(32)レンタル複合店業界

2008.02.28

【はっしゃん】トップカルチャーの1Q決算

掲示板で報告しましたように、
2月月次をみて決算リスク回避のために、
決算発表前日までにトップカルチャーを
全株売却しています。

(当初は2~3ヶ月かけて、
 ポジションを減らしていくつもりでした)

まあ、ストップ安まで売られていた
ブックオフやゲオの状況や、
損切りラインも含めて総合的に
判断したわけですが。

トップカルチャーの1Q決算は、
月次予想より悪いものでしたので、
これでストップ安なら買い戻しかな?
と期待していましたが、
市場全体が反発しつつあることで、
なんとか値は保っているようです。
少し残念。(笑)

では、問題の1Q決算について
簡単に解説しておきます。

なお、現在のPBR0.6倍台は、
赤字を前提とした水準ですので、
現時点では、そこまで悪くないとは思いますが、
並みの銘柄より株価の動きは悪くなる
ことが予想されます。

 * * *

トップカルチャーの経常利益を
四半期毎に4期比較します。

3期前:229 108 88 -340
2期前:311 212 221 224
1期前:441 264 83 335
 今期:261

縦に比較すれば分かると思いますけど、
この業界は年末商戦が勝負です。

トップカルチャーで言えば、
1Qの11~1月が該当しますが、
この期間にどれだけ稼げるか。
ようするに、1Q決算を見れば、
残りもざっくりと計算できます。

なぜならば、利益は、
 利益=粗利-販管費
で計算できるからです。

なぜ1Qは利益が少なかったのか?
IRではレンタル仕入れ増加と
説明していますが詭弁でしょうから、
そのまま信用してはいけません。
(2ヶ月前に今期予想を出しているんですから)

では、販管費の推移を
見てみましょうか。
四半期単位の集計です。

3期前:1508 1513 1549 1519
2期前:1772 1790 1763 1827
1期前:1862 1868 1945 2053
 今期:2030

こちらは、新店の増加に比例して、
ほぼ右肩上がりで上昇しているのが
分かると思います。

販管費は固定費ですから、
まず減ることはありません。
この金額が損益分岐点になり、
利益を上げるためには、
販管費以上の粗利を
積み重ねる必要があります。

粗利は売上と粗利益率で決まります。
では売上を見てみましょうか。

3期前:6236 5601 5334 5687
2期前:7149 6716 6219 6525
1期前:7700 7094 6430 6942
 今期:7915

過去、2Q、3Q、4Qの売上が、
1Qの売上を超えたことは1度もありません。
今期はネタとしてハリポタ本がありますが、
1Qはまずまず好調でしたので、
よほどの大ヒットが出ない限り、
1Q超えは無理だと思います。

つまり、2Q以降の経常利益は、
1Qより低くなることは確定的なのです。

そのほか裏技としてM&Aがありますが、
おそらく実施しない、もしくは実施するとしても
経費の先出しを狙った期末になると思います。

次に会社の今期予想と進捗率を
見てみましょうか。

      売上 経常利益
今期予想: 31000   1300
1Q実績: 7915    261
1Q進捗率: 25.5%    20.0%

1Q勝負の会社がこの状態ですから、
絶望的だと言わざる得ません。
早ければ、中間決算にも
下方修正が考えられます。

今期は同業他社も下方修正をしていて
悪い決算でも目立ちませんから、
(既に1Qでやったように)
先行投資という名目で
なるべく経費を先出しておいて、
来期以降の決算を良くしようという
バイアスが働いていることでしょう。
(3期前にやったように)

というわけで業績的に見て
今期はダメだと思います。

どうしても決算を作りたければ、
今期の数字は作れたはずだと思いますが、
同業他社の様子をみて、
今期のうちに経費の先出しをしようと
経営方針を変更したのでは
ないかと思っています。

経常利益は良くても会社予想の半分。
3期前のように経費の前倒しに走ると、
赤字は回避してギリギリ黒字という
数字もありえるのではないかと思います。

 * * *

では、投資対象としてどうか?
というとPBR0.6倍台は
悪くないと思います。

特に、ここはCCCと組んでいますから、
決算数字は柔軟に作れますし、
M&Aの材料などもタイミングをみて、
いつでも出せる状態にあります。

今の水準なら自社株買い発表でも
株価は跳ねるでしょう。

わたしが売却を実行したのは、
日本株が歴史的な安値となったなかで、
6年前と同じ基準で考え直しても
トップカルチャー1点集中がベスト
という結論にはならなった。

それだけのことです。
それにしても、この銘柄には、
本当にお世話になりました。

今回の方針変更?をみても、
経営センスは抜群です。(笑)

ありがたいことです。

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2007.12.05

【はっしゃん】トップカルチャー15円配予想

トップカルチャーの
本決算がでました。

なかなかよい決算でしたが、
特に配当予想が15円に増額
されたのがうれしいですね。

はっしゃんが購入してからの
トップカルチャーの配当は、
 2002年10月期:5円→6.25円
 2003年10月期:6.25円
 2004年10月期:7→10円
 2005年10月期:10円
 2006年10月期:10円
 2007年10月期:10円
 2008年10月期:15円(予想)
のような感じで推移しています。
(→の年は、期中に増配発表)

ここ2年ほど株価の不調とは反対に、
業績は順調に拡大していましたが、
配当は3年間据え置きだっただけに
この増配はうれしいですね。

ちなみに今日の終値447円で、
今期予想ベースの財務指標を計算すると
・PER 7.47倍
・PBR 0.81倍
・利回り 3.36%
になります。

株価は時価評価ですから、
どうしてもマーケットの影響を受けてしまいますが、
目先の上げ下げに気を取られて、
大きな流れを見失わないようにしたいですね。

ありがたいことです。

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2007.02.22

【はっしゃん】トップカルチャー経常利益40%増

トップカルチャーの
1Q決算が出ています。

 経常利益41%増
  純利益42%増

と、久々にいい数字ですね。

決算分析<7640>トップカルチャー2007年10月期(1Q)

株価的にも2年半近く
底這いを続けていますから、
ちょっとしたサプライズに
なるのではないかと思います。

また、新規事業として
サッカースクールや
スポーツ施設の運営事業に
進出することを発表しています。

新潟県のサッカー事情については、
ネット検索などで調べて
みると面白いですよ。

ありがたいことです。

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2006.08.30

【はっしゃん】トップカルチャーの3Q結果

トップカルチャーの3Q決算が
発表されているので確認しておきます。

Sht_7640_20063q2

【はっしゃん】式業績予測シートの
左側青い数字が予想。
右側が結果です。

3Q期間をみてみると
売上や粗利は誤差の範囲で
ほぼ予想通りの結果になっています。

販管費は、はっしゃん予想よりも
さらに経費が縮小していますね。
商品が動かない時期とはいえ
1Qより低い数字です。

結果としては、3Q期間の
粗利改善と販管費の低下が
利益率の回復に寄与しました。

シナリオとしては目標達成ですから、
はっしゃん的には、思ったよりもいいですね。
2Qでは少し業績的な不安がありましたが
3Qで不安は後退しました。
でも、株価はその後下げていますね。(笑)

トップカルチャーを買いたい人にとっては
ここからの安値が安心して買える局面に
なるのではないかと思います。
わたしは650円になるまで買いませんけど。(笑)

ありがたいことです。

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2006.08.23

【はっしゃん】トップカルチャーの3Q予想

25日はトップカルチャーの
3Q決算です。

Sht_7640_20063q

【はっしゃん】式業績予測シート
を使って決算予想をしてみます。

5~7月は月次が低調でしたので
株価も最近は低迷していますね。

他の銘柄が下げているときも
下げませんでしたから、
上げ始めても上がりません。(笑)

決算予想の目的は
数字当てゲームではなく、
シナリオを確認し、
シミュレートしておくことです。

会社の四半期計画(前年度比売上)と
実績を比較してみると

   計画    実績
1Q:114.7% 114.4%
2Q:118.2% 119.5%
3Q:118.0% 115.4%(月次情報より)
4Q:118.4%

となっていて
3Qで失速しています。

ただし、不調の3Qは相対的に
1~2Qより売上が低いので
累計売上は計画線です。

計画:20067(116.9%)
予想:20021(116.6%)

さて、経常利益ですが
会社計画比では未達を予想します。

計画:744
予想:670

この前提条件としては、
3Q期間のPLが
 粗利:31.5%
販管費:29.2%
を想定しています。

粗利は
 1Q:29.0%
 2Q:28.2%
ですが、特に2Qに
薄利多売商品が多かった
傾向がありました。

3Qの粗利を
縦に比較してみると
 05年:30.5%
 04年:29.9%
と他期間より
よい傾向があります。

この3Q期間でもレンタルが好調
だったことや、1Qの粗利率が
前年比で回復していたことを
考慮すると31.5%は
妥当な線だと思います。

販管費は1店舗あたりの営業日
を計算して確認していますが、
3Qでは改善される傾向にあります。

3Q期間の店舗は1増1減ですが、
過去データを照らし合わせても
1店舗あたりで2Qよりやや低下
というレベルで問題ないでしょう。

以上の標準シナリオで
3Qの純利益は
 405百万円
といったところでしょうか。

前年比では非常によいが
計画をやや下回るシナリオ
になっています。

このあたりまでは月次情報などから
ある程度は織り込み済みでしょう。

重要なのは決算予想の数字が
ニアピン賞になることではなく(笑)
その結果どう動くかです。

事前に用意したシナリオに沿って
計画通りに行動することが重要です。

1)予想通り、やや低迷。

まあ、無難なシナリオです。
このシナリオでは売る理由がなくとも
買う理由もありませんので、
もうしばらく株価は低迷すると予想します。

来期まで今の位置でも
特に問題はありませんので
安心できるシナリオです。

2)予想よりいい数字。計画達成!

