(02)長期投資論

2009.07.18

【はっしゃん】配当再投資と資金追加

今日は、はっしゃん式長期投資の
秘訣を公開します。(笑)

それは、
 1)配当の再投資
 2)継続的な資金追加
です。

分かりやすいように
まず、数字で説明しますね。

仮に、はっしゃんの投資資産が
1000万だったとします。

株価が暴落して
 1000万→500万。
と半分になってしまいました。

今回の暴落では、はっしゃんも
例外なく減少しました。

さて、減った500万を
1000万に戻すには2倍。
+100%のパフォーマンスが
必要となります。
これは簡単ではないですよね。

そこで、このようにします。
配当再投資+100万円
 資金追加+100万円
で500万→700万とします。

700万円からであれば、
+45%と半分程度の上昇率で、
1000万円に到達します。
(注:元本は100万増えています)

仮に株価が元の水準まで回復すれば、
700万x2倍で1400万まで増額し
暴落前より大きな利益を
手にすることができます。

誤解のないように言っておくと、
単なるナンピン買いのような
投資判断レベルの話ではなく、
複利運用と投資コスト平均化という
長期運用理論の話です。

 * * *

配当の再投資は長期的な
複利運用効果をもたらします。

例えば、はっしゃんは高配当銘柄への
投資を第1条件としており、
相場が低迷したここ2年間に
5%配当を2回受け取っています。

つまり、配当の再投資だけで、
10%の資金補充ができました。

パフォーマンス上、配当は元本追加ではなく、
配当利益として計上していますが、
10%の追加投資効果は大きいものです。

(配当利回りは株価が下げてくると
 高くなる傾向があるので、
 実際の再投資効果はさらに高くなります。)

 * * *

そして継続的な資本追加。

配当の再投資に加えて、
直近2年間に投資資金を10%
増額投入しています。

ちなみに、はっしゃんは
ドルコスト平均方法ではなく、
相場が急落した局面を狙って
集中的に資金追加しています。

ここ2年では2008年10月に
430万円を追加投入していますので、
配当の再投資とともにパフォーマンスの
回復に大きく貢献しています。

(その後は追加を控えているので
 余力も溜まりつつあります。)

なお、資金追加には
・株式投資とは別の本業や定収入が必要なこと
・投資金額に比例して高収入が必要になること
という問題があります。

配当の再投資とあわせて、
最低でも年5%程度の追加が
望ましいと思いますので、
がんばって本業で稼いでください。(笑)

 * * *

これらは、企業分析や売買タイミング以前の
マネーマネジメントの分野になるかと思います。

優位性を理解して意図的に行っている人もいれば、
知らないうちに実践している人もいるでしょう。

ただ、資産運用をまじめに考えるならば、
最初に資金追加や再投資の方針があって、
それに企業のファンダメンタルズ分析などを
組み合わせて個別に投資判断を
していくべきだと思います。

ここ10年、はっしゃんの投資を振り返ると、
銘柄選択で勝っているわけでもなく、
売買タイミングに優れているわけでもなく、
損切りルールや理論株価システムでもなく、
結局は、このように単純な長期投資方針による
ところが大きかったと実感しています。

長期投資の秘訣は、配当の再投資と
継続的な資金追加にあり。

短期的な運用成績しか目に入らずに、
長期的には非常に不利な戦いをしている方も
いるのではないでしょうか?

ありがたいことです。

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2008.01.01

【はっしゃん】60歳までのマネープラン

新年おめでとうございます。
今日は、はっしゃん60歳までの
マネープランを紹介します。

Moneyplan

はっしゃんの金融資産は、
ここ2年ほど1億円を
超えていましたが、
現在は市場収縮の影響を受けて
9200万円になっています。

前年の家計収入は、
税引後で1030万円程度。
家計支出は357万円。
収支では675万円のプラス
となっています。

はっしゃんは収支から、
40%を貯蓄、60%を株式投資に
振り分けるルールで
資産を運用していますので、
400万円程度を株式口座に
振り込んでいますが、
ご存じのように現在は、
相場が冷え込んでいますから、
CPのまま温存しています。

家計収入については、
確実に計算できる給与収入と
配当収入をベースに計算しています。

ちなみに給与収入は、
20年間昇級なしとして
計算しています。(笑)

また、キャピタルゲインは、
臨時ボーナス程度に考えて
計画に織り込んでいません。

(キャピタルロスについては、
 損切りルールで限定していますので、
 ある程度は織り込み済みです。)

家計支出が比較的少ない?のは、
田舎暮らしであることや、
既に自宅を所有していて、
住宅ローンを20年前倒しで
完済したことが大きいですね。

もっとも、はっしゃんは、
夫婦子ども3人の5人家族ですので、
これから食費や教育費が増加して、
家計支出が増えることを
プランに織り込んでいます。

(今は子どもが義務教育のため、
あまりお金はかかりません。)

田舎暮らしで意外とお金が
かかるのがクルマですね。
普通車2台を保有していますが、
9年サイクルで乗り換えても、
けっこうな金額になります。

家計収支プラスが少ない年は、
クルマ買い換えの年です。(笑)

このプランでは60歳までに
2億円達成となっていますが、
トップカルチャーの配当予想が
10円→15円に増配されたのは、
しっかり織り込んでいます。

しょせん取らぬ狸の皮算用ですが、
特に給与収入とキャピタルゲインは、
不確定要素が多いと感じます。

キャピタルゲインはゼロ前提で、
ロスを防ぐことができれば、
計画としては十分ではないでしょうか。

給与収入依存から解放されて、
配当収入だけで暮らせる
ようになれば安泰ですね。

ありがたいことです。

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2007.03.25

【はっしゃん】長期投資とインカムゲイン

長期投資スタンスでは、
下方修正だろうが増資であろうが、
配当施策に変更がない限り、
持株を売る必要はありません。

長期投資では、
 1)インカム(配当利回り)の向上
 2)株価が元本を割り込まないこと
の2点が重要です。

株価については1円損切りを
推奨していますが、
逆を言えば元本を割り込まなければ、
売る必要がないということです。

個人がキャピタルゲイン狙いで
勝負して勝てる見込みは、
ほとんどないですからね。

(ここでいう勝つとは長期的に
 勝ち続けるということです。)

投資ルール、リスク管理力、
マネーマネジメント力に劣る
個人の90%は負組です。

ランチェスター戦略の基本にあるように
勝てないところで勝負をしてはいけません。

例えばキャピタルゲイン目的のはずなのに
業績悪化が明らかであったフージャースを
下方修正するまで保有していた人は、
間違いなく投資適性はありません。(笑)

