発掘チャート

2017.09.11

発掘チャート<8765>大成火災9.11NYテロ一発退場

はっしゃんです。

発掘チャートのエントリーは、
様々な銘柄の記憶に残すべき場面を
株価チャートで再現して
お楽しみいただこうという企画です。

第14回は2001/09/11のNYテロで
再保険が支払い不能となり
そのまま倒産してしまった
大成火災保険の株価チャートです。

19_8765_2

NYテロは株式投資に取り組む中で、
恐怖を覚えた数少ない局面として、
今でもよく覚えています。

日本市場が終わり夜TVを見ていたら、
旅客機2機がNYセンタービルに突っ込み、
さらにペンタゴンにも旅客機が突入し、
あと何機かは消息不明でホワイトハウスに
向かっているとかいないとか・・・
そして炎上したビルは崩壊し犠牲者が多数。

この状況で翌朝、日本市場スタート。
え、本当にやるの?という感じ。
値幅制限が半分という条件付きで開始。
はっしゃんが投資をしてきた中、
このルールが適用されたのは、この時だけ。
で、ほとんどの銘柄がストップ安状態。
まさに修羅場でした。

そんなNYテロから2ヶ月あまりが
過ぎた2001/11/21、
大成火災の株価は400円でした。

翌朝22日、同社は再保険の
支払いによる債務超過転落を発表し、
突然、会社更生法を申請します。

この日の売買は終日停止となって、
23日からは整理ポストに割り当てられる
まさに一発退場となりました。

株価は翌日からストップ安で
売り気配のまま値が付かない状態となり、
11/27に5円で寄り付きましたが、
最終的には1円で終了。

NYテロの影響の大きさを物語る
エピソードの1つですが、
青天の霹靂の退場劇でした。
株こわい

 * * *

私たちは株価チャートを
結果から見て評価する傾向にありますが、
実際の相場は現在進行形ですから、
当時の業績や市場期待、需給を投影した
株価チャートは貴重な実録データです。

・ブラックマンデー(1987年)
・バブル相場(1989年)
・ITバブル(2000年)
・NYテロ(2001年)
・リーマンショック(2008年)
・東日本大震災(2011年)

「賢者は歴史から学ぶ」といいます。
今も昔も株式投資の基本コンセプトは
「将来、値上がりしそうな株を買う」
ということで同じですから、
過去を知るということは、
未来を知ることに通じると思います。


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2017.07.22

発掘チャート<3765>ガンホー株価100倍#パズドラ

はっしゃんです。

発掘チャートのエントリーは、
様々な銘柄の記憶に残すべき場面を
株価チャートで再現して
お楽しみいただこうという企画です。

第13回はパズドラブームで
脚光を浴びたガンホーのチャートです。
(オレンジ線は理論株価)

3765

現在もゲームセクターの株価が
乱高下していますが、
その元祖とも言える銘柄が、
パズル&ドラゴンズで一世を風靡した
ガンホーです。

パスドラのiOS版がリリースされたのは5年前。
その2012年2月20日のガンホーの株価は、
169,300円(現在の16.93円)でした。

当時の携帯ゲームはGREEやMobageが中心で、
AppStoreやGooglePlayでのアプリ配信は、
まだ少数でした。

その中で単純なパズルとRPG要素、ガチャ要素を
組み合わせたパズドラが大ヒットとなり、
流れがスマホゲームへ大きく変わりました。

ガンホーの売上、利益は倍々ゲームで増加し、
株価はパズドラ公開から1年3ヶ月で100倍、
社会現象化したのは記憶に新しいところです。

さて、ガンホーの業績ピークは2014年でしたが、
株価ピークは2013年5月で終焉となりました。
スマホゲームは海外展開が容易なのですが、
ガチャ依存しすぎたゲーム性が、
海外で支持されなかったのが一因でしょうか。

フリーミアムで何千万のアクティブユーザーを得た
ガンホーですが、ガチャシステムが海外で支持されず、
市場の要請に従い、少しずつ国内ガチャ課金に
舵を切っていきます。ここが株価の転換点。