計画達成はありうるシナリオです。

中間の損益計算書を見れば、
ある程度、決算数字を作ってきている
ことが分かると思います。

CCCと組んでいるわけですから
いい数字が出ても驚きません。

このシナリオの場合、
市場は好感するでしょうが、
株価の修正時期が早まっただけで
長期投資家にとっては
特に大きな意味はありません。

3)減速+好材料あり

粗利が想定より低くなり、
決算数字が予想より悪かった場合、
セットで好材料を出してくる
ことが考えられます。

CCCからの店舗譲渡の公表から
1年が経過しました。
実際に譲渡されたのはまだ4店。

06~08年で10~15店の
譲渡が計画されていますが、
全店売上げを見る限り、
今期の譲渡はあったとしても
期末(4Q)かなと思います。

譲渡の材料が出てくると株価は
乱高下になるかもですね。
あまりうれしくないシナリオです。

4)減速+好材料なし

業績が減速して好材料もない場合。
これは売られる可能性があります。

はっしゃんがトップカルチャーの
買い増しをするのは、
おそらくこのシナリオが実現して
株価が650円に近づいた時
になると思います。

ただし、今は地合がいいんですよ。(苦笑)
仮に下げても8月の月次次第では
すぐに切り返すかもしれません。

まあ、株価なんてしょせん
予想はできないので、
買いたい値段になったときに
買えばいい。それだけです。

5)赤字転落、悪材料など

想定外の悪材料が出たり、
急速に業績が悪化して
赤字に転落するケースなど。

その内容によっては
トップカルチャーへの
投資判断を見直します。

 * * *

わたしはトップカルチャーは
来期以降も15%程度の成長が見込まれ
このままアホールドしておけば、
配当をもらえて株価も上がると思っています。

3Q決算は読みにくいのですが、
それほど大きな影響はないだろう
と予想しておきます。

ありがたいことです。

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2006.03.01

【はっしゃん】ハリーポッター第6巻!5月発売

ハリーポッター第6巻の発売日が
5月17日に決まりました。

ハリーポッターは2年に1度やってくる
書籍業界最大のイベントと言っても
過言ではないでしょう。

今日はハリーポッターを例に
超大型商品が企業業績に与える影響
について考察してみましょう。

下表が2001年11月以降5年間の
トップカルチャーの月次業績です。

060301_7640

表中の赤マークがそれぞれ
ハリーポッター最新刊の
発売月になっています。

第4巻:2002年10月23日発売
「ハリーポッターと炎のゴブレット」

第5巻:2004年9月1日発売
「ハリーポッターと不死鳥の騎士団」

該当月のトップカルチャーの業績が、
既存店売上、全店売上ともに
大きく伸張しているのが
お分かりいただけると思います。

前年同月比の状況にもよりますが、
おおざっぱに言って
既存店売上を5~8ポイント程度
押し上げる効果があるでしょうか。

ただ、ハリーポッター効果は
「1ヶ月限り」になっていて、
翌月への影響は全くないようです。

また、ハリーポッター発売の同月翌年は、
数字のマジックによる反動減で
マイナスになっています。

で、少し気が早いですけど、
今年5月の月次を予想してみます。
前年同月が既存店93.3%と
不振だったことを考慮して
 全店:125.0%
 既存店:108.0%
と控え目に数字を出してみました。(笑)

もちろんハリーポッターの発売は、
既にトップカルチャー今期業績には
織り込み済みなわけで、
これで強気スタンスになる
わけではありませんが、
売上を確実に計算できる商品がある
というのは、頼もしいことだと思います。

ちなみに、ハリーポッターは、
分類上は、児童書です。(笑)

こどもは、もちろんですが、
大人が夢中になって読んでいるのが、
このシリーズの面白いところです。

ありがたいことです。

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2006.02.25

【はっしゃん】トップカルチャー1Q結果

2月23日にトップカルチャーの
1Q決算が発表されました。

060225_7640

結果は、ほぼ予想通りの
好決算となっています。

ちなみに、去年の1Q決算は、
3月1日発表だったのですが、
今年は1週間も前倒しして
2月23日に発表しています。

わたしは、発表予定の前倒しが
公表された1月月次の発表時点で
いい決算内容なので早めに
発表したいんだなと思いました。(笑)

さて、トップカルチャーのPERが
まだ14.5倍と低いのは、
V字回復の会社予想が
市場から信頼されていない
ことを意味しています。

まあ、前期は市場の期待を
裏切って中間期に下方修正、
さらに上場後初の減益決算
となっているわけですから
当然といえば当然ですね。

例えば四季報予想では、
下表のように通期で
純利益2億円と低迷が続く
ことを予想しています。

060225_7640_2

もっとも、今回の1Q決算で
1.77億円の純利益の実績を
出してきたわけですから、
四季報の春号では上方修正!
されると思います。(笑)

2Q以降も好調が持続するかは、
現時点では分かりませんが、
トップカルチャーは、
月次情報を公開してくれているので
進捗率を毎月確認でき、
決算内容をそこそこの精度で
事前予測できますから、
今のPER14.5倍という位置は、
リスクを含めても、
極めてお買い得な状態にある
といえると思います。

今はトップカルチャーに限らず、
割安な銘柄がたくさんあると思います。
みなさんも、いい銘柄を
見つけてくださいね。

ありがたいことです。

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2006.02.22

【はっしゃん】トップカルチャー1Q予想(販管費編)

2月23日はトップカルチャーの
1Q決算発表がありますので、
恒例の決算発表予想です。

しょせん素人予想なので、
参考程度と思ってください。

3回目は販管費について
予測分析してみます。

販管費というのは、
人件費や光熱費などの
必要経費のことで、
トップカルチャーの場合は、
店舗数と営業日数に比例して
大きくなっています。

従って、店舗数や営業日数から
1店平均の販管費を算出すれば、
前期の数字から推測することが
可能になります。

トップカルチャーは、
新店オープン日を公開
しているので
営業日数はExcelなどで
カンタンに計算できます。

060222_7640_6

左の表が、前期と今期1Qの
新店オープン日と営業日数を
計算したものです。

これによると前期の販管費は、
 販管費:6089
 営業日数:17584日
 平均販管費:346.3
となります。

同じように今1Qの営業日数は、
 営業日数:5021日
 平均販管費:346.5
と前期並みになるように
販管費を逆算すると
 販管費:1740
となるわけです。

販管費比率では24.4%と
前期比24.2%から微増です。

060222_7640_7

以上のように、売上、粗利、
販管費が計算できれば、
 営業利益=粗利-販管費
となり、この数字に
営業外収支を加算したものが
 経常利益=営業利益+営業外収支
となり、ここから法人税などを引くと
 純利益:167
となります。

純利益は、前1Q比31%増!
とサプライズのある数字となり、
V字回復の最高益更新に向けて
好スタート予想の結果になりました。

結果は明日の引け後に分かりますが、
わたしは、本日トップカルチャー1万株を
買い増ししております。(笑)

ありがたいことです。

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2006.02.21

【はっしゃん】トップカルチャー1Q予想(粗利編)

2月23日はトップカルチャーの
1Q決算発表がありますので、
恒例の決算発表予想です。

しょせん素人予想なので、
参考程度と思ってください。

2回目は粗利について分析し、
予測をしてみます。

なお、今回は前年度末に
M&Aで4店を取得していること、
12月に超大型店をオープン
させていることから、
精度の高い予測は難しいです。

まず、粗利についてですが、
 粗利=売上-原価
で計算されます。

売った値段から仕入れた
値段を引いたものが
粗利というわけです。

トップカルチャーの場合、
粗利は比較的変動が大きく、
予測自体が難しいのですが、
今回は会社から通期の計画値で
 30.4%と
と発表されています。

ちなみに過去の粗利は
  前期:26.7%
 前々期:29.3%
です。

前期の粗利が悪いのは、
4QにM&Aで取得した
新店のレンタル商品を
前倒しで費用計上しているのが
原因ですので、
前々期が目安になります。

今期の30.4%は
強気な数字だと思いますが、
実現可能な数字でしょう。

さて、月次情報で公開されている
カテゴリー別の既存店売上
をみてみると、粗利率の高い
レンタルの売上が大きく伸びている
ことが確認できます。

060222_7640_4

実はトップカルチャーの
レンタル部門の既存店売上は、
今期も好調なCCCの既存店を
さらに上回る絶好調なんです!

しかも、前述のように新店4店は、
前期に費用を原価計上済み。
これは、ひょっとして期待できる
んじゃないでしょうかね。

しかしながら、トップカルチャーは
年末セールを実施するため、
毎年1Qは粗利率が低い
という傾向があります。
(そのぶん売上は大きい)

例えば過去データでは
  前期1Q:27.7% 2Q:28.5% 3Q:30.5%
 前々期1Q:27.4% 2Q:30.1% 3Q:29.9%
となっています。

以上のような定量分析
および定性的情報から
粗利率は前年度より0.7%
改善すると控えめに予測して
28.4%とします。

060222_7640_5

さらに長くなってきましたが、
販管費編に続きます。

ありがたいことです。

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2006.02.20

【はっしゃん】トップカルチャー1Q予想(売上編)

2月23日はトップカルチャーの
1Q決算発表がありますので、
恒例の決算発表予想です。

しょせん素人予想なので、
参考程度と思ってください。

さて、決算予想は、
・売上
・粗利(原価率)
・販管費
の3つを予想します。

トップカルチャーの場合、
このうち売上については、
月次情報で発表されています。

060222_7640

それによると1Qの全店売上げは
会社発表の1Q計画値
114.7%に対して、
114.4%となっています。

既存店がマイナスなのが
気になりますけど、(笑)
大雪や前年同月比が好調だった
影響もあり、妥当な数字でしょう。

ちなみに、月次情報からは、
子会社のトップブックス古本市場
は除外されています。

1Q期間の提携先テイツー(7610)
の月次情報によると、
古本市場事業の既存店は、
3ヶ月ともマイナスです。(苦笑)

060222_7640_2

しかし、1Qには横越バイパス店に
併設する古本市場を新規出店し、
店舗数が3店→4店に増加しているので、
売上は強気にみてよいでしょう。

以上の分析結果から
1Qの売上は、控えめに
前年度比114.5%
と予想しておきます。

060222_7640_3

長くなってきたので、
粗利編に続きます。

ありがたいことです。

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2005.12.12

【はっしゃん】トップカルチャーの今期予想

今日はトップカルチャーの
決算説明会資料から
今期予想の詳細について
分析してみたいと思います。

実は、分析といっても
トップカルチャーの資料で
今期の売上原価、粗利、販管費、
営業利益、経常利益、純利益の
数字が公開されていますので、
そのまま流用しただけです。