1)業績悪化を見抜けない
2)チャートが読めない
3)損切りが出来ない
4)自分で分析しない

で、勝てるわけないですよ。
相場は甘くないんです。

はっしゃんがたまたま勝っているのは、
自分自身の適性のなさを理解していて、
誰がやっても勝てる時しか勝負をしないから。
1円でも買値を下回れば
損切りするルールを守っているからです。
勝つより負けないで生き残ることが、
ランチェスター戦略の基本です。

 * * *

そして、わたしのように
投資適性がない人でも
できる投資スタンスというのが、
インカム投資だと思います。

結果としてキャピタルゲインが
得られることもありますが、
メインをインカム投資にしては、
いかがでしょうか。

短期投資より簡単ですよ。
買値より上であれば、
ずっと持ち続ければよいのです。

期待するインカムが得られる限り、
売る必要は全くない。
これが長期投資の本道です。

あるアンケートによると、
株式投資の投資経験の浅い人、
また、資産が少ない人ほど
短期投資で大きなキャピタルゲインを
期待する傾向にあるそうです。

そういう人の大部分は、
実は損をしています。

また株式譲渡課税の申告者と
所得の関係を調べたところ
ほんどの人が高収入な
富裕層だったそうです。

彼らは短期投資なんてする
必要がありませんから、
長期投資だと思いますよ。

しかし地味な長期投資、
インカム投資は、なぜか
人気ないんですよね。

はっしゃんは、
この異常な状況こそ、
投資リテラシーの低い
個人を食い物にしている
証券業界の実態である
と思っています。

資産運用、あるいは資産防衛の一手段
という株式投資本来の姿とは別に、
手頃な投機ギャンブルとして
認知されているわけです。

ギャンブルをやめて、
好きな銘柄にストレスなく
長期投資してみませんか?

ありがたいことです。

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2006.11.07

【はっしゃん】テクニカル通信2003年6月9日号

みなさんは、
投資銘柄の株主構成や
その中に銀行(外資を除く)が
含まれているか?

なんてことを
気にしていませんか?

今はそういうことを
気にする人は
少ないでしょうね。

時代が変われば
投資でみるべきポイントも
変わりますからね。

はっしゃんが投資していた
ほんの4~5年前までは、
株主構成や銀行の有無は
とても重要な項目でした。

当時の銀行は、
不良債権処理に追われ、
積極的に株式の
持合解消に動いていました。

つまり、株主構成に
銀行があるということは、
需給にリスクがある
ということだったんですね。

また、当時は銀行が
倒産した場合のリスクも
市場が織り込んでいましたから、
危ない銀行グループの
企業は売られました。
業績なんてお構いなしです。

このリスクが解消したのは、
政府がりそなグループを救済して
銀行は絶対につぶさない
という姿勢を明確にしてからです。

そして、ここが大きな
転換点になりました。

古くからの読者の方は
覚えておられるかと思いますが、
当時のメルマガ
テクニカル通信2003年6月9日号で
「どんなチャンスにもリスクはあります。
 今回、この局面で買えないような人は、
 株を止めた方がよいと思います。」
と書きました。

結局のところ長期投資では
あのタイミングで
リスクをとれたかどうかが
勝負だったように思います。

「今回の上げがバブル後の底入れ
 となる可能性もあります。
 その場合は、もう二度と
 前回安値8000円は下回らないでしょう。

 つまり、平均株価でいえば、
 現在の水準が8900円ですから、
 前回安値の8000円割れを
 損切りラインとすると、
 わずか約10%強のリスクで、
 バブル後の底入れに
 賭けることができます。

 テクニカル通信では、
 買うのは長期での陽転を
 確認してからでも遅くない
 といい続けてきましたが、
 今回は、数少ない買いチャンスの
 1つだと考えます」
とも書いています。

さらに、
「ここからは、積極的に
 買ってよいと思われます。

 このような局面では、
 買いエネルギーがしばらく
 続くと思われますので、
 基本的に何を買ってもOKです。

 上げている銘柄は、前回安値を
 下回ることはありません。
 上昇局面では押し目を狙って買い、
 あるいは、出来高急増などの
 適当な時期に買いでもよく
 それでも確率高く勝てるでしょう。

 前回安値を下回った時は、
 見込み違いの確率が高いので、
 損切りしますが、ほんとんど
 損切りすら不要になるはずです。
 本当の上げ相場とは、
 そういうものです。」
と書いています。

 * * *

というわけで、わたしは、
たまたまワンチャンスで
ここまで来た典型的な
コイン投げゲームの
生き残りなんですね。(笑)

ところで、みなさん、
含み損になっている
塩漬け株はありますか?

前回のチャンスを逃した人で
いまも塩漬け株を
たくさん持っている人は、
次のチャンスも逃す確率が
高いと思いますよ。

チャンスをつかむためには、
好運も必要ですが、
それだけじゃありません。
やり方が悪ければ
何回やっても同じです。

新しいコインがなければ、
ゲームにすら参加できない
じゃないですか。(笑)

ようするに損切りできるかどうか。
ファンダメンタルズでもなく
テクニカルでもなく
株はそれだけでOKです。
こればっかしですが。(笑)

ありがたいことです。

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2006.08.29

【はっしゃん】永久保有と生涯保有

今日は究極の長期投資
永久保有について考えてみます。

言葉どおりに捉えると
永久保有は生涯売らない
ということですね。

結論から言うと、はっしゃんの場合
永久保有はありえません。

理由は先日も書きました
「売却・撤退する」という
カードを捨てることになるからです。

切り札は使うことではなく、
保持しておくことに意味があります。

あえて自分を不利な状況に
おく必要はありません。

 * * *

そもそも永久保有って
基準があいまいです。(笑)

信用では売ってもよいが
現物は永久保有だ。
っていうパターンもありますし、

最小単位でも所有していたら
株主であることに変わりはないので、
一部売却でも永久保有は継続。
なんて解釈もできます。

はっしゃんが永久保有だと
理解しているのは

「永久保有の条件は、
 信用でも現物でも決して売らないこと。
 貸株もしない。
 倒産しても売らない。」

ってことです。

つなぎ売りやポジション調整が
可能であるとすれば、
永久保有といっても
抜け道がいくらでもあるわけですから、
このような定義になると思われます。

 * * *

そして、だとすれば、
永久保有は投資家にとって
何のメリットもありません。

リスクだけがあって
リターンがないことになります。

マージャンでもリーチをかければ、
1役増えるじゃないですか。(笑)