パズドラの功罪を述べるのはまだ早いかもしれませんが、
スマホゲームの先駆者としては評価されるべきでしょう。
しかし、GREE、Mobage時代から問題視されていた
ガチャをいち早くスマホ展開しただけとも言えます。

実際、パズドラに続く国産スマホゲームはガチャばかり。
絶好の機会がありながらグローバル市場で成功できず、
市場の期待は任天堂に戻りました。(笑)

結局、パズドラはスマホゲーム創成期において、
日本というガラパゴス市場限定でガチャ要素により
大きな成功を納めた一例と言えるでしょう。

 * * *

私たちは株価チャートを
結果から見て評価する傾向にありますが、
実際の相場は現在進行形ですから、
当時の業績や市場期待、需給を投影した
株価チャートは貴重な実録データです。

・ブラックマンデー(1987年)
・バブル相場(1989年)
・ITバブル(2000年)
・NYテロ(2001年)
・リーマンショック(2008年)
・東日本大震災(2011年)

「賢者は歴史から学ぶ」といいます。
今も昔も株式投資の基本コンセプトは
「将来、値上がりしそうな株を買う」
ということで同じですから、
過去を知るということは、
未来を知ることに通じると思います。


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2017.06.10

発掘チャート<9984>ソフトバンク株価50倍@ITバブル

はっしゃんです。

発掘チャートのエントリーは、
様々な銘柄の記憶に残すべき場面を
株価チャートで再現して
お楽しみいただこうという企画です。

第12回はITバブルがピーク時の
ソフトバンクのチャートです。

8_9984

ITバブルは現在の上昇相場とも
多くの共通点がありますが、
その原点はテクノロジー革命と、
それに伴うナスダック市場の上昇です。
(参考:理論株価から日本株の主役を考える)

2000年当時ソフトバンクはまだ通信事業を
手掛けていませんでしたが、
米ヤフーに先行投資するなど将来性で注目を集め、
株価は2年余りで50倍に上昇しました。

株式分割を実施していますので、
チャート株価は当時と違いますが、
2000年2月に大天井を打っています。
当時の高値では198,000円でした。

このときのソフトバンクの時価総額は、
トヨタを上回っています。
なお、当時の1位はドコモでした。
(発掘チャート<9437>ドコモ上場後1年半で時価総額日本一)

今にして思えば、
17年前のバブル相場の期待は、
ソフトバンクに限っては、
正しかったとも言えますが、
バブル後の運命はハードでした。

大天井後の大底は2002年11月で、
ピークから3年ほど後。
底値は275円でピーク時の「80分の1」です。

その後は、2003年に日本テレコムを買収し、
まだ駆け出しだったiPhoneに目を付けて
2011年まで日本市場で独占しシェアを拡大。

さらに米スプリント社、ARM社の買収、
アリババへの出資などで事業分野を広げ、
最近はペッパー君などAIやロボット分野でも、
存在感を増しています。

そのソフトバンクの株価は、
米ロボット2社買収のニュースが好感され、
2013年高値を抜いてきました。

8_99842

既に時価総額でソフトバンクより上位は、
トヨタ、NTT、ドコモの3社のみ。(2017/6/9現在)
既に純利益ではトヨタに次ぐ2位。
実力で1位になる日が来るかもしれません。

それでもITバブル時の半分というのが、
バブルの怖さですけど。(笑)

 * * *

私たちは株価チャートを
結果から見て評価する傾向にありますが、
実際の相場は現在進行形ですから、
当時の業績や市場期待、需給を投影した
株価チャートは貴重な実録データです。

・ブラックマンデー(1987年)
・バブル相場(1989年)
・ITバブル(2000年)
・NYテロ(2001年)
・リーマンショック(2008年)
・東日本大震災(2011年)

「賢者は歴史から学ぶ」といいます。
今も昔も株式投資の基本コンセプトは
「将来、値上がりしそうな株を買う」
ということで同じですから、
過去を知るということは、
未来を知ることに通じると思います。