7640g0610

トップカルチャーの資料によると
今期は売上原価が大幅に
改善することになっています。

前期にDVDの品揃えを
大幅に強化したことや
CCC譲受4店のレンタル商品を
前期に原価で一括償却したことにより、
粗利率の高いレンタルが伸び
収益に貢献すると見込んでいるようです。

売上原価は値下げやセールなどの
営業方針で変動するものですから
そのまま信用するかどうかは、
微妙なところだと思いますが、
利益率の高い体質になっている
ことは確かだと思います。

実際にどうかは、四半期決算を
見てみなければ分かりませんが、
売上が計画通りなら、
たぶん大丈夫でしょう。

気になるのは販管費比率の予想が
高いところですかね。
前期は売上未達で高い数値に
なったと思いますが、
なぜか今期も販管費比率は、
前期並の数字になっています。

さて、今回トップカルチャーは、
四半期単位の売上と経常利益についても
見通しを公開してくれています。

7640y0610

予想屋にとって、こういう姿勢は
非常にありがたいです。
(赤いセルがトップカルチャー
 の公表している数値です。)

そのトップカルチャー予想によると、
前年度の既存店が好調だった
1Qが前年比114.7%。
不調だった2Q以降は118%
程度の売上を見込んでいるようです。

11月月次が全店売上で115.3%
ですから計画を上回っており、
好調なスタートということになります。

12月は横越バイパス店をオープン
させていますから、ヒット商品に
左右される傾向が強いとはいえ、
残り2ヶ月も期待できるかもしれません。

(超大型店なので、ドミナントエリア
 間での自社競合が心配ですが。)

とりあえず会社予想をベースに
売上原価や販管費を埋めてみましたが、
イマイチしっくり来ないですね。

理由は、店舗が急増したため、
販管費の振り分けが、
はっきりしないことにあります。
上の数字も適当なものです。

第一四半期までは
売上だけチェックして
販管費を含めた予測は、
それ以降でいいかなと思います。

それまでに、新店情報や
CCCからの追加譲受についても
情報が入るかもしれませんし。

ちなみに新店で公開されたのは、
横越のほかは東京の1店のみ。
CCCからの追加譲受は、
検討中で変化なしですね。

戦略的に面白いと思ったのは、
固定客がついているCCCからの
譲受店舗の周辺に大型店を
新規開設し移転するという方針。

譲受4店舗のうち3店舗は
200坪程度の小型店ですから、
これは、効果的だと思います。

レンタル会員数なども
公開されていますが、
新店を立ち上げるよりも
遙かに効率的だと思いますし、
このような方針ならCCCと
トップカルチャーの相互に
大きなメリットがありますね。
これには、大いに感心しました。

全体としては、CCCからの
追加譲受があれば、売上的には
間違いなく上方修正になる
と思うのですが、切り札として
残しておく雰囲気ですかね。

まだPER15倍程度を
うろうろしているようですが、
月次好調という条件つきで(笑)
900円はすぐそこだと思います。

ありがたいことです。

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2005.12.07

【はっしゃん】トップカルチャー決算分析

トップカルチャーの決算発表がありました。
事前に下方修正をしていたこともあり、
ほぼ予想通りの結果でした。
(上の表が予想。下の表が結果です。)

7640y051130

予想との違いはレンタル商品の
一括償却費用を原価で
計上したところくらいです。

7640y051207

一括償却がなければ、
 経常利益4.8億円。
 純利益2.5億円。
程度の内容になっていた
ものと思われます。

後日詳細な分析レポートを
公開する予定ですが、
今期の業績不振は関東地区の
売上低迷が主因です。

低迷の理由は競合他社の攻勢などで
新店の立ち上げに予想以上
時間がかかったことだと思われますが、
このあたりは中間決算の段階で
すでに分かっていたことです。

わたしがトップカルチャーの
経営陣を評価しているのは、
今回のような難題に対して、
前期中にキッチリと対策を講じて
同じ轍を踏まない体制を
敷くことができた点にあります。

IRもやや見苦しい面がありましたが(笑)
上場初の経常減益にもかかわらず、
結果として株主価値の減少を
最小限にとどめたことも評価します。

順調なときは分かりにくいのですが、
逆境になった時の状況対応能力で
経営者のレベルは、よく分かりますね。

さて、注目の来期の見通しですが、
売上が前期比117.2%増と
トップカルチャーにしては、
かなり控えめになっています。(笑)

7640g0512

もちろん、V字回復の最高益予想ですが。
先日発表された11月の月次情報が
既存店99.5%、全店115.3%なので、
この数字は、既存店が100%程度なら
今週末オープン予定の横越バイパス店を加えれば、
他に新規出店がなくても十分達成可能な
数字だと思います。

前年度の既存店が不振だったことや
今期もCCCからの店舗取得を
予定していることを考えると、
前期の強気予想を反省して
上方修正を視野に入れた見通し
といってよいでしょう。
予想EPSは47.05円ですから、
今日の終値683円はPERは14.5倍。

しばらく様子見になることを考慮しても
月次情報が既存店100%程度で推移すれば、
妥当株価はPER20倍の941円。
上方修正が視野に入ってくれば、
PER25倍の1176円あたりまでは
期待できそうです。

逆に売上が低迷したとしても
PER15倍が706円なので、
今の水準は、ほとんどリスクがない
といってよいと思います。

トップカルチャーは月次公開企業ですから、
業績が見通し通りに推移すれば、
いずれはV字回復を織り込む
動きになるものと予想します。

ありがたいことです。

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2005.11.30

【はっしゃん】トップカルチャー下方修正分析

トップカルチャーから下方修正が出ました。
修正は、11/24のエントリーでも書いたように、
予想されたことなんですが、
内容はイマイチ分からない部分があります。

1.経常利益の減額
2.のれん代の償却なし
3.レンタル費用の一括償却

の3点です。よく分かりません。
修正後の決算内容を
予測分析してみました。

7640y051130

まず経常利益が大幅に減額されています。
経常利益が減る理由は、
 1.売上原価の計上
 2.販管費の上昇 
 3.営業外損失の計上
の3種類しかありません。

このうち、売上原価と販管費は、
大幅に変動することはありえません。
従って今回の売上金額から推移すると、
4Qでも営業利益は最低でトントン
になるはずなんですね。

つぎに譲受4店舗の営業権(のれん代)を
一括償却した様子がありません。
一括償却するなら特別損失になるはず
なんですが、その様子がないんですよ。

ということは、のれん代は、
来期以降に減価償却されるという
ことになるんでしょうか。
そうなら来期の最終利益が減ってしまいます。
(それでも新店を作るよりは安上がり)

第3四半期までの決算から逆算すると
4Qの経常利益は-363百万円。
CCC4店の譲受金額は1050百万円で、
帳簿資産は、671百万円なので、
-379百万円は、のれん代として
営業権で償却するものと思っていましたが、
ほぼ同じ金額を営業外損失として
計上したように見受けられます。(謎)

特別利益は-211百万円になっていますが、
こちらは、1~3Qで払った法人税が
戻ってきて相殺されるので問題なし。

で、業績修正のニュースリリースには、
レンタル商品の費用を一括計上した
と書いてあります。なんじゃそりゃ。(笑)

レンタル商品は、販売商品ではなく、
サービス商品ですから、普通は資産に
組み込んで、減価償却していきます。
一括償却するなら特別損失になると思いますが、
レンタル商品の簿価がそれほど
大きいとも思えません。

うーむ。この経常利益の減額には、
どんな謎が隠されているのでしょうか?

個人的には、今回は赤字にしておいて
来期のV字回復に期待していたのですが、
なんだか無理して赤字を回避したような
決算に見えます。

1部上場記念配当も落とす
公算が強そうですね。

そもそも、前期の譲受が4店舗なのも
気に入らないんですけどね。
13店舗を今期に譲受して赤字すればいいものを
来期に回すと、来期EPSが減るだろう!(笑)

来期EPSは50と踏んでましたが、
どうやら45程度になりそうですね。
45なら、PER15倍で675円。
今日の下げは、このあたりの変化を
織り込んだのかもしれません。

もっとも、来期は売上ベースでも
20~30%の成長なので
PER20倍の900円が妥当だと
思いますけどね。

とりあえず、来週の決算発表で
謎は解けると思います。

ありがたいことです。

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2005.11.24

【はっしゃん】決算予想入門

今日は月次情報と四半期決算の
データを使って決算を予想する方法について
わたしの集中投資銘柄トップカルチャー
を使って具体的に書いてみたいと思います。

薬王堂の分析などでも
「四半期決算の数字で補正すれば
 より高い精度で予測できる」
とか書いていますが、
ピンと来ない方もいると思います。

決算予想は、期初ほど難しく
期末になるほど簡単になります。
情報が多くなるからです。

トップカルチャーの決算予測に使うデータは、
 1)月次情報データ
 2)四半期決算データ
の2つです。

なお、月次情報非公開企業は、
決算予想はできません。
売上が確定していないんですから。
だから、今期のVテクのような
よほど例外的なケースでない限り
投資不適格としています。

さて、まずトップカルチャーの月次情報データです。
すでに12ヶ月の数字が揃っています。

7640g0511

良くないことは、すぐに分かると思います。
わたしは理由も知っていますが、
今日は数字だけの話なので、先に進みます。
最終段階なので、全店売上の累計データ
106.8%という数字を使えばいいだけです。

このデータを使って決算分析を
してみたのが下の表です。

7640y0511

上の表が今期の決算予想。
下の表が参考に使った前期決算です。
今期の売上は、前期の売上げに
前述の106.8%を乗じただけです。

売上が計算できれば、
粗利と販管費を計算すれば、
純利益まで計算できます。

粗利と販管費は、今期と前期の
四半期データを使って
期間データを算出して予測します。

それぞれの決算データは
累計で集計されているので、
それぞれを引き算して、
四半期単位の売上、粗利、販管費を
出して縦と横に比較して
推測していきます。

今回は1~3Qのデータと
前年の1~4Qのデータを使って
4Qのデータを埋めるだけです。

トップカルチャーの場合、
年末商戦のある1Qに売上が増加、
粗利は低くなるのが常で、
粗利はその後、回復する傾向があります。

今期は途中でやや苦戦しましたが、
3Qでは粗利が回復しているので、
4Qは前期ほどではないものの
29.5%程度の水準と予測することにします。

(結局、最終予想もこのレベルなんですが、
 3Qまでの実績は確定しているので、
 少しくらいズレでも誤差は僅かです。)

