発掘チャート

2017.10.09

発掘チャート<1987.10.19>ブラックマンデーから30年

はっしゃんです。

発掘チャートのエントリーでは、
様々な銘柄の記憶に残すべき場面を
株価チャートで再現して
お楽しみいただこうという企画です。

第16回は今から30年前。
史上最大の株価暴落と呼ばれている
ブラックマンデーは、
日本市場ではNY市場暴落の翌日、
 1987年10月20 (火曜日)
に発生。

わずか1日で
 NY市場:-22.6%(-508ドル)
 日経平均:-14.9%(-3836円)
の大暴落となりました。

以下は、ブラックマンデー時の
各業種の代表銘柄の株価チャートです。

■<1925>積水ハウス -300 (-15.2%)
Bm1925


■<2503>キリン -362 (-17.2%)
Bm2503


■<3402>東レ -100 (-11.6%)
Bm3402


■<4063>信越化学 -381 (-19.2%)
Bm4063


■<4502>タケダ -454 (-15.1%)
Bm4502


■<5108>ブリヂストン -182 (-15.2%)
Bm5108


■<5401>新日鉄 -540 (-12.3%)
Bm5401_2


■<6301>コマツ -95 (-13.7%)
Bm6301


■<6758>ソニー -227 (-10.9%)
Bm6758


■<7203>トヨタ -300 (-19.1%)
Bm7203


■<8058>三菱商事 -200 (-16.4%)
Bm8058


■<8604>野村證券 -485 (-11.6%)
Bm8604


■<8801>三井不動産 -381 (-18.8%)
Bm8801


■<9432>NTT -1275 (-8.9%)
Bm9432


■<9501>東京電力 -971 (-15.2%)
Bm9501

※株価は現在までの株式分割・併合を補正
 したもので当時と異なる場合があります。

この日は、ほとんどの銘柄が業種に関係なく
ストップ安となりました。
(その多くはストップ安売り気配の一本値)

チャートを見てわかるように、
暴落の一方で出来高はかなり少なく、
買い向かった人がいないのが分かります。

また、日経平均の下落率がNY市場より低いのが、
各銘柄の下落率から分かります。
平均15%くらいになりますよね。

日本市場にはストップ安ルールがあるため、
1日の下落幅に制限があるのです。

この日経平均とNY市場の下落率の差が、
日本株のさらなる下値余地を生み、
ストップ安でも買いが入らなかったのです。

なお、当時のNY市場にはサーキットブレーカーが
導入されていなかったのですが、
ブラックマンデーを契機に導入されました。

これだけの大暴落となったブラックマンデーですが、
リーマンショックや9.11NYテロと異なり、
実は、直接原因がはっきりしません。

当時アメリカの財政赤字や貿易赤字、
プラザ合意後の為替相場を背景に、
逆指値のような自動売買プログラムから、
売りが売りを呼んだと言われています。

結局、日本市場では多くの銘柄が、
翌日ストップ高となり、株価も回復しました。

もっとも、暴落→暴騰で終わりではなく、
1ヶ月以内にほとんどの銘柄が、
さらに安値を何回か更新しています。

しばらくは不安定な値動きでしたが、
リーマンショックと比べると、
影響は軽微だったといえるでしょう。

そして、ブラックマンデーの半年後には、
日経平均でも全値回復となり、そこから
1989年12月のバブル相場頂点に向けて
日本史上最大の株価バブルが始まるのです。

 * * *

私たちは株価チャートを
結果から見て評価する傾向にありますが、
実際の相場は現在進行形ですから、
当時の業績や市場期待、需給を投影した
株価チャートは貴重な実録データです。

・ブラックマンデー(1987年)
・バブル相場(1989年)
・ITバブル(2000年)
・NYテロ(2001年)
・リーマンショック(2008年)
・東日本大震災(2011年)

「賢者は歴史から学ぶ」といいます。
今も昔も株式投資の基本コンセプトは
「将来、値上がりしそうな株を買う」
ということで同じですから、
過去を知るということは、
未来を知ることに通じると思います。