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2017.06.04

発掘チャート<7974>任天堂スーファミ相場Wii相場で株価7倍

はっしゃんです。

発掘チャートのエントリーは、
様々な銘柄の記憶に残すべき場面を
株価チャートで再現してお楽しみ
いただこうという企画です。

第11回は好不調の激しいゲーム業界で、
何回か大相場を演じた任天堂から
 1990年スーパーファミコン
 2006年Wii発売
の相場を見てみましょう。

なお、任天堂は大証銘柄でしたが、
大証の過去チャートが入手できないので
東証チャートで代替します。

18_7974

スーパーファミコンは1988年11月に発表され、
2年後の1990年11月に発売されました。
当初は89年7月に発売を予定していましたが、
1年以上も延期された経緯があります。

株価は発表時3300円付近でしたが、
期待感から2倍水準まで上昇し、
さらに発売延期でも大幅上昇となり、
発売前90年8月に25000円付近で
大天井となりました。上昇率は7倍。

任天堂の業績はスーパーファミコンで頂点を迎えますが、
その後はニンテンドウ64の失敗などで失速、
携帯型のゲームボーイやDSのヒットはありましたが、
プレイステーションで成功したソニーに主役の座を譲ります。

18_79742

その任天堂が再び脚光を浴びたのが2006年、
Wiiの大ヒットでした。
Wiiは2005年から段階的に情報リークされ、
株価は11,000円付近からじりじり上昇するも、
当初、投資家評価が高くなかったこともあり、
2006年11月の発売後の大ブームでさらに上昇、
1年後の73,000円付近で大天井となっています。
上昇率は約6.5倍です。

さて、Wiiで再び頂点を極めた任天堂ですが、
その後は携帯ゲームやスマホゲームにシェアを奪われ、
徐々に主役の座を追われます。

18_79743

転機となったのはスマホゲームへの参入。
2016年7月のPokemonGo!の大ヒットから、
Switchへとつながる今回の相場は現在進行形です。
かなりの期待先行ですが。

 * * *

私たちは株価チャートを
結果から見て評価する傾向にありますが、
実際の相場は現在進行形ですから、
当時の業績や市場期待、需給を投影した
株価チャートは貴重な実録データです。

・ブラックマンデー(1987年)
・バブル相場(1989年)
・ITバブル(2000年)
・NYテロ(2001年)
・リーマンショック(2008年)
・東日本大震災(2011年)

「賢者は歴史から学ぶ」といいます。
今も昔も株式投資の基本コンセプトは
「将来、値上がりしそうな株を買う」
ということで同じですから、
過去を知るということは、
未来を知ることに通じると思います。


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2017.05.27

発掘チャート<7211>三菱自動車リコール隠し事件

はっしゃんです。

発掘チャートのエントリーでは、
様々な銘柄の記憶に残すべき場面を
株価チャートで再現してお楽しみ
いただこうという企画です。

第10回は度重なる不祥事で、
世間を騒がせた三菱自動車の
リコール隠し事件の株価チャートです。

15_7211

2004年は2度目のリコール隠しが発覚した年です。
三菱自動車がトラックに欠陥があると知りながら、
リコールを行わず欠陥を放置した結果、
死亡事故が発生したというものです。

悪質なのは死亡事故が発覚した後も、
ユーザー側の整備不良と主張して、
リコール隠しを隠蔽したことです、
母子3人を含む尊い命が失われました。

事件で株価は直近高値350円から72円まで急落、
当時、資本関係にあったダイムラークライスラーが
手を引くなど、まさに倒産秒読み段階でしたが、
重工を中心とした三菱グループが救済に入り、
再建を目指すことになりました。

しかし、コンプライアンス軽視の体質は変わらず、
後の2016年にはまた燃費偽装が問題化して、
株価は412円(2004年換算で41円)まで下落。

日産自動車の傘下で再建を期すことになり、
上場こそ維持していますが、
株価は706円(2017/5/26現在。2004年換算で71円)と、
リコール隠し事件当時を下回っています。