販管費は、4Qで新店が1店オープン
していますので、新店の営業日数から
販管費の増額分を算出します。
(こちらは比率ではなく絶対額で 計算します。
計算方法は薬王堂と同じです。)

なお、店舗数が少ない企業の場合や、
パートではなく従業員を増やして
社員教育を徹底する企業のケースでは
店舗が増えると販管費はかなり増え、
販管費比率が激増することもあります。
トップカルチャーが1店増えた程度では、
それほど増えていないのは、前期からの
販管費の金額推移で分かります。

販管費が出ると、後は、
 営業利益=粗利-販管費
 経常利益=営業利益+営業外収支
 (営業外収支は過去の決算書より推測)
 純利益=経常利益-法人税
 (過去の決算書より推測)
で、純利益まで計算できました。

この4Qの数字を1~3Qの実績に
加算すると通期の決算が出てきました。

今期の純利益は296,884千円なので、
前期からは、増収減益になります。

また、トップカルチャーは、
今期にCCCから4店舗を
譲受することを既に発表しています。

この店舗の「のれん代」を
特別損失に出す事を想定すると、
 のれん代:-379,000千円
が加わって
 -82,116千円
の最終赤字になると思われます。

各企業は、それぞれにクセがあります。
薬王堂のようなIPO銘柄は、
情報が少ないのでクセが読めないのが
難しいところですが、
しょせん素人レベルの皮算用なので、
必要以上に気にすることもないと思います。

ようは、自分が納得できれば、
それでいいということです。

ちなみに、どうして赤字見込みの企業を
買い増してまで保有しているのかというと、
今期が底だと思っているからです。

長期投資では回復見込みのある企業の
業績が悪い時が最高の買い場です。

ありがたいことです。

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2005.09.03

【はっしゃん】トップカルチャーの3Q決算

金曜日にトップカルチャーが
3Q決算を発表しています。

今四半期については、
月次情報でおおむね予想できていて、
注目はCCCとの具体的な提携内容
でしたが、残念ながらサプライズなし。
詳細発表は、先送りになっています。

では、今回の決算発表について
わたしなりに分析してみます。

トップカルチャーの3Q決算は
このブログでは8/13日の記事で
既に予想分析をしていますが、
わたしはExcelのシートを使って、
毎月、月次情報が発表されるたびに、
自分なりに業績分析をしています。

小売業の業績予測は、粗利と販管費が
カギになってくるわけですが、、
月次情報では粗利や販管費は
発表されないので、3Q決算は、
非常に重要になってくるわけです。

下の表がトップカルチャー3Qの
実績とわたしの予測の比較です。

7640_3Qkekka

結果は予測よりも良い決算でした。(笑)
主因は、3Qの粗利が予測29.0%よりも
大幅によい30.5%まで回復していることです。

わたしが粗利を低めに予測していたのは、
関東地区でのファミリーブックなどとの
価格競争の影響を懸念したためでしたが、
今3Qの数字を見る限りは、
それほど影響のないレベルまで
回復してきています。

もう1つの販管費の方は
新店が2つ増えているなかで
完璧に近い予測だったと思います。
が、、、

 経常利益 ≒ 粗利 - 販管費

なので、粗利が8000万円も違ってくると
経常利益、純利益は大外れに
なってしまっています。(汗)

ともかく今回の決算で、
粗利が平時の水準に回復している
ことが確認できたので、
価格競争によるリスクは
大幅に後退したといえます。

定性情報でも、競合店との
低価格競争が一段落し、
通常価格に復帰していることが
正式に発表されましたが、
今後のことを考えると
好材料だと思います。

さて、このような3Q決算ですが、
通期は据え置きでも、3Qまで
純利益で前期比23%減です。

まあ、これは織り込み済みというか、
これからのトップカルチャーは、
提携の業績への影響次第でしょう。
月曜日は予測し難いですね。

ありがたいことです。

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2005.08.16

【はっしゃん】トップカルチャーの来期予測2

今日はCCCの店舗譲渡後の
トップカルチャーの業績について
より詳細に予測をしてみます。

8/11の記事では、
下のように書いています。

      売上  経常  EPS
2005/10 24500  900 38.6 (会社予想)
2005/10 23200  600 25.6 (今期下方修正濃厚)
2006/10 30000 1200 50.0 (来期予想)

何の根拠もない数字ではありませんが、
必要なデータが揃っていないことも事実ですから、
参考程度と思ってください。

来期予測のために重要なデータとは
売上に直結する出店戦略に関するものです。
 1.10月に3店予定していた新規出店はあるか?
 2.新潟地区のリサイクル複合店舗出店はあるか?
 3.来期CCCからの譲渡は何店あるか?
 4.CCC譲渡以外に来期も出店するか?
などの情報です。

今のところ、これらについての
アナウンスがありませんので、
今後の新規出店はしないという
ミニマムで来期を予測しています。

7640_yosou2

トップカルチャーの全店売上げは、
今期3Qまでの累計で前期比107.4%ですが、
直近の3Qは109.5%と好調なので、
今期比(下方修正値を使用)107.9%程度と予測。

この数字にCCCから取得した13店舗の
売上を加えると300億円になります。
つまり、売上300億円ラインは、
来期、新規出店しなくても
達成可能な水準となります。

この300億円に対して粗利を控えめに
28.7%とすると86.25億円になります。

販管費は今のところ四半期で15億円強。
これにCCC取得13店舗分を
加算すると19億円程度になりそうです。
通期では76億円と販管費比率は低下します。

この販管費比率の低下が寄与して
粗利から販管費を引いた営業利益で10億円強。
経常利益は12億円程度になると思います。
純利益は6.35億円となり、
EPS(1株利益)は、50円というわけです。

詳細は3Q決算あたりまでに
トップカルチャーから業績修正の
正式発表があると思いますが、
わたしは、このあたりが最低限のラインかな
と考えています。

ちなみに新店を予定通り出店した場合の
マックス予想ではEPS60円になります。
次の発表が楽しみですね。

ありがたいことです。

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2005.08.13

【はっしゃん】トップカルチャーの3Q予測

トップカルチャーの3Qを
もう少し詳細に分析してみます。

今期は増収減益予想なので、
CCCとの提携がなければ、
ブログで公開するつもりは
なかったのですが。(笑)

       売上  経常  EPS
2005/10 24500  900 46.3 (会社予想)
2005/10 23200  600 29.6 (今期下方修正濃厚)

と書いただけでは、
何の説得力もないでしょうし。(笑)

今期の四半期単位の業績データ表です。

7640_yosou1

1Q、2Qは実績値。
3Qは月次情報を参考にした予測値。
4Qは適当な予測値です。
(CCCの店舗取得は未反映)

通常の決算は累計で発表されますが、
このように四半期の差分を取ると
月次データとの関連性なども
分析できて有用だと思います。

月次情報を公開している小売業の
業績予測は簡単です。
トップカルチャーの3Qでも
売上の前年比比率が
公開されているので、
 2005-3Q 109.5%
前年売上にかけて売上を算出します。

売上が計算できると
粗利(売上総利益)と販管費を計算すれば
最終利益、EPSも予測できます。

粗利は大きく変化しないので
過去データを流用するといいです。
トップカルチャーの場合は
27~30%で下期になると粗利率が
上昇する傾向があります。

販管費は、給料や広告宣伝費などの諸経費です。
24%~29%程度の幅がありますが、
販管費は固定費に近いものなので、
売上が多ければ相対的に低下し、
売上が少なければ上昇します。

トップカルチャーの販管費は、
今期は新店が少ないため1500程度で
安定的に推移しています。

そして、小売業の多くは
営業外収益が多くないため、
 経常利益 = 粗利 - 販管費
でおおむね計算できます。

つまり、固定費である販管費は
ほぼ決まっているので、
これが損益分岐点になります。

売上を積み上げることで
粗利が販管費を上回れば黒字。
下回れば赤字です。
意外と単純だと思いませんか?

まあ、しょせん数字遊びですが、
このように業績を予測していきます。

直近のトップカルチャーの3Qは
9月発表予定ですが、
売上が前年比109.5%として、
粗利が去年同時期を参考に29.0%、
販管費が前四半期から微増の1538、
と推測するとトントンの予想になります。

補足しておくと、3Qは年間を通じて
もっとも売上が少ない期間なので
例年、こんな感じです。

実際の9月の3Q発表では
CCCから譲渡される13店舗を
特別損失などで処理してくる
ことが予測されるため、
通期は赤字修正も予想されます。

でも、今期の赤字化など
もう誰も気にしないでしょう。
うまく逃げたなと思います。(笑)

ありがたいことです。

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2005.08.11

【はっしゃん】トップカルチャーの来期予測

引き続き、夏休み中ですが、
朝からハッピーな1日でした。(笑)

今回のトップカルチャーと
CCC提携のポイントは

1.トップカルチャーがCCCへの
  第三者割当増資で12億円を調達。
  CCCは672円で182万株を引き受け
  トップカルチャーの第2位株主へ。

2.トップカルチャーがCCCの
  直営店舗13店を30億円で取得。
  今後も郊外店を中心に取得予定で
  郊外出店は2社の共同戦略による。

3.トップカルチャーのTBN加盟により、
  CCCが文教堂を抜き、書籍業界第3位へ。

です。

第三者割当増資では
1株利益が希薄化するので、
今期の予想EPSは
増資後に45.3円→38.6円と
15%ほど減少しますが、
既に株価は来期以降の成長性に
向いていると思われます。

実は今期は再下方修正が
濃厚なんですが、(笑)
今回の材料でうまく逃げました。

トップカルチャーの売上規模は
今期予想で245億円。
CCCから取得する13店は
平均年商3.8億円で
10月からフル稼働すると
来期は49億円の増収になります。

従って来期は、売上300億円が
視野に入ると思いますが、
この増収分だけを単純計算しても
EPSは38.6円→46.32円となり、
希薄化分を吸収します。
既存株主にとっても、
悪材料にはならないわけです。