相続税が減免されるとか
何らかのメリットがあれば、
永久保有とする意味も
あるかもしれませんけどね。

永久に売らないというリスクに対して
何も得るものがないわけですから、
実行する意味すらありません。
売らない限り利益は実現しないですし。

 * * *

そして、永久保有でなくとも
生涯保有は可能です。
売らなければいいだけですから。

よい銘柄を探し出し、
よいタイミングで購入し、
適切なマネジメントができれば、
結果として生涯保有になる
ことは十分に考えられます。

逆に保有を続けられない
ってことは、
何か問題があった
と考えることもできます。

まあ、長くやっていれば、
何か問題はあると思います。(笑)

最初に永久保有ありきではなく、
結果としての生涯保有であれば、
長期投資家が目標とすべき
1つの理想形であるとは思います。

永久保有とはいえませんが、
自分の好きな企業を
株主として生涯のんびりと
応援していけたら投資家冥利に
尽きると思いますね。

ありがたいことです。

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2006.08.22

【はっしゃん】200万から15年で1億作る方法

今日はマネーマネジメントの
余裕資金と資産運用について
考えてみます。

余裕資金とは金融資産のうち
普通に生活するために必要な分を
除いた自由なお金です。

ようするに、なくなっても
困らないお金ですね。

単年収支で考えると
 余裕資金=家計収入-生活資金
になります。

家計収入:500万円(手取り収入です)
生活資金:300万円

という人なら200万円が
余裕資金ですね。

余裕資金を増やす方法は
1)家計収入を増やす
2)生活資金を節約する
の2つになります。

家計収入は、その人が
社会からどの程度必要と
されているかで決まります。

まっとうな道を志して
収入を増やしたければ、
社会の役に立つ人間に
なりなさいということです。

次の生活資金ですが、
単純に生活レベルで決まります。
生活レベルを落とせば
それなりに節約できます。

食費などは工夫次第で
かなり減らせますし、
とにかく無駄な出費をしない
ことが重要ですね。

 * * *

投資を考える前に
まず家計の収入と支出を理解して
効率的に余裕資金を作る
ことを考えましょう。

家計収入:500万円
生活資金:300万円
余裕資金:200万円

の人もいれば、

家計収入:500万円
生活資金:500万円
余裕資金:0円

の人もいますね。

これが企業だったら、
あなたは、どちらの方に
投資したいでしょうか。(笑)

200万円も15年貯めれば
3000万円ですが、
資金追加をしながら15%で
複利運用できれば、
15年後には7000万円増えて
ちょうど1億円になります。

15per

いかに継続が大事なことか
お分かりいただけますでしょうか。

仮に1億円を作りたいとすると
毎年200万円を投資にまわせる人には
15%以上のパフォーマンスは
必要ないと思います。

目標を高く設定するとしても
20%で十分でしょう。
15%以上のリスクを取るよりは
安全でより確実な方法を選択すべきです。

15%運用を15年間続けることは
簡単じゃありません。
重要なのは長く続けるための
マネーマネジメントと
リスクコントロールです。

はっしゃんは目標20%、
最低ラインで15%を
資産運用の目安としています。

だから目標以上の
パフォーマンスがあったとしても、
たまたま運がよかっただけですし、
それ以下ならば、まだまだ勉強不足
と認識しています。

重要なのは、何年続けられるか?
の方なんです。
前に紹介した3年ルールなら、
5回で15年になります。

 * * *

毎年200万円は1つの目安ですが、
それ以下の人は資産運用について
考えるだけ時間の無駄だと思います。

その前に
1)社会に貢献して収入を増やすこと
2)節約して200万円作る方法
を考えたほうが効果が高いと思います。

株式投資は余裕資金が少なければ
少ないほど不利になり、
リスクを取らざるえなくなります。

例えば、1~2ヶ月前の下げ相場で
打つ手がないような人と比べて
余裕資金がある人は、
かなり優位になりますよね。

ランチェスターの法則を思い出して下さい。
弱者は自分に有利な状況を作って
戦わないといけないのに
逆のことをしているようでは
負けるべくしてやっているのと同じです。

長期的なビジョンを持って
資産運用を考えてみましょう。

ありがたいことです。

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2006.06.19

【はっしゃん】負けたくなければ損切りをしなさい

今回、多くの方が下げ相場というものを
実感されたのではないかと思います。

でも、わたしの経験から言えば、
これは少し大きめの値幅調整であって
下げ相場でも暴落相場というほどの
ものではありません。

日経平均を月足でみてください。
ただの調整ですよね。

新興市場?
新興は、いつもこうなんですよ。(笑)
別に珍しくもない。
知らなかったのなら覚えておいた方が
いいと思いますけど。

今回の相場、あえて名前を付けるなら
「信用バブル崩壊相場」
とでもなりますかね。

かわいそうな欲ボケ個人投資家が、(笑)
借金をして株を買っちゃった。
信用取引が借金であることも知らず。

その結果、みせかけの投資余力が大きくなった
個人投資家の資金が日本株に大量流入し
世界的にみても割高になっちゃった。

これは、利食いチャ~ンス!とばかりに
外資の利益確定に合った。

リスク管理のできていない
未熟な投資家が泣きを見た。

と、まあこんなところでしょう。
そして投資は自己責任、自業自得ですって。
いや、ずいぶんとひどい話です。

一般レベルの個人投資家に
信用取引やらせる証券会社と
サラ金会社に違いはあるんでしょうかね。

ホリエモンじゃないですけど、
個人も勉強しておかないと
ずるがしこい人にダマされますよ。
それも、合法的に。

特に経験の浅い人は
欲に負けないように注意してください。
「金儲け」に走ってしまうと破滅です。
仮に投資で成功しても人生棒に振りますよ。

さて、正当な長期投資というは
将来の企業価値をみて投資します。
株価はしょせん偽物ですから。

投資とは短期目的の利殖ではなく
信頼できる企業にお金を預けることです。
「モノをいう株主」なんて
インチキ屋がいましたけど、
経営者を信頼して任せることです。

公共の福祉のために、
リスクをとって余裕資金を提供する
エンジェルが投資家の役割なんですよ。

もっとも、わたしは損をしてまで
エンジェルをする気はないですけど。(笑)
だから、年1~2回の割安な局面を
狙って負けない投資をしています。

なぜなら、人気投票で決められる
偽物の企業価値(つまり株価)っていうのが、
救いようのない大バカで、
常に間違っているからです。

この「真の企業価値」と「偽物の企業価値」との
ギャップが投資家の儲け処というわけですが、
リスク管理をキッチリできていないと、
正しい投資行動をしていても負けちゃうんです。

このような局面で泣かないための
唯一の方法が「損切り」ですね。

ちなみに、わたしのポートフォリオには
含み損の銘柄は1つもありません。
あれば、売りますから。(笑)

1円でも買値を下回ったら
損切りすることをオススメします。
はやい方が傷は浅いです。

含み損ということは、
・銘柄選択
・売買タイミング
のいずれかを間違えているんです。

いい銘柄を適切なタイミングで
買えば含み損なんて発生しない。

そして失敗を次に生かさないと
スキルは上達しない。

去年のバカでも儲かる相場の延長で、
放置さえしておけば、そのうちプラ転する
なんて希望的観測で含み損を続けている
人はいないでしょうね。

まっとうな資産株、成長株なら
いずれは戻すと思いますけど
あなたの持株、本当に大丈夫ですか?