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2017.10.01

発掘チャート<日経平均>2008年10月リーマンショック大暴落

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2017.09.11

発掘チャート<8765>大成火災9.11NYテロ一発退場

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2017.07.22

発掘チャート<3765>ガンホー株価100倍#パズドラ

はっしゃんです。

発掘チャートのエントリーは、
様々な銘柄の記憶に残すべき場面を
株価チャートで再現して
お楽しみいただこうという企画です。

第13回はパズドラブームで
脚光を浴びたガンホーのチャートです。
(オレンジ線は理論株価)

3765

現在もゲームセクターの株価が
乱高下していますが、
その元祖とも言える銘柄が、
パズル&ドラゴンズで一世を風靡した
ガンホーです。

パスドラのiOS版がリリースされたのは5年前。
その2012年2月20日のガンホーの株価は、
169,300円(現在の16.93円)でした。

当時の携帯ゲームはGREEやMobageが中心で、
AppStoreやGooglePlayでのアプリ配信は、
まだ少数でした。

その中で単純なパズルとRPG要素、ガチャ要素を
組み合わせたパズドラが大ヒットとなり、
流れがスマホゲームへ大きく変わりました。

ガンホーの売上、利益は倍々ゲームで増加し、
株価はパズドラ公開から1年3ヶ月で100倍、
社会現象化したのは記憶に新しいところです。

さて、ガンホーの業績ピークは2014年でしたが、
株価ピークは2013年5月で終焉となりました。
スマホゲームは海外展開が容易なのですが、
ガチャ依存しすぎたゲーム性が、
海外で支持されなかったのが一因でしょうか。

フリーミアムで何千万のアクティブユーザーを得た
ガンホーですが、ガチャシステムが海外で支持されず、
市場の要請に従い、少しずつ国内ガチャ課金に
舵を切っていきます。ここが株価の転換点。

パズドラの功罪を述べるのはまだ早いかもしれませんが、
スマホゲームの先駆者としては評価されるべきでしょう。
しかし、GREE、Mobage時代から問題視されていた
ガチャをいち早くスマホ展開しただけとも言えます。

実際、パズドラに続く国産スマホゲームはガチャばかり。
絶好の機会がありながらグローバル市場で成功できず、
市場の期待は任天堂に戻りました。(笑)

結局、パズドラはスマホゲーム創成期において、
日本というガラパゴス市場限定でガチャ要素により
大きな成功を納めた一例と言えるでしょう。

 * * *

私たちは株価チャートを
結果から見て評価する傾向にありますが、
実際の相場は現在進行形ですから、
当時の業績や市場期待、需給を投影した
株価チャートは貴重な実録データです。

・ブラックマンデー(1987年)
・バブル相場(1989年)
・ITバブル(2000年)
・NYテロ(2001年)
・リーマンショック(2008年)
・東日本大震災(2011年)

「賢者は歴史から学ぶ」といいます。
今も昔も株式投資の基本コンセプトは
「将来、値上がりしそうな株を買う」
ということで同じですから、
過去を知るということは、
未来を知ることに通じると思います。


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2017.06.10

発掘チャート<9984>ソフトバンク株価50倍@ITバブル

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2017.06.04

発掘チャート<7974>任天堂スーファミ相場Wii相場で株価7倍

はっしゃんです。

発掘チャートのエントリーは、
様々な銘柄の記憶に残すべき場面を
株価チャートで再現してお楽しみ
いただこうという企画です。

第11回は好不調の激しいゲーム業界で、
何回か大相場を演じた任天堂から
 1990年スーパーファミコン
 2006年Wii発売
の相場を見てみましょう。

なお、任天堂は大証銘柄でしたが、
大証の過去チャートが入手できないので
東証チャートで代替します。

18_7974

スーパーファミコンは1988年11月に発表され、
2年後の1990年11月に発売されました。
当初は89年7月に発売を予定していましたが、
1年以上も延期された経緯があります。

株価は発表時3300円付近でしたが、
期待感から2倍水準まで上昇し、
さらに発売延期でも大幅上昇となり、
発売前90年8月に25000円付近で
大天井となりました。上昇率は7倍。

任天堂の業績はスーパーファミコンで頂点を迎えますが、
その後はニンテンドウ64の失敗などで失速、
携帯型のゲームボーイやDSのヒットはありましたが、
プレイステーションで成功したソニーに主役の座を譲ります。