ドラッカーは企業の目的を
「顧客の創造」であると述べています。
顧客ニーズを満たす価値を提供し、
社会貢献の結果、得られるのが利益です。
自社利益と自己保身を一とする企業の没落は、
必然というしかありません。

 * * *

私たちは株価チャートを
結果から見て評価する傾向にありますが、
実際の相場は現在進行形ですから、
当時の業績や市場期待、需給を投影した
株価チャートは貴重な実録データです。

・ブラックマンデー(1987年)
・バブル相場(1989年)
・ITバブル(2000年)
・NYテロ(2001年)
・リーマンショック(2008年)
・東日本大震災(2011年)

「賢者は歴史から学ぶ」といいます。
今も昔も株式投資の基本コンセプトは
「将来、値上がりしそうな株を買う」
ということで同じですから、
過去を知るということは、
未来を知ることに通じると思います。


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2017.05.14

発掘チャート<8312>拓銀倒産~銀行連鎖破綻


はっしゃんです。

発掘チャートのエントリーは、
様々な銘柄の記憶に残すべき場面を
株価チャートで再現してお楽しみ
いただこうという企画です。

第9回は1997年11月に経営破綻した
北海道拓殖銀行の株価チャートです。

11_8312

1997年の三洋証券、拓銀破綻を契機に
日本経済は戦後最大の金融危機を迎えました。

拓銀破綻の1ヶ月後に拓銀の主幹事証券だった
山一証券が連鎖破綻。(第6回
さらに翌98年には長銀、日債銀が破綻し、
金融危機はピークに達します。

当時の銀行はバブル期に高騰した不動産を
担保にした融資が次々と不良債権化し、
時間稼ぎしかできない状況に陥っていました。

拓銀の場合は、カブトデコムなどへのずさんな融資や
飛ばし行為による不良債権隠しにより、
負のスパイラルに嵌っていきます。

これらの問題が表面化すると預金流出も発生。
97年11月17日に経営破綻を発表しました。

拓銀株には、売り注文が殺到し、
破綻発表前に65円だった株価は、
19日に5円で寄り付き、
最後は1円で市場から退場しました。

その後は銀行への公的資金注入や
合併が進み不良債権問題は、
いったん収束したものの2002年に再燃。
最終的にバブル精算が終わるのは、
2003年以降となります。

(その5年後にはリーマンショック。)

 * * *

私たちは株価チャートを
結果から見て評価する傾向にありますが、
実際の相場は現在進行形ですから、
当時の業績や市場期待、需給を投影した
株価チャートは貴重な実録データです。

・ブラックマンデー(1987年)
・バブル相場(1989年)
・ITバブル(2000年)
・NYテロ(2001年)
・リーマンショック(2008年)
・東日本大震災(2011年)

「賢者は歴史から学ぶ」といいます。
今も昔も株式投資の基本コンセプトは
「将来、値上がりしそうな株を買う」
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2017.05.07

発掘チャート<4753>ライブドア100分割事件13連続ストップ高

はっしゃんです。

発掘チャートのエントリーでは、
様々な銘柄の記憶に残すべき場面を
株価チャートで再現して
お楽しみいただこうという企画です。

第8回はライブドア100分割事件です。
日足チャートでどうぞ。

7_4753

最近は10分割、100分割も
普通に実施されていますが、
この事件が起こった2004年当時、
株式分割には制度的な欠陥がありました。

現在は分割直後に新株が割り当てられ、
分割後の株価、株数で普通に取引できるわけですが、
当時は新株の割当まで2ヶ月を要していました。

昔は分割後、新しい株券を刷るために
時間が必要になっていましたが、
その仕組みがそのまま残っていたわけです。

このルールで100分割を実施すると、
分割後に株価は1/100になり買いやすくなりますが、
新株が発行されるまでは株数も1/100になり、
極端な株不足が発生してしまいます。

その結果が13日連続ストップ高となり、
その後の急落チャートを形成しました。

この相場で何があったかは、
出来高を見れば一目瞭然です。
株価だけが大きく変動しているものの、
新株割当まで出来高はほとんどない。(笑)