損切りを繰り返していくと
本当にいい企業、いい銘柄だけが残ります。
偽物は消えますが、本物は裏切りませんから。

残ったお気に入りの銘柄と
末永く付き合っていきたいものです。
これが真の長期投資だと思います。

ありがたいことです。

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2006.05.17

【はっしゃん】信頼できる経営者に預ける

よく下げますね。

株価が少しくらい下がっても
世の中は変わらないし、
いつもと同じように動いてますよ。

今の株価というのは
あくまで一時的な市場評価であって
本当の企業価値というのは、
市場のマネーゲームではなく、
投資先企業の皆さんの努力によって
少しずつ増えていくものです。

こうしている間も
投資先の従業員のみなさんは、
汗を流して働いていることでしょう。
株主であるあなたのために。

株価の動きに一喜一憂することほど
つまらないことはないと思いますよ。(笑)

投資金額が年収より少ない人にとって、
この程度の資産変動は、
長期的に何の影響もないと思います。
気にしていても時間の無駄です。

企業に投資をするということは、
お金を経営者に委ねたということです。
あとは任せておけばいいんですよ。

いい経営者なら、企業価値を高めて
あなたに返してくれるはずですから、
その「確認」だけをすればいいんです。

人生でもっとも大切なものは時間です。
株価に一喜一憂して浪費するのではなく、
信頼できる経営者に預けて、
有意義に使うことを考えましょう。

ありがたいことです。

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2006.04.25

【はっしゃん】アホールドと安全圏

再び調整色が強くなってきましたが、
ポートフォリオに含み損はありませんか?

含み損の原因は
1)企業分析ミス
2)売買タイミングのミス
のいずれかになると思います。

長期投資の場合、
1)企業分析ミス
というのは犯しにくいし、
例え誤ったとしても
シナリオを修正できる人が
多いことと思います。

理由は長期投資というのは、
企業分析が基本なので、
得意分野だからです。
できて当たり前なんです。

むしろ
2)売買タイミングのミス
が疎かになっている
ケースが多いのではないでしょうか。

売買タイミングも
企業分析と同じくらい重要で、
パフォーマンスにも
大きく影響してきます。

例えば、同じ銘柄を手がけていて
成績に差が出てくるとすれば、
売買タイミングに改善余地はないか?
考えてみる価値はあると思います。

負けない投資をするためには、
・含み損を作らないこと
・投資機会を逃さないこと
が重要です。

そのためには、
・損切りは徹底的にする。
・暴落局面以外では買わない。
の2点を実行することが
効果的だと思います。

個人的な考えを言うと、
長期投資でもEPSが増えて
PERベースで安全圏になるまでは、
短期投資と同じだと思います。

放置プレイ、アホールドでいいのは、
あくまで安全圏に入ってからの話ですよ。

特に今のような相場環境では。
細心の注意を払うべきと思います。

ありがたいことです。

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2006.04.14

【はっしゃん】長期投資とマイルストーン

今日は長期投資におけるスキルの向上と
マイルストーンについて書いてみます。

学習の基本は継続と反復です。
予習・復習を繰り返し、頭と体で
知識として覚えこませます。

スポーツや芸術でも同じです。
最初は基礎や型を繰り返し練習します。
分野によっては、モノになるまで
何年もかかる知識・技術もあります。

先日、この4月から小2になった娘の
ピアノコンサートがありました。
習い始めてから1年ですが、
ずいぶん上達するものですね。

まだまだお子さまレベルですが、
このような小さなスキル1つにも
努力の積み重ねは必要です。

また、長期間モチベーションを維持して
継続していくのは意外と難しいものです。
練習を強要させるのではなく
やる気にさせるにはコツが必要です。

娘の例ではピアノコンサートが
そのコツに当たるわけですが、
1つのマイルストーンですね。

マイルストーンを設定することで、
適度な達成感を味わいながら、
次のステップを目指していくわけです。

さて、問題は株式投資の場合なんですが、
多くの方が「時価資産」をマイルストーンに
設定しているのではないかと思います。

これは、あまり良くないですね。
そういうわたしも時価資産を毎月公開していますが、
あれは途中経過であって目標ではありません。(笑)

株価というのは、いい加減なものですからね。
時価資産をマイルストーンにしてしまうと
本来の企業価値とはなんの関係もなく
株価によって大きく変動することになります。

上昇すればいいですが、万が一、下降してしまうと、
モチベーションの低下要因になりますよね。
長期投資では上がる時も下がる時もあります。

そして、下がった時のモチベーション管理というのが
メンタルコントロールのテクニックとして、
投資マネジメント的にも、とても重要なんです。
そういう時に限って絶好の買いチャンス!
なんてことが多分にあるわけですから。(笑)

わたしが長期投資でマイルストーンにすべきだと思うのは
「保有年数」
「EPS」
「元本利回り」
「月次情報」
などです。

それぞれ、
・できるだけ長く保有しなさい
・成長力のある銘柄を選びなさい
・投資効率も考えなさい
・足元の業績チェックを怠ってはいけません
ということです。

株価や資産なんて、後からついてきますから
どうでもいいんですよ。(笑)

ストレスにならない範囲で
適切なマイルストーンを設定し、
モチベーションを維持していくことが
継続と長期的なスキル向上に直結します。

継続は力なりです。

ありがたいことです。

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2006.03.27

【はっしゃん】バーゲン・ハンティング

はっしゃん式長期投資は
放置プレイが基本で
年に数える程度しか取引しません。

その「数えるくらいの局面」が、
先日のライブドア事件を
契機とした下げ相場でした。

ようするに、年に1~2回あるか
ないかの暴落場面を狙って
ピンポイントで売買するわけです。

1~2年単位で待っていれば、
大きな調整局面は必ず
やってきますので、
長期投資でこれを狙わない
手はないでしょう。

このようなバーゲンセールでは、
優良株を激安価格で買えますので、
パフォーマンス的にも
大きな成果があると思います。

暴落で買い

次の暴落まで充電

暴落で買い

というパターンが長期投資における
理想的な買い増しスタイルだと思います。
次の暴落まではキャッシュを
せっせと貯めておけばいいのです。

そのためのコツは、
・追加資金を積み立てておく
・通常セールの品物は決して買わない
・バーゲンの2叩き、3叩きまで待つ
ということですね。

バーゲンセールが何時来るかが、
ちょっと分かりづらいですけど、(笑)
セール期間に突入したかどうかは、
株式投資を1~2年もしていれば、
誰でも容易に判断できるはずです。