18_79742

その任天堂が再び脚光を浴びたのが2006年、
Wiiの大ヒットでした。
Wiiは2005年から段階的に情報リークされ、
株価は11,000円付近からじりじり上昇するも、
当初、投資家評価が高くなかったこともあり、
2006年11月の発売後の大ブームでさらに上昇、
1年後の73,000円付近で大天井となっています。
上昇率は約6.5倍です。

さて、Wiiで再び頂点を極めた任天堂ですが、
その後は携帯ゲームやスマホゲームにシェアを奪われ、
徐々に主役の座を追われます。

18_79743

転機となったのはスマホゲームへの参入。
2016年7月のPokemonGo!の大ヒットから、
Switchへとつながる今回の相場は現在進行形です。
かなりの期待先行ですが。

 * * *

私たちは株価チャートを
結果から見て評価する傾向にありますが、
実際の相場は現在進行形ですから、
当時の業績や市場期待、需給を投影した
株価チャートは貴重な実録データです。

・ブラックマンデー(1987年)
・バブル相場(1989年)
・ITバブル(2000年)
・NYテロ(2001年)
・リーマンショック(2008年)
・東日本大震災(2011年)

「賢者は歴史から学ぶ」といいます。
今も昔も株式投資の基本コンセプトは
「将来、値上がりしそうな株を買う」
ということで同じですから、
過去を知るということは、
未来を知ることに通じると思います。


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2017.05.27

発掘チャート<7211>三菱自動車リコール隠し事件

はっしゃんです。

発掘チャートのエントリーでは、
様々な銘柄の記憶に残すべき場面を
株価チャートで再現してお楽しみ
いただこうという企画です。

第10回は度重なる不祥事で、
世間を騒がせた三菱自動車の
リコール隠し事件の株価チャートです。

15_7211

2004年は2度目のリコール隠しが発覚した年です。
三菱自動車がトラックに欠陥があると知りながら、
リコールを行わず欠陥を放置した結果、
死亡事故が発生したというものです。

悪質なのは死亡事故が発覚した後も、
ユーザー側の整備不良と主張して、
リコール隠しを隠蔽したことです、
母子3人を含む尊い命が失われました。

事件で株価は直近高値350円から72円まで急落、
当時、資本関係にあったダイムラークライスラーが
手を引くなど、まさに倒産秒読み段階でしたが、
重工を中心とした三菱グループが救済に入り、
再建を目指すことになりました。

しかし、コンプライアンス軽視の体質は変わらず、
後の2016年にはまた燃費偽装が問題化して、
株価は412円(2004年換算で41円)まで下落。

日産自動車の傘下で再建を期すことになり、
上場こそ維持していますが、
株価は706円(2017/5/26現在。2004年換算で71円)と、
リコール隠し事件当時を下回っています。

ドラッカーは企業の目的を
「顧客の創造」であると述べています。
顧客ニーズを満たす価値を提供し、
社会貢献の結果、得られるのが利益です。
自社利益と自己保身を一とする企業の没落は、
必然というしかありません。

 * * *

私たちは株価チャートを
結果から見て評価する傾向にありますが、
実際の相場は現在進行形ですから、
当時の業績や市場期待、需給を投影した
株価チャートは貴重な実録データです。

・ブラックマンデー(1987年)
・バブル相場(1989年)
・ITバブル(2000年)
・NYテロ(2001年)
・リーマンショック(2008年)
・東日本大震災(2011年)

「賢者は歴史から学ぶ」といいます。
今も昔も株式投資の基本コンセプトは
「将来、値上がりしそうな株を買う」
ということで同じですから、
過去を知るということは、
未来を知ることに通じると思います。


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2017.05.14

発掘チャート<8312>拓銀破綻から20年

はっしゃんです。

発掘チャートのエントリーは、
様々な銘柄の記憶に残すべき場面を
株価チャートで再現してお楽しみ
いただこうという企画です。

第9回は20年前の1997年11月に経営破綻、
銀行連鎖破綻の先駆けとなった
北海道拓殖銀行の株価チャートです。
(20年向けに加筆修正。2017/11/17)

11_8312

バブル崩壊から8年目の1997年。
都市銀行の一角であった
北海道拓殖銀行の破綻を契機に
日本経済は戦後最大の金融危機を迎えます。

拓銀破綻の1週間後には主幹事証券だった
山一証券が連鎖破綻。(第6回
翌98年に拓銀と関係が深かった長銀、
さらには日債銀へと破綻が連鎖し、
金融危機はピークに達します。