連続ストップ高で話題にこそなりましたが、
この相場に勝者も敗者もないことが分かります。
もっともライブドアはこれで注目を集めましたので、
売名行為の批判が集中しました。

この相場で一番困ったのは既存株主です。
売りたくても新株がないから売れない。
見かけだけ株価は上がりますが、売れないまま下げていく。
ウェイトを高めていた投資家は、
地雷を踏んだようなものです。

なお、堀江貴文氏は、
下記エントリーで100分割で株価を下げて流動性を高め、
庶民にも買えるようにしたかったと述べています。
http://ameblo.jp/takapon-jp/entry-10229167033.html
もっとも当時は、そのような提言はしていなかったので、
売名行為と言われても仕方ないかとは思います。

株価を下げて流動性を高めることには大賛成ですが、
その手段として既存株主の不利益にもなる
大幅分割で実施したのは非難されてもしかたがない。
同時期ヤフーは半年毎に2分割を実施していましたが、
当時の制度ではこれが正当な方法だったと思いますけどね。(笑)

ただ、この事件をきっかけに制度が改良され、
大幅分割を実施しやすくなったのは事実です。
今では多くの企業が100分割を実施していますし、
庶民でも株式投資し易くなっています。

 * * *

私たちは株価チャートを
結果から見て評価する傾向にありますが、
実際の相場は現在進行形ですから、
当時の業績や市場期待、需給を投影した
株価チャートは貴重な実録データです。

・ブラックマンデー(1987年)
・バブル相場(1989年)
・ITバブル(2000年)
・NYテロ(2001年)
・リーマンショック(2008年)
・東日本大震災(2011年)

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今も昔も株式投資の基本コンセプトは
「将来、値上がりしそうな株を買う」
ということで同じですから、
過去を知るということは、
未来を知ることに通じると思います。


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2017.04.30

発掘チャート<9437>ドコモ上場後1年半で時価総額日本一


はっしゃんです。

発掘チャートのエントリーでは、
様々な銘柄の記憶に残すべき場面を
株価チャートで再現して
お楽しみいただこう
という企画です。

第7回は1998年に上場後、
わずか1年半で時価総額日本一になった
NTTドコモの株価チャートです。

6_9437

(株式分割を反映しているので、
実際の株価は当時とは違っています。)

ITバブルのピークを迎えたこともあって、
NTTドコモの株価は上場後2年足らずで
5倍超まで上昇しました。

特に1999年2月にサービスを開始した
i-modeが大ブームとなり、
ドコモ株価を押し上げました。

スマホ全盛の今ではi-modeといっても
ピンとこない方も多いかもしれませんが、
ドコモを時価総額日本一に押し上げたのは、
i-modeだったことは言うまでもありません。

ドコモが携帯電話のサービスとして提供した
i-modeの簡易メール+簡易ブラウザ機能は、
1999年2月以前には存在しませんでした。

このサービスを世界で最初に実用・普及させたのが、
ドコモであったことから、i-mode規格の
世界標準化まで期待されましたが、
残念ながらグローバル市場では成功しませんでした。

株価上昇が示すような大チャンスがあったのですが、
スティーブ・ジョブズという世紀の天才に
主役の座を奪われたというべきでしょうか。

ドコモの名称は、
「Do Communications over the Mobile network」
の頭文字から採ったものですが、
これを世界標準で追求する貪欲さが
欲しかったですね。

というわけで、現在もドコモの株価は、
ITバブルの1/3程度の水準にありますが、
それでも時価総額はトヨタ自動車に次ぐ第2位です。
(2017/4/28時点。ソフトバンクと鼻の差です。)

 * * *

私たちは株価チャートを
結果から見て評価する傾向にありますが、
実際の相場は現在進行形ですから、
当時の業績や市場期待、需給を投影した
株価チャートは貴重な実録データです。

・ブラックマンデー(1987年)
・バブル相場(1989年)
・ITバブル(2000年)
・NYテロ(2001年)
・リーマンショック(2008年)
・東日本大震災(2011年)

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今も昔も株式投資の基本コンセプトは
「将来、値上がりしそうな株を買う」
ということで同じですから、
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2017.04.23