また、13店の取得費用は30億円で
1店舗あたり2.3億円ですが、
通常、新規出店に3~4億円の
初期コストと立ち上がりまでの
販促費用がかかることを考えると、
経費の大幅削減につながります。

なお、第三者割当増資の
調達額は12億円ですが、
トップカルチャーは現預金を
15億円程度保持しており、
資金面の問題はなさそうです。

これからもCCCの店舗を
取得していくとすると
従来の半分程度のコストで
店舗網を広げていくことができ
今後の成長に大きく寄与する
ことは間違いないでしょう。

TBN加盟はロイヤルティ支払いのため
減収要因ですが、金額は大きくないので、
(当然、他社より有利な契約と思われます)
メリットと相殺して考えていいでしょう。

tbn_share

CCCがトップカルチャーとの
本格提携に踏み切った背景には、
文教堂・ゲオ連合の成立により、
書籍事業のテコ入れを急ぐ必要があった
ためではないかと思われます。

というわけで、早速ですが
トップカルチャーの
今期、来期を予想してみると。

      売上  経常  EPS
2005/10 24500  900 38.6 (会社予想)
2005/10 23200  600 25.6 (今期下方修正濃厚)
2006/10 30000 1200 50.0 (来期予想)

あたりになります。
この数字は今回取得する13店以外に
新店がない場合の予想ですから、
実際はもう少し上でしょうか。

来期PER20倍で株価は1000円。
CCCグループの中核企業と考えると
中期的にはPER30倍の1500円くらい
までの上昇余地はありそうです。
ほんまかいな。(爆)

ありがたいことです。

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【はっしゃん】速報2:トップカルチャーがストップ高買い気配

CCCとの包括提携発表を受けて
後場からトップカルチャーへの買い注文が殺到。

13.9万株の商いをこなして
ストップ高買い気配で推移している。

当ブログでは、今回の提携が来期以降の
トップカルチャーの業績に与える影響などを
独自に分析し、情報提供していく予定。

期待してくださいね~。

ありがたいことです。

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【はっしゃん】速報:トップカルチャー、CCCの直営店取得へ

トップカルチャーがCCCから取得する直営店は、
13店となる模様で、取得資金の一部を
CCCへの第三者割当増資でまかなう。

CCCは、トップカルチャーの第2位株主となり、
資本関係をさらに強化する。

CCCはTSUTAYAのフランチャイズ事業が
好調を維持しているが直営店事業は赤字。
直営店をトップカルチャーに譲渡することで、
収益体質が強化される。

トップカルチャーは、大型複合店舗や
リサイクル店舗との複合形態に強みを持ち
直営店の黒字化が期待できる。

今回の店舗譲渡、資本提携の強化により
トップカルチャーとCCCの完全同盟が成立。
ゲオ・文教堂連合への対抗策が鮮明となった。

面白いことになってきましたね。

ありがたいことです。

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2005.08.06

【はっしゃん】トップカルチャーの7月月次

トップカルチャーが7月月次情報
今期最高の売上になりましたが売られています。
先日オープンのiTune Music Store日本版が
関係があるとは思えませんし。(笑)

トップカルチャーは、7月締めで
第3四半期決算になります。
今回も売上はそれほど伸びていませんが、
新規出店の予定がない(前期は2店出店)ほか、
予定していた既存店改装なども中止しており、
コスト削減を徹底している様子が伺えます。

トップカルチャーは、新店の多くを
期末オープンにしています。
理由はよく考えると分かりますが、
なかなか、したたかな会社です。

今期は、期初の段階で通期売上を
 既存店103.4%、全店114.8%
という強気の予想をしていましたが、
7月は、ヒット商品に恵まれて
 既存店103.8%、全店114.2%
と期初予想に近い数字が出てきました。
累計でも、
 既存店 98.6%、全店107.4%
と回復傾向になっています。

中間決算の後で分析したように
関東店舗の立ち上がりは苦戦気味ですが、
ある程度、今期計画で織り込み済みの数値に
近づいているのがわかると思います。

売上未達でも経常達成なら、
かなりのサプライズですけどね。
甘過ぎ?(笑)

機会があれば、3Q決算についても
分析してみたいと思います。

ありがたいことです。

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2005.07.14

【はっしゃん】トップカルチャーのPERライン分析

今日はトップカルチャーを
週足チャートとPERラインで
分析してみます。

7640w

このチャートを見ると
現在のトップカルチャーは
PER15倍が下値支持線になっている
ことが分かると思います。

昨年9月の急落は東証1部落選に加えて
公募増資による1株利益の希薄化を
織り込んだためです。
ここでPER15倍ラインが690円から
600円弱まで低下しています。

その後の決算発表で、業績予想が開示され、
予想PER15倍ラインは上にシフトします。
3月あたりまでは業績も堅調で
1部上場期待もあったことから
株価は上昇していきました。

それが4月以降は、月次売上が低迷し、
株価もPER15倍ラインまで下落します。
その後、予想通り下方修正があり、
トップカルチャーは通期を修正しませんでしたが、
以後、株価は減額を織り込む
水準で推移しています。

これから10月決算に向けては、
配当権利取りで例年強くなる傾向があります。
(今年は1部上場記念配あり)
もちろん、業績が第一ですが。

決算に向けては、リサイクル本格参入など
来期以降の巻き返し戦略の発表が控えています。
この水準からの下値不安は少ないと見ています。

ありがたいことです。

記事中のチャートは明日香を利用しています。

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2005.06.22

【はっしゃん】トップカルチャーの中間決算分析3

中間決算の分析表
売上予想を少し修正しました。

全体の数字はほとんど同じで
地区の配分を変更しました。

しょせん数字遊びですけど、
当初は、関東地区の不振を重視して
控えめに予想していましたが、
月次の傾向を精査して関東地区
挽回のシナリオに変更しました。

2005上期日販実績
 新潟 1288
 長野 1532
 関東 1204
 合計 1346

2005下期日販予想
 新潟 1261 上期比 97.9%
 長野 1500 上期比 97.9%
 関東 1335 上期比110.9%
 合計 1344 上期比 99.9%

上期の関東地区は、
新店の開店から日が浅かったこと
その後、の月次において
新店が回復傾向にあることから
上期比で10%程度は
上積み可能かなと推測しています。

と書くともっともらしいですが、 
実は重要なことを
見落としていました。(笑)

トップカルチャーは、
休日などの関係もあり
下期の売上が上期を超えたことが
上場後1回もないんです。(汗)

今期についても
下方修正前の通期予想が
 上期 12300
 下期 12240(上期比99.5%)
 通期 24540
という数字になっていて
やはり下期を控えめに
予想しています。

最初の分析記事に書いたように
前下期が悪かったのは事実ですが、
今上期の数字にさらに上積み
するのは厳しそうです。

もちろん、上期が売上未達
となったわけですから、
下期も同じような比率で
未達ではないだろうか?

というラインが下限予想
になると思います。
こちらも再掲載しておくと
 上期 11489
 下期 11437(上期比99.5%)
 通期 22926
という数字になっています。

結局、今期は関東地区次第
ということでしょう。

来期の戦略については、
見直して来る可能性もあるかも
しれません。

いよいよトップカルチャーも
ゲオ・文教堂連合に対抗して
古本、中古ゲームを含めた大型店を
出店していくらしいのですが、
最初は新潟地区のようです。

このシナリオは、
このところの流れを見れば
予定通りという感じですが、
現時点ではCCCおよびテイツー
との関係がどうなるか
はっきりしていません。

テイツーとトップカルチャーには
好材料となる可能性もありそうですが。
新しい動きについても
注目しておきたいと思います。

ありがたいことです。

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2005.06.19

【はっしゃん】トップカルチャーの中間決算分析2

今日は、トップカルチャーの
中間決算分析の続きです。

今回は関東地区の立ち上がりについて
みてみたいと思います。

中間決算の分析表はこちらです。

トップカルチャーは、2004年下期に
関東地区に大型店舗を5店オープン
させています。

今期は新店効果も期待されたはずでしたが
実際には関東地区の日販は
下のように新店数に反比例して
低下しています。
 2004年上期日販 1366千円(3店)
 2004年下期日販 1286千円(8店)
 2005年上期日販 1204千円(10店)
 2005年下期日販 1207千円(予想)

新潟・長野の既存店が下のように、
 2005年上期 新潟地区日販 1288千円
 2005年上期 長野地区日販 1532千円
新店以上の売上を確保しているのとは
対照的です。

トップカルチャーの店舗は
リピーター中心なので、開店直後は、
それほど売上は高くないのですが、
それでも、上の数字は低すぎます。(汗)

これが、通常の400坪クラスの店舗なら
許容範囲かもしれないのですが、
関東地区の店舗は平均でも500坪の
大型店が中心になっています。

400坪前後の店舗が中心の
新潟・長野地区と比較すると
日販にも大型店効果が
反映されなければなりませんが、
それがこの状況になっているわけです。

関東地区の詳細分析はこちらです。
2003年→2004年→2005年と
100坪あたりの日販が急降下している
ことがわかると思います。

トップカルチャーは上期に
下方修正をしています。
表向きの理由は、
・商品力不足による既存店の不振
・レンタルの単価下落
ということになっていますが、
このように分析してみると、
・売上未達の主因は関東の新店
・既存店はむしろ好調。
ということになると思います。

ちなみに、今回の下方修正幅
 503,000千円
を関東地区の2005上期の売上
に加算してみると
 2005年日販 1545千円(長野地区の既存店レベル)
 2005年100坪日販 298千円(2004年とほぼ同じ)
になります。
これが本来の期待値だったとみて
間違いないでしょう。

なお、通期の業績については、
下方修正にもかかわらず
据え置きとしています。
これについても、
・既存店の好調は継続
・関東地区の挽回が可能
と判断していると思われます。

新店の状況は今のところ
出足が不調というレベルで、
危機的状況ではありませんが、
放置できるものでもありません。

先日紹介した月次報告をみても
新店1店あたりのマイナス差分が
挽回している様子が伺えます。

今期の成績は新店次第という
状況にあるわけですから、
下期の月次状況は要注目だと思います。

ありがたいことです。

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2005.06.16

【はっしゃん】トップカルチャーの中間決算分析

今日は、トップカルチャーの中間決算と
今期の見通しについて書いてみます。
普通にやっても面白くないので、
少し違う視点から分析してみましょう。

早速ですが、中間決算の分析表はこちらです。
この分析で使用している営業日や
日販は、わたしが算出したものです。
算出方法は前日の記事の通りですが、
とにかく素人がやっていますので、
間違いがあるかもしれません。
そのあたりは、ご承知おきください。