買いたい銘柄があれば、
バーゲンまで辛抱しましょう。
バーゲンになっても慌てず、
じっくり待って買いましょう。

あなたが欲しい価格よりも
さらに安く買えることもあります。

「残り物には福がある」くらいで
ちょうどいいかもしれません。

ありがたいことです。

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2005.11.05

【はっしゃん】長期投資の心構え5

長期投資の心構えの5回目。
このシリーズは今回で最終回です。

長期保有の持株が
「含み損」になってしまった。

さて、どうする?

最終回にふさわしい話題ですね。(笑)
対応は2つに分かれると思います。

まず、含み損になった理由が明らかで
株価が予測の範囲内で推移している場合は、
よく考えて自分なりの結論を
出せばいいだけです。
そのまま放置していてもかまいませんし、
今の水準が割安だと思うのであれば、
ナンピン買いをしてもかまわないでしょう。

逆に、理由が分からなかったり、
分析に確信が持てない場合は、
株価が予測不可能な状態ですので、
原則通りに「損切り」をしましょう。

このような場合の対応能力は、
投資家のスキルによって大きく違ってきます。
重要なのは、自分のスキルを理解して
おくことだと思います。

わたし自身は、株式投資の専門家でもなければ、
人より優れた知識があるわけでもありませんから
自分で株価を予測可能な銘柄にしか投資をしません。

「これはついていけないな」と思ったり、
不安になって株価が気になりだしたら、
利益の有無にかかわらず投資対象から外します。

特に、株価が気になってしまうのは、
長期投資では最悪の状況です。
気になるのは、「予測できない状態」にあるからで、
ようするに自分の力が不足しているのだと
思った方がいいと思います。

わたしは、銘柄選びの基準として
ストレスにならない範囲で行うことを
なによりも重視しています。
お金より健康の方が大事ですからね。

また、自分の投資スキルの未熟さを補うために、
3種類の損切りルールを決めていて、
リスク許容度に応じて使い分けています。

それは、
・買値を1円でも下回った
・移動平均線や抵抗ラインを下回った
・損失限度額を超えた
というものです。

特に企業分析や業績予測のスキルが未熟なうちは、
誤った選択をすることもありますし、
また、誤りがなかったとしても、
株価が予測通りに動くとは限りません。
機械的な損切りルールを設けておくことは
合理的なことだと思います。

株式投資は、自己ルールに基づいた
企業分析あるいは業績予測のゲームです。
スキルを磨くことで守備範囲は
格段に広くなると思いますが、
最後は自分自身との戦いになります。

すなわち、いちばん重要なのは、
不確実性を極力排除するための
メンタルコントロールのテクニック
なのではないかと理解しています。

ありがたいことです。

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2005.11.04

【はっしゃん】長期投資の心構え4

ご好評をいただいております
長期投資の心構えの4回目です。

長期保有の持株がいきなり
株式分割を発表して、
株価は買い気配スタート。

さて、どうする?

株式分割というのは、
資金調達を伴わない新株発行のことで、
既存の株主にも持株数に応じて
無償で新株が割り当てられます。

発行済株数100万株の会社が
100万株の新株を発行すると
株数は2倍の200万株になります。
このとき株価は理論上は半分になりますから、
1:2の分割といいます。

株式分割は既存の株主にとっては、
株数が増えた分だけ
株価が下がることになるので、
メリットもデメリットもありません。

でも、通常は株価が上昇します。
理由は3つ。
・株価が下がり購入しやすくなる
・浮動株が増えることで流動性が増す
・新興企業は、株主数が増え東証上場の思惑が出てくる
というところでしょう。

例えば、わたしの注目銘柄である
ヴィレッジVの株価は170万円です。
いくらわたしが、オススメ銘柄といっても(笑)
170万円を出せる人は多くないでしょう。

半分の85万円でも高いです。
4分割して42.5万円ならというのが、
普通の感覚だと思います。

このように株式分割を行って単価を下げると
値頃感が出てきて一般株主数が増えます。

特に、東証2部、あるいは1部上場を
目指している企業は、
上場基準として株主数の規定がありますから、
積極的に株主分割をしてきます。

また、成長企業の場合も
EPSがどんどん高くなり、
それに比例して株価が上がってしまうので、
適度に分割をする傾向があります。

ですから、株式分割企業は業績も好調で、
東証へのくら替えも期待できるという
「よいイメージ」が定着しているのだと思います。

しかし、分割数が多くなると悲劇が起こります。
1:3、1:5、1:10、1:100
などのケースです。

分割を実施したら、理論株価はそれぞれ、
3分の1、5分の1、10分の1、100分の1
になります。

ところが新株の発行は2ヶ月先なんです。
法律のことはよく分かりませんが、
法律でそう決まっているらしいです。

つまり、新株が発行されるまでは、
株数は同じままで株価だけが
先行して数分の1になるという
かなり特殊な状況になります。

例えば、1:10の分割では、
発行株式数という流通量が同じままで
株価だけが10分の1になるため、
取引可能な市場規模も10分の1になるんです。
でも、買いたい人の数は変わりません。

短期的な株価は需給できまりますから、
値段が下がって買いやすくなった分割株に
買い注文が殺到してバブルのような
特殊な株価チャートが形成されます。

そして、2ヶ月後、新株が到着すると、
需給が緩和されて急落するわけです。
それで終わり。
下のグラフは、1:10の分割を実施した
テイツーの株価チャートです。

7610w

このような一時的な需給で
株価が大きく歪めらるのは問題なので、
ただちに新株を流通させられるように
制度の改定が検討されているようです。

乱高下する株価を見るのは、
あまりよい気分ではないと思いますが、
業績に関係なく上がった株価は、
いずれ元に戻るものですから、
冷静に対処するのがいいでしょう。
2ヶ月なんて長期投資から見れば、
どうでもよいことですから。

もちろん、あまりの高PERになったら
売ってもよいのではないかと思います。
新株が到着して安くなってから
買い戻せばいいわけですからね。

でも、いい会社の場合は、
いつ好材料が出るかなんて、
分からないですからね。
難しい選択になると思います。

結論としては株式分割は中立要因。
長期投資では、株価の乱高下は
無視するのが一番。
ということになると思います。

ありがたいことです。

記事中のチャートは明日香を利用しています。

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2005.11.03

【はっしゃん】長期投資の心構え3

長期投資の心構えの3回目です。

長期保有の持株がいきなり
MSCBを発表して、
株価は売り気配スタート。

さて、どうする?