発掘チャート<8602>山一証券倒産事件

はっしゃんです。

発掘チャートのエントリーでは、
様々な銘柄の記憶に残すべき場面を
株価チャートで再現して
お楽しみいただこうという企画です。

第6回は1997年12月の
山一証券の倒産です。

5_8602

最近、株を始めた人は知らないと思いますが、
投資家が知っておくべき教訓です。

1997年に山一証券が事実上倒産となり、
これを救済できなかった富士銀行系(現みずほFG)の
芙蓉グループ関連株も大きく売られました。

山一証券転落のきっかけは、
悪質な不正行為でした。

1つ目は、利回り保証型の
一任勘定取引を裏取引として
得意客向けに継続していたこと。

一任勘定取引や損失補填は、
バブル期には合法行為でしたが、
証券取引法の改正で禁止されました。
ここがキーポイントでした。

背景としてバブル相場の崩壊で
株価が右肩上がりでなくなり、
楽に儲けることができなくなった
ということがあります。

4大証券の最後尾だった山一は、
売上を維持するため違法行為をやめる
ことができなかったわけです。

2つ目は、その結果発生した
含み損を「飛ばし」行為を行って
子会社に付け替えることで、
決算を粉飾したことです。

ここまでくると問題外なのですが、
その後も、ライブドア、オリンパス、東芝・・・(笑)
と、枚挙にいとまがない。

ようするに、企業は窮すれば
「生き残るために違法行為をいとわない」
ということです。
決算書は粉飾されているかもしれない。
投資家はこれを肝に銘じるべきです。

 * * *

私たちは株価チャートを
結果から見て評価する傾向にありますが、
実際の相場は現在進行形ですから、
当時の業績や市場期待、需給を投影した
株価チャートは貴重な実録データです。

・ブラックマンデー(1987年)
・バブル相場(1989年)
・ITバブル(2000年)
・NYテロ(2001年)
・リーマンショック(2008年)
・東日本大震災(2011年)

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今も昔も株式投資の基本コンセプトは
「将来、値上がりしそうな株を買う」
ということで同じですから、
過去を知るということは、
未来を知ることに通じると思います。


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2017.04.16

発掘チャート<9983>第一次ユニクロブーム株価60倍

はっしゃんです。

発掘チャートのエントリーでは、
様々な銘柄の記憶に残すべき場面を
株価チャートで再現して
お楽しみいただこうという企画です。

第5回は2000年冬商戦でピークを迎えた
第一次ユニクロブーム当時の
ファストリテーリングの株価チャートです。

4_9983

ユニクロが展開した製造小売りモデル(SPA)は、
当時としては画期的なものでした。

製造面では中国に工場を作ることで
コストの大幅削減に成功しました。
また、在庫管理と生産システムを
リンクさせることで生産効率を改善し、
売れ筋商品を欠品させずに、
売り続けるスタイルを確立させました。

さらに、現場の動きをダイレクトに
商品企画へ反映することで、
機動的な商品投入も可能になりました。

かくして最も高品質な商品を
最も低価格で販売するユニクロ現象が大ブーム。
ファストリテーリングの株価は、
わずか2年で60倍以上となりました。

その後は他社も追随したことで、
ファストリテーリングの優位性は低下しましたが、
現在も業界トップを堅持しています。

現在は成熟している国内市場を基盤に、
海外市場で収益を上積みし成長を維持しています。

 * * *

私たちは株価チャートを
結果から見て評価する傾向にありますが、
実際の相場は現在進行形ですから、
当時の業績や市場期待、需給を投影した
株価チャートは貴重な実録データです。

・ブラックマンデー(1987年)
・バブル相場(1989年)
・ITバブル(2000年)
・NYテロ(2001年)
・リーマンショック(2008年)
・東日本大震災(2011年)

「賢者は歴史から学ぶ」といいます。
今も昔も株式投資の基本コンセプトは
「将来、値上がりしそうな株を買う」
ということで同じですから、
過去を知るということは、
未来を知ることに通じると思います。


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