表の分析は上から、
 2004年上期
 2004年下期
 2005年上期
 2005年下期予想
 2005年下期予想(下限)
の5つのブロックにわけています。

最初に2004年を軽く見ておきましょう。
2004年上期はヒット商品に恵まれて絶好調。
逆に2004年下期は大雨や地震などの
天災が直撃して絶不調。
それでも通期では、最高益更新
という結果でした。

2005年上期は商材的には、
可もなく不可もなくというレベル。
後述する関東地区の立ち上がりが
苦戦していることを除けば、
それほど悪い結果ではありません。

2005年下期については、
上期並のレベルで日販が推移する
という標準的な予想をしています。
実際には、ヒット商品の動向に
大きな影響を受ける業界ですから、
この標準予想からプラスマイナスあるのが
当たり前と考えておくとよいでしょう。

下期も不振が続くと仮定したのが
下限予想です。
(株価的にはここまでは
 織り込み済みだと思います。)

それでは、トップカルチャーは、
新潟、長野、関東の3カ所に
展開していますので地区別に
見ていきましょう。

最初は、本丸である新潟地区から。
 2004年上期日販 1343千円
 2004年下期日販 1174千円
 2005年上期日販 1288千円
 2005年下期日販 1293千円(予想)
今上期は絶好調だった前年上期より
低い数値となっていますが、
地震の影響を受けた前年下期からは
大きく回復しています。
今下期予想では、少しだけ増床効果が
見込めるため、わずかに日販を上げています。
それでも昨年下期と比べると110%と
かなり強い回復になってきます。
それだけ昨年が悪かったということです。

次に稼ぎ頭になっている長野地区。
 2004年上期日販 1448千円
 2004年下期日販 1280千円
 2005年上期日販 1532千円
 2005年下期日販 1533千円(予想)
なんと今上期も前年比105%と絶好調です。
なぜ長野が調子いいかというと
多くの店舗が開店から3~4年を経過した
ピークの時期にあるためです。
また昨年1店を閉店していることもあり、
ドミナント地域の既存店の売上に
好影響が出ているようです。
長野はビックスポットを買収して
ゲオが新たに進出してきたのですが、
それでこの数字はたいしたものです。
下期も上期並の日販を確保できると
予想をしています。
前年比120%近い数値も期待できます。

なお、新潟、長野の店舗は
すべて既存店です。
新潟が110%、長野が120%あたりで
実際に推移しているかどうかは、
月次報告でチェックできます。

5月までは前年の数値がよかったので、
6月以降の既存店売上が110%程度まで
回復するかどうかを注視しておきましょう。
ここまでの分析でみても、110%は、
2005年上期レベルの日販で達成可能な
現実的な数値です。

例えば、去年は6月から大雨、台風続きで
新潟地区も大きな影響を受けています。
6月以降、この最悪の年と比べても
大きく回復しないようなら、
本当に非常事態といえるかもしれません。

ちなみにトップカルチャーは、
通期据え置きの前提条件として
既存店108%としています。
十分に現実的な数値だと思います。

長くなってきたので、
関東地区の分析は次回に続きます。

ありがたいことです。

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2005.06.09

【はっしゃん】トップカルチャーの月次動向

今日はトップカルチャーの
月次動向を取り上げたいと思います。

今期の既存店は1Qまでは
 11月 98.3% (前年110.9%)
 12月 102.4% (105.7%)
 1月  100.0% (104.1%)
と可もなく不可もなくでしたが、
2Q以降は失速しました。 
 2月  92.9% (108.6%)
 3月  99.5% (94.8%)
 4月  96.8% (109.6%)
ここまでで中間決算が下方修正
となったわけですが、
その後、5月も低迷していて
 5月  93.3% (111.2%)
となっています。

なんだか昨日の99プラスと
同じようなパターンですが、(笑)
前年度は105%超の既存店売上を
維持していたのが、今期は98%台ですから、
下方修正もやむを得ないでしょう。
(前々年度よりは上なんですけどね。)

既存店不振の影響で
5月までの全社売上高は
 104.8%
にとどまっていて
会社の通期計画数値である
 114.8%
を10%も下回っています。

これを残り5ヶ月で挽回するのは
もちろん不可能だと思います。

6月以降については、前年度の売上数値が
上期ほどは高くないため数字のマジックで
ある程度回復すると思います。

それでも去年の9月にあった
ハリーポッター特需が
今年はないんですよね〜。
(来年はありますが。)

この状況を分かっていながら、
通期予想を変更しないとは、
なかなか強気な会社ですわ。(苦笑)

会社側は、このまま再下方修正をせずに
なんとか決算発表まで持ち込み、
来期予想のサプライズで乗り切るつもり
なんだと思います。

もちろん、市場はそんなことは
お見通しなので株価はPER14倍と
低迷しております。

今年の高値から30%下落した銘柄を
どうこういっても仕方ないですけど、
わたしの場合は買値が遙か下なので
この水準でも安心してホールドです。

リスク許容度は含み益に比例して
大きくなっていますし、
そもそも売る理由なんてないです。

長期投資は、やはり「いつ買ったか?」で
ほとんど決まるのでは、ないですかね。

ありがたいことです。

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2005.06.04

【はっしゃん】トップカルチャーの下方修正

投資方針として
トップカルチャーを中心とした長期枠と
それ以外の短期枠を明確に
区別することにしました。

これまでもトップカルチャー以外は、
セラーテム、フージャース、テイツーなどを
キャピタルゲイン狙いで
1ヶ月〜1年未満の中短期保有でしたので
現状追認ということになると思います。

そのトップカルチャーは、
先月末に下方修正を発表しています。
中間決算で詳細を見てみないと
詳しいことは分かりませんが、
値下げ競争による客単価下落の影響が
大きいのではないかと思います。

通期予想は変更しませんでしたが、
数字的にはかなり厳しいですね。
修正分は未達と考えるのが妥当ですから
今期の最高益更新は微妙かもしれません。

今期はゲオも下方修正をしていて、
事実上、無価値になったビデオ資産を
特別損失で消却しましたが、
トップカルチャーの決算書を見ても
このあたりがはっきりしません。
今後の爆弾になる可能性は
あるかもしれません。

ちなみに、トップカルチャーの好不調は
CCCと月次を比較するとよく分かります。
正直このところ、パっとしないです。(苦笑)

もっとも、この下方修正で、
トップカルチャーを投資対象からはずす
なんてことはありえないです。

業績なんて、いいときもあれば悪いときもありますから
この程度の業績未達で見切りをつけるくらいなら
最初から長期投資なんてしない方がいいでしょう。

(そこまで業績が気になるなら
月次レベルで売っていますし、
ここまで保有もしてないでしょう。)

中長期の方向性に変化がなければ、
何ら問題がないわけで、
それで株価が下がるならば、
むしろ、買いチャンスとなるわけです。

それより、中間決算で発表すると思われる
1部上場記念配が何円になるかが
気になりますけどね。

ありがたいことです。

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2005.04.29

【はっしゃん】会員制ビジネスの強み

いよいよGWになりましたが
みなさまいかがお過ごしでしょうか?

今日はちょっと専門的になりますが、
会員制ビジネスの観点から
トップカルチャーの強みについて
書いてみたいと思います。

会員制ビジネスといっても、
いろいろとあります。
みなさんも様々な会員カードを
お持ちだと思います。

CCCやゲオなどのレンタル業も
会員制を前提とした
代表的なビジネスモデルです。
最近、テイツーが本格展開をはじめた
アイカフェも会員制ビジネスです。

このビジネスの特徴は、得意客のみを
ターゲットとして囲い込んでいる
ということにあります。
つまり、効率がいいわけです。

初回時に身分証を提示して
会員登録をしますので、
商圏やカバー率などを正確に
把握することができますし、
ロストも分かります。

しかも、会員の情報とPOSを
直結させていますので、販売データを
時間、性別、年齢、住所、利用頻度、
累積売上、ポイント残高などの属性から
詳細に分析することができます。

住所が分かっていることで、
エリアマーケティングを駆使して
効果的なDMやチラシを打つこともできます。

普通の書店は会員制ではありませんが、
トップカルチャーのお店では
書籍の購入でもポイントがたまるため、
そのほとんどが会員になっています。

例えばPOSを見れば、
ベストセラーの傾向は分かりますが、
トップカルチャーの場合は、
それが誰に支持されているのか?
まで定量的に把握できるわけです。

そのトップカルチャーは、
今期も計画線の業績推移で、
既存店も100%前後を確保していますが、
文教堂、新星堂、丸善などは
下方修正を余儀なくされています。

勝ち組であるCCCやトップカルチャーと
負け組との差は、業界地図編でも述べましたが、
突き詰めていけば、このような絶対的な
情報力、ビジネスモデルの差になります。

店舗の棚をみても、それは分かります。
大事なのは品揃えだけではありません。
トップカルチャーは、全店レベルで
店舗の標準化ができています。

これはセブンイレブンなどのように
それぞれのレイアウトや配置が決まっており、
かつ、動的に変更できる体制が
整っているということです。

その背景にあるのが会員制の情報力です。
ただ同じように並べて置いている
店舗とは、レベルが違うのです。

例えば、文教堂は店によってまちまちです。
買収チェーンのブランド統合すらできていません。
つまり、仕入ルートを共通化しているに
すぎないレベルなわけです。
これでは、戦いにならないでしょう。

(これは、ちょっといいずぎですけどね。
実際にはそこまでの差はありませんが、
わずかの差で勝負は確実に決まります。)

例えば、テイツーのアイカフェが
ターゲットとしているのは?
どこなんでしょうかねえ。
考えてみると面白いですよ。

ありがたいことです。

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2005.04.11

【はっしゃん】トップカルチャーと業界地図8

今日はトップカルチャーと
業界地図編の8回目。
音楽小売業界を取り上げます。

音楽小売り業界も、書籍業界同様に、
遅れている「負け組業界」であり、
強者であるCCC、ゲオなどの
新しい勢力に浸食されて
ジリ貧となっている業界です。

音楽小売りの業界順位は
こんな感じです。

1位:CCC 730億円(セル部門のみ)
   ※トップカルチャーの50億円を含む
2位:新星堂 570億円(音楽映像部門のみ)
3位:タワーレコード 280億円
4位:HMV 250億円