当時の銀行はバブル期に高騰した不動産を
担保にした融資がバブル崩壊で次々と不良債権化し、
時間稼ぎしかできない状況に陥っていました。

拓銀もカブトデコムなどへのずさんな融資や
飛ばし行為による不良債権隠しにより、
負のスパイラルに嵌っていきます。

これらの問題が表面化すると預金流出も発生。
97年11月17日に経営破綻を発表しました。

拓銀株には、売り注文が殺到し、
破綻発表前に65円だった株価は、
19日に5円で寄り付き、
最後は1円で市場から退場しました。

その後は銀行への公的資金注入や
実質破綻行の救済合併により、
不良債権問題は先送りされたものの、
99年以降も地銀8行が次々と破綻。

銀行破綻が収束し、
バブルの精算がひとまず終わるのは、
足利銀行が破綻後に国有化され、
りそな銀行に公的資金が再注入される
2003年までかかることになります。

 * * *

私たちは株価チャートを
結果から見て評価する傾向にありますが、
実際の相場は現在進行形ですから、
当時の業績や市場期待、需給を投影した
株価チャートは貴重な実録データです。

・ブラックマンデー(1987年)
・バブル相場(1989年)
・ITバブル(2000年)
・NYテロ(2001年)
・リーマンショック(2008年)
・東日本大震災(2011年)

「賢者は歴史から学ぶ」といいます。
今も昔も株式投資の基本コンセプトは
「将来、値上がりしそうな株を買う」
ということで同じですから、
過去を知るということは、
未来を知ることに通じると思います。


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2017.05.07

発掘チャート<4753>ライブドア100分割事件15連続ストップ高

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2017.04.30

発掘チャート<9437>ドコモ上場後1年半で時価総額日本一


はっしゃんです。

発掘チャートのエントリーでは、
様々な銘柄の記憶に残すべき場面を
株価チャートで再現して
お楽しみいただこう
という企画です。

第7回は1998年に上場後、
わずか1年半で時価総額日本一になった
NTTドコモの株価チャートです。

6_9437

(株式分割を反映しているので、
実際の株価は当時とは違っています。)

ITバブルのピークを迎えたこともあって、
NTTドコモの株価は上場後2年足らずで
5倍超まで上昇しました。

特に1999年2月にサービスを開始した
i-modeが大ブームとなり、
ドコモ株価を押し上げました。

スマホ全盛の今ではi-modeといっても
ピンとこない方も多いかもしれませんが、
ドコモを時価総額日本一に押し上げたのは、
i-modeだったことは言うまでもありません。

ドコモが携帯電話のサービスとして提供した
i-modeの簡易メール+簡易ブラウザ機能は、
1999年2月以前には存在しませんでした。

このサービスを世界で最初に実用・普及させたのが、
ドコモであったことから、i-mode規格の
世界標準化まで期待されましたが、
残念ながらグローバル市場では成功しませんでした。

株価上昇が示すような大チャンスがあったのですが、
スティーブ・ジョブズという世紀の天才に
主役の座を奪われたというべきでしょうか。

ドコモの名称は、
「Do Communications over the Mobile network」
の頭文字から採ったものですが、
これを世界標準で追求する貪欲さが
欲しかったですね。

というわけで、現在もドコモの株価は、
ITバブルの1/3程度の水準にありますが、
それでも時価総額はトヨタ自動車に次ぐ第2位です。
(2017/4/28時点。ソフトバンクと鼻の差です。)

 * * *

私たちは株価チャートを
結果から見て評価する傾向にありますが、
実際の相場は現在進行形ですから、
当時の業績や市場期待、需給を投影した
株価チャートは貴重な実録データです。

・ブラックマンデー(1987年)
・バブル相場(1989年)
・ITバブル(2000年)
・NYテロ(2001年)
・リーマンショック(2008年)
・東日本大震災(2011年)

「賢者は歴史から学ぶ」といいます。
今も昔も株式投資の基本コンセプトは
「将来、値上がりしそうな株を買う」
ということで同じですから、
過去を知るということは、
未来を知ることに通じると思います。


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