そもそもMSCBとは何なのか?
よく分からない方もいると思いますので
増資との違いを簡単に説明します。
MSCBとは新株予約権付の転換社債で、
増資と同じように資金調達方法の1つです。

MSCBと増資の違いを簡単に説明すると

・増資は「新株発行数が固定」の資金調達法。
・MSCBは「調達金額が固定」の資金調達法。

と、これだけのことなんですが、
この違いがポイントなんです。
 調達金額=発行株数×株価
なんですから。

例えば、発行済株数が100万株の
企業が20万株の公募増資を発表します。
でも、公募増資を発表すると
前回、述べたように1株利益が希薄化するので、
理論上は希薄分だけ株価が下落します。

増資は「新株発行数が固定」の資金調達法なので、
株価が下落すれば、それだけ資金調達額が
少なくなってしまいます。
極端な話、発行済株数が100万株の
企業が100万株の増資を実施すると、
理論株価は半値になります。
200万株なら株価は3分の1です。

つまり「新株発行数が固定」の増資は
大規模な資金調達には向いていないわけです。
新株を増やしても、その分だけ株価が下がれば、
調達金額は増えませんから。

これが、第三者割当増資の場合は、
時価などを参考に割当先と発行価格を
調整することになりますが、
公募増資は株価を市場が決めるので、
企業からみれば調達金額が
見込みどおりにならない可能性もある
不確実なファイナンス方法となります。

最近では、公募増資といっしょに
株式分割を発表したりして、
株価の下落を防ぐケースもみられます。

一方、MSCBは「調達金額が固定」の
資金調達法です。
金額が固定なので確実に
資金を調達できますが、
問題はその後です。

例えば、調達金額を10億円としておきましょう。
これを転換社債という形で買ってもらうのですが、
MSCBは通常の社債とは異なり、
無利息ですので利子負担がありません。
企業にとっては、なんともいい条件なんですが、
その代わり、転換価格を修正できるという
特典がついているわけです。

MSCBは、株価に応じて転換価格を修正し、
社債から新株に転換することができます。
この「転換価格の修正」というのが
MSCBの重要なポイントです。

株価が1万円なら10億円で
10万株転換できます。
株価が5千円になると10億円で
20万株転換できます。
株価が千円まで下落すると10億円で
100万株転換できます。

転換される株数が多ければ多いほど、
1株利益は希薄化しますから株価も下落します。
そして、さらに株価が下落すれば、
また転換価格が修正されて
新株が増えるという悪循環になります。

実際には、下限転換価格というのが
決められているわけですが、
このように、MSCBは企業が無利息で
確実な資金調達をできる代償として、
既存の株主に多大な希薄化リスクを
背負わせるファイナンス方法なのです。

また、MSCBは無利息ですから、
購入した側が利益を上げるためには、
少しでも安い株価で新株に
転換しておく必要があります。

空売りで安値に誘導して新株に転換したり、
新株を売却して株価を下落させて、
さらに安値で転換させたりと、
いうことが必要になってきますから、
株価の下値圧力が強くなってきます。

このあたりの思惑も嫌気されて、
株価が大きく下落したり、
転換が終了するまで長期間低迷したり
するケースが見られるようです。

これだけ、既存株主に迷惑をかける
デメリットがある資金調達法ですから、
個人的にはMSCBは、
法的に規制するべきだと思います。

しかし、ファイナンスという点においては、
増資と同じことで、次の成長ステージのための
資金調達であることに代わりはありません。

たまたまMSCBで有望な成長企業の
株価が下落していれば、長期投資では、
絶好の買いチャンスと捉えて間違いないでしょう。

調達資金の使途や転換価格、
希薄化リスクについて、増資以上の
注意が必要なことは言うまでもありません。

しかし、結論は増資と同じで
成長企業はMSCBでも売るべからず。
買いチャンスと心得るべし。
となります。

ありがたいことです。

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2005.11.01

【はっしゃん】長期投資の心構え2

長期投資の心構えの続編です。

長期保有の持株がいきなり
公募増資を発表して、
株価は売り気配スタート。

さて、どうする?

増資というのは、
新株を発行して企業活動のための
資金調達をする行為ですが、
(ファイナンスともいう)
発行株数が増えるため、
短期的には悪材料になります。

例えば、発行済株式数が
 100万株
の会社が20万株を増資して
資金を調達したとします。
発行後の株式数は
 120万株
に増えます。

その企業の純利益が
 6億円だったとしたら、
発行株数が100万株なら、
 1株あたり600円の利益
なんですが120万株だと
 1株あたり500円の利益
に目減りしてしまいます。
単純に新株分の分け前が減るんです。

そして株価は1株利益(EPS)に
比例するので、理論上は目減り分だけ
下落することになります。
これをEPSの希薄化といいます。

わたしは、次のように考えています。
公募にしろ第三者割当にしろ、
増資は、成長株投資にとって
避けて通れないことだと思います。
つまり、いつあってもおかしくない
ということです。

実施時期を正確に予測するのは困難ですが、
いつあってもいいように
心の準備をしておきましょう。
増資を受け入れない限り、
成長株投資はできないと思います。

また、増資は
「成長株にとって最大の買いチャンス」
になるんです。

特に小売業の場合は、
増資で調達した資金は、
新規出店に使われる
ケースがほとんどですから、
まっとうな成長企業であれば、
調達資金以上の利益還元がある
と考えるのが当然だと思います。

成長企業の株価チャートを見ても、
増資の希薄化分を吸収して、
上昇していくケースがほとんどです。

なお、増資の目的が
借入金の返済なんて場合は、
何の生産性もありませんから、
使途は確認しておきましょう。
それでも、バランスシートは
改善しますけど。
(自己資本比率の低い企業に多い)

というわけで結論は、
成長企業は増資で売るべからず。
買いチャンスと心得るべし。
となります。

次回は、MSCBについて
書きたいと思います。

ありがたいことです。

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2005.10.30

【はっしゃん】長期投資の心構え

今日は長期投資の心構えについて
書いてみたいと思います。

長期保有の持株がいきなり
下方修正を発表して、
赤字に転落してしまいました。
株価は売り気配スタート。

さて、どうする?