CCCは書籍では5位でしたが
音楽業界ではレンタルでも
セルでもダントツ1位です。

音楽小売りの原価は70%。
書籍業界と同じように音楽CDは
再販制度で守られています。

そのため、セル専業店が
レンタル業との複合店と競合した場合、
(レンタルは原価率35%程度)
まず勝つことはできません。

かつて業界最大手だった新星堂も、
業績の低迷が続いています。
新星堂は上場企業ですが、
売上高700億円に対して
時価総額がわずか77億円。
売上高200億円のトップカルチャー
の90億円よりも低評価です。

先日も下方修正を発表していましたが、
その理由は、
「DVDが年末商戦時における話題作の欠如や
 販売単価低下などの影響を受け・・・」
ということです。

昨年の12月といえば、
CD・DVDに話題作が多く、
トップカルチャーの既存店は
前年比106%だったのですけど、
(販売用CD・DVDのみ集計)
新星堂では、いったい何を
売っていたのでしょうか?(笑)

ちなみに、DVDの単価低下については、
このようなカラクリがあります。

CCCの店と新星堂の店が競合するとします。
CDは再販制度なので同じ条件です。
新星堂はレンタルがありませんので、
店と店の戦いでは原価や客層などで
かなり不利になります。

そのままでもCCCが有利ですが、
早く勝負をつけてしまおうと思えば、
DVDを安く売ればいいのです。

DVDは再販制度がありませんので、
客寄せ商品として安く売ることができます。
CCCの店はレンタルで収益を確保できるので
DVDを安く売っても増益を確保できます。

新星堂は顧客離れを食い止めるために
赤字覚悟で追随値下げをする。
これでは、下方修正も仕方ないかなと。。。

ちなみに、新星堂の原価率は約70%。
CDより粗利の低い書籍を40%売っている
トップカルチャーと同レベル。
それほど2社の差はあるわけです。

音楽小売りを書籍業界に当てはめると
新星堂=文教堂
外資系のタワーレコードやHMVは、
紀伊国屋、丸善といったところでしょう。

タワーやHMVの大型店は、
商品の品揃えや差別化で生き残れるでしょうが、
大規模店は、出店可能な商圏が限られているため、
脅威とはなりません。
(すでに飽和しています。)

しかも、外資系には日本流のレンタルや
書籍などのノウハウがありません。

CCCやトップカルチャーの収益面での強みは、
書籍や音楽小売りなどの古い業界に対しては
圧倒的なものがあります。

ありがたいことです。

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2005.04.10

【はっしゃん】トップカルチャーと業界地図7

トップカルチャーと業界地図編の
7回目です。
今日は書籍業界の状況について
もう少し詳しくみてみましょう。

1位:紀伊国屋 1200億円
2位:丸善   1170億円
3位:文教堂   560億円
4位:有隣堂   500億円
5位:CCC   450億円(書籍部門のみ)
 ※CCCはトップカルチャーの80億円を除く

このなかで上場企業である
丸善と文教堂の損益計算書から
売上と原価をみてみましょう。

丸善:
 売上:1167億円
 原価: 871億円(74.6%)
 
文教堂:
 売上: 562億円
 原価: 432億円(76.8%)

書籍依存度が70%台の丸善で原価率約75%。
80%超の文教堂は77%近い数字になっています。
書籍業界には再販制度が存在するため、
売上を増やしても原価率は変わりません。

従って、利益率を高めるためには、
大きな商圏に超大型の旗艦店を構え、
集客力を増やして回転率を高めることで
相対的に販管費を下げるくらいしか
方法がありませんでした。

紀伊国屋、丸善、有隣堂などは、
このパターンで成長し、
頭打ちになっている企業です。

文教堂は、中規模商圏を狙って
ローサイド主力のチェーン展開で
成長しましたが、原価の構造は
従来と変わらないため、
最近は伸び悩んでいます。

その一方で急速に台頭してきたのが
アマゾンなどに代表されるネット通販と
トップカルチャーに代表される
複合型書店という形態です。

前者は無店舗販売による販管費の大幅削減。
後者は、粗利の高い商品を組み合わせて
原価の削減を実現している
進化した新しいビジネス形態なのです。

下がトップカルチャーの
売上と原価です。

トップカルチャー
 売上: 214億円
 原価: 151億円(70.7%)

この原価率70%台という数字は
従来型書店にとっては驚異的数字です。

文教堂の立場になって考えてみてください。(笑)
原価率で6%もの差があるわけですから
販管費を削減すれば何とかなるレベルではなく
まともに戦っては、勝てるわけがありません。

もちろん、文教堂も何もしていないわけではなく
独自にレンタルやセルCDなどを展開しています。
しかし、レンタル業が甘くない世界であることは、
これまで何回も記事にしてきた通りです。
しかも、トップカルチャーのレンタル部門は
業界首位ブランド。対抗するためには。。。

かくして文教堂は、ゲオという毒まんじゅうを(笑)
食らうことになったというわけです。
では、ゲオのブランドを手に入れた文教堂は、
トップカルチャーの対抗勢力となれるでしょうか?

文教堂がFCなどの形でゲオショップを
運営することができる形の提携ならYesですが、
単なるゲオの書籍部門となったり、
共同出店レベルのゆるやかな提携ならNOですね。

文教堂がトップカルチャーに勝つためには、
あるいは負け組の書店から脱出するためには、
原価を下げるしかありません。
そのためには、書籍部門の棚を削ってでも
ゲオショップに変えるしか方法はないわけです。

しかし、最初から複合書店を指向して
大型店舗を開発してきたトップカルチャーとは異なり
文教堂チェーンの多くは書籍専門店が中心。
これをゲオショップに本格改装するには、
それなりの出費が必要となってくるでしょうし、
その結果として書籍の品揃えで
トップカルチャーに劣るようでは本末転倒でしょう。

文教堂がゲオショップの実験店に
トップカルチャーの厚木戸室店と同一商圏の
R412店に選んだことには、
それなりにやる気を感じさせるところではありますが、
うまくいくかどうかは、まだまだ懐疑的ですね。

今のところ、CCC+トップカルチャーに対抗できる
書店勢力は存在していません。
大商圏の旗艦店は品揃えで共存できるでしょうが、
中堅以下のチェーンは、かなり厳しいでしょう。

ゲオ+文教堂の組み合わせが実現できたとしても
CCC+トップカルチャーを止めることなどできません。
2強による寡占という状態が、書籍業界にも
波及するだけではないでしょうか。

業界3位の文教堂の時価総額が
トップカルチャーの半分程度しかない。
これが書籍業界の厳しい現実といえるでしょう。

ありがたいことです。

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2005.04.09

【はっしゃん】トップカルチャーと業界地図6

トップカルチャーと業界地図編の
第6回です。

今日は数字のマジックということで
 7640 トップカルチャー
 9978 文教堂
 2674 ハードオフ
を取り上げたいと思います。

まずは、3社の時価総額から
みていきましょうか。

ハードオフが、200億円
トップカルチャーは、90億円
文教堂は、55億円

ハードオフはトップカルチャーと同じ
新潟の企業でトップカルチャーの2倍の
時価総額を有しています。

逆に文教堂は時価総額では
トップカルチャーの
半分程度の規模の会社です。

では、各社の純利益は
どうなっているでしょうか?

ハードオフは7.6億円。
トップカルチャーは4.2億円。
文教堂はゼロ。

なるほど、市場の評価は
それほど間違っていないようですね。

文教堂は最高純益でも
3.5億円程度の会社であり、
今のトップカルチャーと比べると
ワンランク下の会社といえるでしょう。

もっとも、これは時価総額と
純利益のみで企業を評価した場合の話です。

では、企業の規模を見てみましょうか。
売上高と従業員数で見てみます。

文教堂:560億円、566名
トップカルチャー:210億円、212名
ハードオフ:68億円、160名

あれれ?時価総額のいちばん小さい
文教堂が売上高も従業員数もトップ。
トップカルチャーは文教堂の半分弱程度。
ハードオフは、文教堂の数分の1。
このあたりが数字のマジックです。

実は、文教堂は書籍業界において、
紀伊国屋、丸善に次ぐ第3位。
わたしも浜松町のDANを
よく利用していますが、
チェーン形態では、230店舗を展開する
業界首位企業です。

しかしながら、書籍の粗利は20%。
儲けが少ないという特徴があります。
(その代わり返品できます。)
逆に、ハードオフは利益率の高い
リサイクルと、そのFC事業に特化した
超優良企業です。

ハードオフのビジネスモデルは、
一般消費者から直接仕入れ販売する
形態のため非常に利益率が
高いのが特徴です。
(その代わり売れなければ
ただの不良在庫になります。)

そして、トップカルチャーは書籍に加え、
利益率の高いレンタルとリサイクル
を有する複合業態といったところです。

このような傾向は、売上原価、販管費などを比較すると
よく理解できると思いますので、
損益計算書などを確認してみてください。

このように同じ小売業といっても
3社の利益構造は全く違いますので、
投資戦略も違ってきます。

今はまだ株式市場全体が過小評価されています。
特に最近は目先の利益が最優先され、
スケールメリットは無視されています。

しかし、売上高がハードオフの数倍規模の
文教堂が時価総額では4分の1。
これって、本当に正しい評価なんですかね?

