業界分析

2017.11.19

【はっしゃん】<理論株価まとめ>電機業界

はっしゃんです。

各社の決算が出揃いましたので、
電機業界の理論株価まとめです。

この業界はかつて世界一でしたが、
現在はそのポジションを失っています。

時価総額上位の顔ぶれは変わりましたが、
新しい商品価値で市場を切り開き、
見事に成長・復活してきました。

* * *

<6861>キーエンス [2Q決算]
 株価 62,830
 理論株価 42,710→45,160 (+5.7%)
 株価診断 [やや割高] 倒産確率 0.0%

M6861_20171119


<6758>ソニー [2Q決算]
 株価 4,413
 理論株価 2,240→2,620 (+16.10%)
 株価診断 [割高] 倒産確率 0.0%

M6758_20171119


<7974>任天堂 [2Q決算]
 株価 43,800
 理論株価 13,698→15,239 (+11.3%)
 株価診断 [割高] 倒産確率 0.0%

M7974_20171119


<7751>キヤノン [3Q決算]
 株価 4,243
 理論株価 3,279→3,415 (+4.2%)
 株価診断 [やや割高] 倒産確率 0.0%

M7751_20171119


<6954>ファナック [2Q決算]
 株価 26,370
 理論株価 13,982→18,271 (+30.7%)
 株価診断 [やや割高] 倒産確率 0.0%

M6954_20171119


<6594>日電産 [2Q決算]
 株価 14,995
 理論株価 6,216→6,629 (+6.6%)
 株価診断 [割高] 倒産確率 0.0%

M6594_20171119


<6752>パナソニック [2Q決算]
 株価 1,692
 理論株価 1,024→1,270 (+24.0%)
 株価診断 [やや割高] 倒産確率 0.0%

M6752_20171119


* * *

新しい商品価値とは・・・

例えば、いずれ世界中の工場がAIにより
オートメーション化されます。
「人件費が安いところに工場を作る」
という価値観はAIで変わります。
集積価値が高いところに工場を作るのです。

ディズニーはアニメキャラクターという
第一世代コンテンツで世界に君臨しました。
一方、ゲーム分野で一方向ではなく双方向で
自分の分身を世界中で大冒険させるという
ユーザー体験を成し遂げた企業があります。
市場はその知的財産の可能性に注目しています。

次世代自動車の基幹部品は、
電池とモーターです。
化石燃料とエンジンに替わる
これからの100年を担う分野で、
覇権を狙う企業があります。

各社とも直近の業績は右肩上がり。
理論株価こそ割高な水準にありますが、
株価と理論値が連動しての上昇。
ものづくり日本の復活を願います。

ありがたいことです。

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2017.11.18

【はっしゃん】<理論株価まとめ>通信業界

はっしゃんです。

各社の決算が出揃いましたので、
通信業界の理論株価まとめです。

上期は9月にiPhone8の発売がありましたが、
注目のiPhoneXは11月になりました。

さて、時価総額上位はトヨタを除いて、
引き続き通信業界に独占されています。

この業界は企業規模こそ大きいものの、
日本を代表する自動車や電機とは異なり、
外に出て勝負できない内弁慶業界です。
(この場合、ソフトバンクは除きます)

各社の理論株価はマチマチですが、
ソフトバンクを除き投資対象としては、
魅力に乏しい業界と評価します。
(配当利回り目的の場合は除きます。)


* * *

<9432>NTT [2Q決算]
 株価 5,744
 理論株価 7,175→8,327 (+16.1%)
 株価診断 [割安] 倒産確率 0.0%

M9432_20171118


<9437>NTTドコモ [2Q決算]
 株価 2,741
 理論株価 3,473→3,449 (-0.7%)
 株価診断 [適正] 倒産確率 0.0%

M9437_20171118


<9984>ソフトバンク [2Q決算]
 株価 9,527
 理論株価 1,970→2,728 (+38.5%)
 株価診断 [超割高] 倒産確率 0.0%

M9984_20171118


<9433>KDDI [2Q決算]
 株価 2,984
 理論株価 6,381→5,909 (-7.4%)
 株価診断 [割安] 倒産確率 0.0%

M9433_20171118


* * *

通信業界は通信インフラ基盤という
既得権益を寡占しており、
限られた国民の可処分所得から
割高な通信料を搾取しています。

これは、投資家の視点から見ると、
将来性ある新興企業の成長の芽を摘む
重大な障害因子です。

ここ10年でスマホが普及し、
ライフスタイルも変わり、
便利な世の中になりましたが、
一番儲かっているのが、
ただのインフラ屋というのが、
日本の不幸です。

ここが、アメリカでは、
 Apple、Amazon、Google...
消費者に新しいサービスを届ける
企業なんですよね。
中国でもアリババ、テンセントです。
その差は歴然。