こういう状況になってしまったら
もう負けを認めるしかないです。
わたしなら、全株投げ売りです。

敗因は、
・下方修正を予測できなかったこと
に尽きます。

少なくとも月次情報を公開している
企業に投資をしていれば、
下方修正や赤字決算を
見抜けないはずはないと思います。

通常、業績未達の要因のほとんどは、
売上の低迷によるものだからです。
粗利が販管費を下回れば赤字です。

逆に、M&Aや時価会計導入による
特別損失による赤字のケースは、
全く気にする必要はありません。
本業である経常利益が黒字なら
株価への影響は軽微です。

赤字の要因としては販管費比率の悪化を
上げるケースがよくありますが、
分子である販管費は固定であり、
分母である売上が不振だから
販管費比率が悪化するだけのことです。

 販管費比率=販管費÷売上

小売業でありがちなパターンとしては、
無計画な出店で店舗を増やしたものの、
自社や他社の店舗と競合が発生してしまい
販管費の伸びを売上増加で吸収しきれなく
なってしまうというケースです。

月次情報で売上や出店状況をチェックし、
四半期決算で粗利や販管費を精査すれば、
このような状況は予測可能です。

では、実際に赤字や下方修正に
なりそうだったら、どうしたらいいのか?
ここが、業績分析に基づく長期投資の
最大のメリットだと思うのですが、
いくらでもあるんですよ、考える時間が。

業績不振が一時的なものなのか、
来期以降は回復する見込みがあるのか。
同業他社との力関係に変化はないのか。
中期計画への影響はあるのか。
ファイナンス計画に変更があるか。
などなど、納得いくまで分析して、
自分なりの結論を出すことができるんです。

たとえ下方修正でも赤字でも
あらかじめ想定されたことなら、
売り気配スタートでも
冷静に見守ることができますよ。
覚悟ができていればね。

朝刊を見たら赤字転落となっていて、
株価は、売り気配スタート。
こうなってしまっては、正常な判断なんて、
できっこないんですよ。

わたしは、大事な投資資金に
そのようなリスクは取れないですね。
だから、長期枠の投資先を
月次情報を公開している
小売業に限定しているのです。

ありがたいことです。

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2005.03.07

【はっしゃん】投資の意義

長期投資の原点は、
投資先のビジネスモデルを理解して
投資することです。

長期の場合は、出資といってもいいでしょう。
つまり、応援するということです。

わたしはトップカルチャーに投資して
たまたま資産を増やしていますが、
これは、トップカルチャーの経営陣をはじめ
従業員のみなさま方が一丸となって努力した結果、
お客様の支持をいただいているからです。

よい株を保有して利益を得るということは、
その会社の規模や利益が拡大したということであり、
投資家としても得た利益に比例して
社会に貢献しているといえます。

わたしは、投資家の一人として
自分の投資資金が有効に活用され
トップカルチャーを通じて
社会に貢献できたことを誇りに思っています。

わたし自身は、トップカルチャーを見込んで
少しばかりのお金を投資しただけ。
個人投資家の役目はエンジェルなんですよね。
これを、投資家の先見の明などと言うのは、
思い上がりだと思います。

市場や経営の透明性が確保され、
正常に機能するようになれば、
株式市場はもっと活性化し、
より大きな資金が流入するでしょう。

よい製品、よいサービスを提供する会社が
お客様や社会から支持され利益を得る
というのが資本主義経済の大原則です。

三菱自動車や西武鉄道のような
反社会的な会社などは言語道断ですね。
このような会社に資金提供している投資家は、
エンジェルではなく、悪の手先として(笑)
加担しているようなもんです。

株式投資は法律上、有限責任ですから
株主が責任を問われることはありませんが、
道義上は、どうなんですかね。

正常な市場による、よい長期投資は、
あなたの資金を確実に還元し、
有用に活用してくれます。

綺麗事かもしれませんけどね。
重要なのは、お金より大義名分だと思います。

ありがたいことです。

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2005.01.26

【はっしゃん】投資の才能

今日は、投資の才能について。

短期投資の場合は、
取引を重ねれば重ねるほど、
投資家個人のスキルが
投資成績に反映されます。

短期投資の世界では、
90%が負け組と言われていますが、
短期投資の才能がない人は、(笑)
この世界では、絶対に勝てません。

正直、才能がある人が
うらやましいですね〜。
自分の才能を見切ることも
重要ですね〜。(笑)

 * * *

さて、長期投資の場合は、
長く持てば持つほど、
投資先企業の業績や成長性が
投資成績に反映されてきます。

その企業の業績を左右するのは、
投資家の才能や先見の明である
。。。はずがありませんね。(笑)

長期投資の成績は、投資先企業の
経営者の能力や従業員の方々の
努力によって決まるのです。

そして何よりも、よい商品や
よいサービスを提供することで
お客さんに喜んでもらっていることが
いちばん大きいのではないかと思います。

 * * *

短期投資には、天賦の才能と
取引数に比例した労働時間が必要です。(笑)

長期投資に必要なものは、
基本的には資金と時間だけです。

あとは、自分の投資資金が
どのように活用されて
社会の役に立っているかです。
経済的に価値のあるものが成長する。
これが資本主義経済の原則です。

ありがたいことです。

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2005.01.25

【はっしゃん】資金追加

長期投資では運用資金の追加が
重要な要素になってきます。

「100万円を元手に
 資産を何億円に増やす。」

のような投資とはかけ離れた
マネーゲームの世界が経済誌や経済番組で
誇張して取り上げられているのには、
呆れるばかりです。

本当の投資とは、元本を増やすゲームではなく、
貯蓄などと同じように継続的な追加資金を
含めて、資産運用していくものです。
長期投資でも短期投資でも。

そして、あたり前のことですが、
運用能力がある人ならば、
資金は多ければ多いほど有利です。(笑)

家計のバランスシートにもよりますが、
リスクを取れる資金があるのであれば、
継続的に増やすことを前提に
資産運用を考えていくべきでしょう。

ちなみに、わたしの場合は元本500万円。
これに毎年200万円程度を
追加資金として投入し続けてきました。

7年目の今では元本も2000万円
近くまで増えましたが、
今後も継続して資金追加をしていく
計画になっています。

資金の投入時期は、単純なドルコスト平均法ではなく、
株価の割安な時期を狙っています。
単に買いたくなるまで待っているだけですが。(笑)

みなさんも計画的に資金枠を増やしていく
ことを考えてはみてはいかがでしょうか?

