07/post-6133.html

ありがたいことです。

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2018.04.07

【はっしゃん】集中投資と長期投資

株式の保有銘柄を分散して
リスクヘッジするのは株式投資の常識ですが、
分散がすべて正しいというわけではありません。

例えば、サラリーマンの皆さんは、
給与収入を2つ以上に分散させていないでしょう。
収入を1ヵ所に依存することには、
リスクもあるはずです。

でも、現実には本業に専念してスキルを
上げないと収入も増えないでしょう。
逆に、必要とされるスキルを身につけると、
会社を選ぶことができるようになります。

企業でも事業を多角化して失敗した例や、
得意分野に集中して成功した例など、
たくさんありますよね。

サラリーマンであれ、経営者であれ、
競争社会で成功し、勝つためには、
ある程度の「選択と集中」が必要なのです。

 * * *

株式投資における分散投資は資産防衛。
できるだけ減らさないための戦術です。
一方、ある程度のリスクを許容し、
資産を増やすための戦術が集中投資です。

分散投資は個人のスキルに左右されることなく、
リスクを回避し、資産を防衛する戦術です。
極論すると神様がやってもバカがやっても同じ結果が理想。
防衛戦術ですから当然ですね。

逆に集中投資は資産を集中するわけですから、
個人のスキルに依存し、ハイリスクです。
運にも大きく左右されるでしょう。

はっしゃん式集中投資も例外ではなく、
資産集中のリスクを伴いますが、
投資家としての「資産」に加えて、
「時間」を選択・集中することで、
資産とスキル成長の最大化を意図します。

仮に「資産」だけ1つに集中しても、
投資家としてのスキルに成長がないとしたら、
よい結果は得られないと思います。

重要なのは投資期間を学びの機会と捉え、
投資家としての腕を上げることだと思います。
集中投資は、その一手段です。

 * * *

株式投資でも若い時ほどリスクをとることができ、
経験を積みスキルを上げる余地も大きいものです。
例えば20~40代で給与収入という大黒柱があり、
投資スキルを身につけ、積極的に増やしたいなら、
「選択と集中」は1つの選択肢でしょう。

10銘柄への分散投資を考えるくらいなら、
徹底的な企業分析でもっとも有望だと思う銘柄を
ひとつだけ選び出して集中投資をする。
これが、はっしゃんの考え方です。

個人が株式投資に使える時間は限られています。
1つの銘柄でも、財務状況や成長性、競合他社など
分析することはたくさんあります。

経験を積まないと投資スキルは上がりませんが、
分散できるほど時間が多くないのも現実です。
適当に銘柄を選んで中途半端な投資を続けては、
何年経っても、あまり上達しないでしょう。

 * * *

「選択と集中」アプローチでは、
1つを知ることから始めます。

最初は1つの銘柄に選択・集中して、
企業に深く関わり、分析スキルを育む。
その後、対象を同業、競合へと広げることで、
共通点や相違点を深いレベルで得る。

このように長期間、企業分析を重ねると、
スキルはどんどん上達していくことでしょう。

集中投資での長期投資は、投資スキルを磨きつつ、
実力次第で資産を大きく増やせる「攻めの投資」です。

ありがたいことです。

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