まだソフトバンクはペッパーとか、
新しいことにチャレンジしていますが、
ドコモやKDDIがしているのは、
販促プランの取っ替え引っ替え
でしかないと思います。

i-mode敗北以降、国際競争力を失った状態ですが、
業界を分割して競争原理を導入するくらいでないと、
日本はまだまだ落ちていきますよ。
捲土重来を期してほしいものです。

ありがたいことです。

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2017.11.17

【はっしゃん】<理論株価まとめ>銀行業界

はっしゃんです。

各行の決算が出揃いましたので、
銀行業界の理論株価まとめです。

銀行業界の理論株価は横ばいから
回復傾向ですが、伸びは鈍く、
2016年のマイナス金利導入が重しとなり、
低迷が続いています。

また、フィンテックが大きく進歩。
AIの導入や仮想通貨の台頭で、
事業構造も大きく変わろうとしています。

* * *

<8306>三菱UFJ [2Q決算]
 株価 743
 理論株価 612→639 (+4.4%)
 株価診断 [適正] 倒産確率 0.0%

M8306_20171117


<7182>ゆうちょ銀 [2Q決算]
 株価 1,386
 理論株価 1,276→1,298 (+1.7%)
 株価診断 [適正] 倒産確率 0.0%

M7182_20171117


<8316>三井住友FG [2Q決算]
 株価 4,361
 理論株価 4,051→4,122 (+1.8%)
 株価診断 [適正] 倒産確率 0.0%

M8316_20171117


<8411>みずほFG [2Q決算]
 株価 197
 理論株価 171→183 (+7.0%)
 株価診断 [適正] 倒産確率 0.0%

M8411_20171117


* * *

マイナス金利下ということもあり、
1年物の定期預金の金利は0.01%。
100万円を1年預けて利子100円。(笑)

一方で、電子マネー・仮想通貨が普及し、
リテール分野で銀行の地位は低下しています。

必要とされなくなった銀行は店舗を削減し、
行員をリストラして生き残ろうとしています。

IMFは世界大手銀行の中でも
ROE8%未満の銀行を低収益行と位置づけ、
持続可能なリターン水準にないと、
警告を発しています。

2017年中間期のメガバンク3行の
ROEは6-7%程度が現状。

また、国際金融行ではないものの、
すったもんだで民営化したゆうちょ銀にいたっては、
ROE3%とさらに低い利益水準にあります。

フィンテック革命により金融業務は激変しています。
生き残るためには変わるしかありません。

ありがたいことです。

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2017.11.16

【はっしゃん】<理論株価まとめ>自動車業界

はっしゃんです。

中間決算発表が終わりましたので、
自動車株の理論株価まとめです。

日産とSUBARUに検査不正が発覚し、
業績も下方修正しましたが、
理論株価は、割安-適正の水準。

円安メリットの恩恵もあり、
足下の業績は回復傾向。
下期も成長加速を期待したいところ。

* * *

<7203>トヨタ [2Q決算]
 株価 6,962
 理論株価 8,041→10,036 (+24.8%)
 株価診断 [割安] 倒産確率 0.0%

M7203_20171116


<7267>ホンダ [2Q決算]
 株価 3,660
 理論株価 4,263→4,333 (+1.6%)
 株価診断 [適正] 倒産確率 0.0%

M7267_20171116


<6902>デンソー [2Q決算]
 株価 6,446
 理論株価 5,800→6,773 (+16.8%)
 株価診断 [適正] 倒産確率 0.0%

M6902_20171116


<7201>日産自 [2Q決算]
 株価 1,065
 理論株価 1,394→1,333 (-4.4%)
 株価診断 [割安] 倒産確率 0.0%

M7201_20171116


<7270>SUBARU [2Q決算]
 株価 3,622
 理論株価 10,344→8,477 (-18.1%)
 株価診断 [割安] 倒産確率 0.0%

M7270_20171116


<7261>マツダ [2Q決算]
 株価 1,518
 理論株価 3,388→3,030 (-10.6%)
 株価診断 [割安] 倒産確率 0.0%

M7261_20171116


* * *

理論値は割安といっても、
トヨタ以外は業績いまひとつ。
そのトヨタも円安の恩恵が大きい。

欧州や中国はEVシフトを鮮明にし、
ハイブリットで圧倒的な強みを持っている
日本車の将来に暗雲が漂ってきました。

潮流がEVに傾いた理由ははっきりしていて、
ボトルネックとなっていた、
リチウムイオン電池の性能改善に
技術的なメドが立ってきたことです。

自動車には国運がかかっていますが、
今のところEV、自動運転でともに、
出遅れているのが気がかりです。
巻き返しを期待したい。

ありがたいことです。

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