ありがたいことです。

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2004.10.27

【はっしゃん】定量チェック

ご存じのように、わたしは長期投資派ですので、
今年はわずか2回しか売買していません。

では、そんなわたしがなぜ毎日のように
日記を書いているのかというと。。。
確認のためです。

長期投資の方には、相場の値動きは追わない
という人もいると思いますが、わたしは反対です。
元本100%の商品なら別ですが、
リスク商品を放置しているようでは、
安全な投資とは呼べません。

なかでも、わたしが重視しているのが
毎日の株価ではなく、
月1回発表される月次情報です。

株価は、月次情報の動向や上方修正、
株式分割、公募増資などの材料で
大きく動きます。

必ず、毎日とはいいませんけど、
定量的なチェックは必要でしょう。

というわけで、今日もわたしは
日記を書いているわけです。(笑)

ありがたいことです。

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2004.09.29

【はっしゃん】転換点

今日は転換点について。

長期投資では、相場の底で買い、
天井で売ることができれば、
大きな利益を得ることができます。

しかし、天井で売ることは難しいでしょう。
企業の成長性を長期予測することが、
非常に困難だからです。
(超長期の持続成長の予測は難しい。)

でも、底値付近で買うことなら、
それほど難しくないと思います。
評価されていない割安な優良銘柄は
今でもたくさんあると思います。

例えば、底だと思った銘柄を買うとします。
 1.買値より下がれば、損切りして買いなおし。
 2.買値より上がれば、成功です。長期保有します。
たったこれだけのことです。(笑)

買っても買っても損切りばかりの人も
いるかもしれませんが、当たり前のことです。
わたしもそうでしたから。(笑)

だまされてはいけませんよ~。
株価というのは、短期的な需給に左右されて
大きく上下に動くいいかげんなものです。

長期投資で見なければいけないのは、
株価的な転換点ではなく、
企業の業績や成長性、株価の妥当性や市場評価を
総合的に判断することです。

そのうえで、長期投資であれば、
市場のブレ程度のリスクは取っても
割安であれば、買ってしまえばいいんです。

例えば、上昇前の銘柄が200円でも300円でも
1000円になってしまえば、あまり関係ないですよね。
上がってしまえば、下のほうは底に見えるものです。

小さい転換点よりも、
大きい将来性に目を向けましょう。

ありがたいことです。

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2004.09.02

【はっしゃん】アンチ・デイトレ

長期投資のいいところは、
デイトレードのようにザラ場を見る
必要がないことですな。

わたしも、そういう時期がありましたが、
なんか金の亡者みたいでしたね。(笑)

世の中は平穏に動いているし、
何も変わっていないのに
1円の株価に一喜一憂している
オレはなんなんだ!
なんて思っていました。

同じように儲けるなら、デイトレードより
長期投資の方がカッコいいでしょ?
株価は1日の取引が終了してから
チェックするだけでよろしい。

株価なんて需給で動く不安定なものだから、
大きな流れさえつかめていれば、
値動きなんて気にしなくてもいいんだよね。

株価が気になって仕事や勉強に
身が入らない人はいませんか?
わたしもそうでしたが、株中毒ですよ。(笑)
目先の小さいことばかり気にしては、
大きな流れに乗り遅れます〜。

日本経済は、1年半前に底入れしている。
優良銘柄をしばらく保有しておけば、
資産を2倍、3倍と増やす機会が、
いっぱいあったわけです。

わたしは、買っただけで何もしなかった。
たまたま少し運がよかっただけです。

ありがたいことです。

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2004.09.01

【はっしゃん】理論より実践

わたしは、投資本をほとんど
読んだことがありません。
あくまでも自己流です。

投資本は読み物としては面白いかもしれませんが、
それで長期投資がうまくなるとは思いません。
(読んでいない、わたしがいうのも変ですが。)

大事なことは、自分自身の考えを持つことであり、
自分の経験に基づいた投資哲学を持つことでしょう。
言うまでもなく長期投資でも理論より実践、経験です。
実践・経験あってこその理論であり、
なければただの空論です。

空理空論で相場を張れるわけはなく、
自らの努力と研究によってのみ、
それらは、実践し証明できるということです。

わたしにとって株式投資とは、
会社経営と同じことです。
自分で事業の投資価値を見極め、判断して
経営者とその視点を理解・共有できるならば、
その会社は、買いです。

そういうわけで、良い企業は
短期の株価推移とは関係なく
長期保有でいいわけです。

ありがたいことです。

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2004.08.31

【はっしゃん】これからの10年

市場で評価されていない
割安な銘柄をバリュー株といいますが、
一般に低PER、低PBR、高配当なので、
お買い得です。

評価されていないのは、
それなりの理由があるんですけど、
市場というのは、かなりのお馬鹿ですから
安いときには、極端に安くなり、
高くなるとバブルのように上がります。

市場に流されて、マネーゲームをするのではなく、
企業の位置づけや将来性を見極めて、
投資の判断を行うのが経済人というものです。
お遊びじゃあないですよ、ビジネスです。(笑)

わたしは、株価がいつ底入れするかは、
全くわかりませんが、
株価が妥当なのか割安なのかの
判断ならできました。

そのために財務指標や
テクニカル指標の勉強もしました。
不確実なものであれば、
ギャンブルと同じでしょ。

繰り返しになりますけど、
市場というのは、かなりのお馬鹿ですから
安いときには、極端に安くなり、
高くなるとバブルのように上がります。

日本経済は、十数年来の低迷を経て、
まだ底入れしたばかりですよ。
面白いのは、これからの10年です。

ありがたいことです。

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2004.08.13

【はっしゃん】大きな流れ

長期投資の買いチャンスは銘柄を選ばなければ、
おそらく、毎日のようにありますけど、
誰にでも分かるような買い局面となると、
年に2〜3回しかないでしょうね。

それは、大きく下げた時。今年で言えば5月。
今日も大きく下げてますけど、
今の局面も、そろそろ買いチャンスと言えるかも。

もっとも、それは年間レベルの買いチャンス。
わたしが7640を買った約1年半前(2002~2003年)は、
まさに、20年に1回の買いチャンスだったわけです。

そのころは、デフレの真っ直中で、銀行は破綻寸前。
(事実、りそなとUFJは身売りしたんだけど)
長期金利は、記録的な低金利を記録してました。

あのときに株を買っておけば、誰でも儲かったわけ。
ちょうど、竹中大臣が「今買えば、絶対儲かる」
なんて本音を漏らしてましたからね〜。
あれは、マジでしょ。(笑)

それが今では、日経平均が8000円から12000円になり、
変動金利の個人向け国債に1%超の
金利がつくようになってるわけですから、
世の中わからんもんですね〜。

今は、少し調整してますけど、
もう大きな流れは変わらんでしょうね。

ありがたいことです。

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