例えば、新たにゲオと提携した文教堂は、
利益構造が根本的に変わる可能性があります。
同じ提携でも高収益なサービス業に特化している
シチエとゲオの組み合わせよりも
今回の提携の方がインパクトは大きいでしょう。
利益構造が変わると、文教堂のスケールメリットが
最大の武器になる可能性もあるわけですしね。

このところの資産株に対する再評価の動きは、
このような時流の変化を暗示しているかもしれません。

ありがたいことです。

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2005.04.04

【はっしゃん】トップカルチャーと業界地図5

トップカルチャーと業界地図編の
5回目をお届けします。

かなりマニアックな企画記事なのですが、
意外にも好評みたいです。(笑)

さて今日はゲオとトップカルチャーの
ビジネスモデルを簡単なマトリックスで
比較してみたいと思います。

トップカルチャーのビジネス分野を
マトリックスにすると次のようになります。

      CD  DVD 書籍 文具 ゲーム
セル    ○   ○  ◎   ○   △
レンタル  ○   ○
リサイクル △   △  △       △

トップカルチャーの場合、ビジネスコアと
なっているのが新刊書籍です。
あくまでも本屋さんです。

そのほかでは、レンタルと文具に強みがあり、
最近はリサイクルが急成長しています。

トップカルチャーについて語る場合には
レンタル業界だけではなく、
 1.書籍業界
 2.リサイクル業界
での位置づけも把握しておく必要があります。

もちろん、書籍業界とリサイクル業界についても
記事にしていく予定ですので、期待していてください。

一方、ゲオの事業分野は次のようになります。

      CD  DVD 書籍 文具 ゲーム
セル    ○   ○  △       ◎
レンタル  ○   ◎
リサイクル ○   △  △       ◎

ゲオは、ゲームが事業コアとなっていて
特に中古ゲームに強みがあります。
ゲオの収益力の源泉はリサイクルです。

前回、トップカルチャーとゲオが
競合というより共存していると述べましたが、
それぞれ、ベースとなっているのは
本屋さんと中古ゲーム屋さんなんです。

そういう意味ではゲオは、トップカルチャーとは
全く違うビジネスモデルの会社であり、
比較するならば、フォーユーやテイツーの方が
むしろ近い位置にあります。

もっとも、フォーユーやテイツーをはじめ
リサイクル各社はレンタル事業を行っていません。
ゲオは、リサイクルとレンタルの2枚看板で
成功している希有な会社であり、
これがゲオショップ最大の強みとなっています。

(ゲオに比べると、トップカルチャーは
 まだまだこれからです。)

ちなみに、一般的なTSUTAYAの店舗は
下のような感じになるでしょう。

      CD  DVD 書籍 文具 ゲーム
セル    ○   ○  △       △
レンタル  ◎   ◎
リサイクル 

トップカルチャーの店舗が書籍と文具に加え、
リサイクルに強みを持っているのが
お分かりいただけると思います。

最後に、ゲオとトップカルチャーの
共通点をあげるとしたら
次の2点になると思います。

1つは、大型複合店を展開していること。
もう1つは、リサイクルを手がけていること。

このあたりに勝ち組企業の
強みがあるのではないかと思います。

ありがたいことです。

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2005.04.03

【はっしゃん】トップカルチャーと業界地図4

トップカルチャーと業界地図の4回目です。
今日は業界2位のゲオについて語ってみます。

あまり大きな声ではいえないですけど、
トップカルチャー以上に
評価している企業がゲオです。

ゲオもシチエとともに投資候補にしていました。
当時、PERが1桁台で配当利回りも2%超でしたが、
自己資本比率が低く、有利子負債が多い
という理由で、長期投資としては不安があったので、
トップカルチャーを選択しました。

トップカルチャーやシチエの株価は
3年間で3倍程度の上昇ですが、
ゲオを買っておけば6〜7倍。
高値は10倍まで上昇していたんですよね。

ゲオのすごいところは、558店舗を
直営で展開しているところです。
ゲオが実践している直営主義の多店舗展開は
FC方式と異なり、ビジネスとして難しいものです。

558店を展開するためには、
当たり前ですが、558人の店長が必要になります。
レンタル業界で100店以上を直営で
展開しているのはゲオだけです。

レンタルチェーン各社が数十店舗で伸び悩んでいる理由は、
第2回で述べた空白地の問題もありますが、
人材難という問題も大きいものと思われます。

いかに優れた組織であっても、店長クラスの人材を
短期間で養成・確保するのは、極めて困難です。
そのためには、少し言葉は悪いですが、
「バカが店長をやっても成功する」
くらいの圧倒的なビジネスモデルを
確立している必要があります。

数年前のユニクロが好例です。
他店より高品質の商品を安価に売るという
製造小売りというシステムで可能になった
ビジネスモデルを他社に先駆けて
導入できていたので、店舗を出すだけで
利益がついてきました。
店長は、別に誰でもよかったわけです。

ゲオがさらに優れているところは、
業績不振に陥った同業、他業のチェーンを
店舗、組織ごとにM&Aで取得し、
ゲオショップに改装していったところです。

また、買収チェーンを再編成し、
地域子会社として再利用している点
も見逃せません。
M&Aそして、企業再生能力こそが
ゲオの最大の強みでもあるわけです。

店舗と従業員をそのまま受け入れて
電器店から改装したゲオショップで
大きな利益をたたき出す。
こんな芸当が可能な企業は、
いまのところゲオだけでしょう。

そのゲオと長野県で真っ正面から
対決しているのがトップカルチャーです。
。。。というと誤解があるかもしれません。

2004.11.28の記事でも書いていますが、
2社のビジネスモデルはレンタル以外は
あまりバッティングしていないので
どちらかというと共存している
という感じですかね。

では、そのゲオの圧倒的な強みとは何なのか?
利用している方はお分かりだと思いますが、
次回にしたいと思います。(笑)

ありがたいことです。

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2005.03.30

【はっしゃん】トップカルチャーと業界地図3

トップカルチャーと
業界地図編の3回目です。

今日は業界6位のシチエと
トップカルチャーを比較して
みたいと思います。

シチエは首都圏を中心に
レンタル店ウェアハウスを展開する
業界大手です。

堅実経営で配当利回りも高いことから
バリュー投資家にも人気がある銘柄です。

下がシチエとトップカルチャーの
5年間の売上げ推移です。

   シチエ トップカルチャー
2000年 9,729 13,162
2001年 9,780 15,288
2002年 9,946 16,938
2003年 10,636 19,004
2004年 10,959 21,383

トップカルチャーがこの5年間に
売上げを大きく拡大しているのに対して、
シチエの売上げは微増といったレベルです。

理由はトップカルチャーが
積極的に出店を続けているに対し、
シチエが出店をほとんどしていないからです。

下が純利益の推移です。
シチエは、売上げでは
トップカルチャーの半分ですが、
高収益という特徴があります。

   シチエ トップカルチャー
2000年 760 262
2001年 840 303
2002年 928 365
2003年 909 356
2004年 1,131 422

2社はレンタル以外の業態が違うため、
(トップカルチャーは売上の4割を書籍が占め
シチエの新店は、アミューズメント店)
単純な比較は難しいのですが、
どちらも同じようなペースで増収を続けている
ことが分かります。

また、トップカルチャーは
キャッシュフローの多くを
出店費用に回していますが、
シチエは新規投資を抑制しているため、
キャッシュフローは横ばいでも
高収益になっている側面があります。

次に2社のレンタル事業の
既存店売上高を過去半年でみてみると。

  シチエ トップカルチャー
9月 96.4% 102%
10月 99.3%  96%
11月 91.3%  86%
12月 95.5%  95%
1月 95.6%  95%
2月 97.8%  97%

と、どちらも似たような水準にあります。
トップカルチャーはレンタル以外にも
書籍、販売用CD、DVD、文具の売上げがあり、
既存店全体は100%の水準にありますが、
レンタル専業のシチエには厳しい数字です。

シチエでさえ、この状況ですので、
他店がいかに厳しいか分かると思います。

わたしは、ここ2〜3年、
シチエの月次をずっとみていますが、
レンタルは、ジリ貧状態にあり、、
これをアミューズメント事業で補うという
状況が続いています。

結局、シチエはレンタル事業の
テコ入れのために昨年11月にゲオと提携し、
資本を受け入れる道を選んでいます。

高収益で高財務体質のシチエには
ゲオの資本など必要ないはずですが、
ノウハウは必要だったのでしょう。

さて、2社の時価総額は
 トップカルチャー:94億円
 シチエ:137億円
シチエは、成長性がゼロに近いため、
評価は高くありませんが、
それでも時価総額はトップカルチャーの
1.5倍近くの水準にあります。

みなさんは、どちらの企業の方が
魅力的でしょうか

シチエもゲオとの提携により、
新しい材料が出るかもしれません。
わたしは、シチエの安定性より
トップカルチャーの成長性を選択しました。

結果的には、当時はどちらも
超バリュー株だったため、
今のところ、どちらを買っても正解だった
という感じですね。(笑)

シチエが上昇を開始する前の
2002年7月と現在の株価比較
 トップカルチャー:300円→870円
 シチエ:450円→1290円

この2年にどちらも
ストックオプション→株式分割→1部上場
という流れで企業価値を上げています。

2社の真価が問われるのは、
もちろん、これからです。

ありがたいことです。

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2005.03.28

【はっしゃん】トップカルチャーと業界地図2

今日はトップカルチャーと
業界地図編の続きです。

ここまでのポイントは2つです。
詳しくは、前回の記事を参照してください。

1つは、CCCが1100店を達成した
2002年10月以降をみると
各社の出店が止まっていること

もう1つは、このような中で
ゲオとトップカルチャーだけが
引き続き積極的な出店を続けていること

でした。

1つめのポイントは単純で、
みなさんも予想がついていると思いますが、
日本国内に空白地がなくなってしまったから。
ということになります。

ここでもう1つ重要な要素があり、
CCCが他社に先駆けて店舗数を
1100店まで急拡大できたのは、
フランチャイズ方式を採用した
ということを理解しておく必要があります。

CCC以外の上位各社は、
すべて直営店になっています。

このような状況のなかで
各チェーンの競合同士でつぶし合いが
はじまったわけです。

ふたを開けてみると、意外に弱かったのが
1100店以降伸び悩んでいる
CCCの店舗だったというわけです。

注意しておかないと勘違い
することになるのですが、
ツタヤの店舗には3種類あります。
1つは、CCCの直営店。
1つは、トップカルチャーの直営店。
最後に、一般のFC店です。

特にトップカルチャーはCCCグループですが、
レンタル以外は独自の仕入れになっていて、
CCCのFC店というよりも
レンタルのみアウトソーシングしている
直営型のビジネスモデルなっています。

CCCの店舗で弱かったのは、
一般のFC店になります。

考えてみれば、すぐに分かると思いますが、
いかにツタヤブランドがあるとはいえ、
小規模経営の薄利なFC店が、
スケールメリットに勝る直営のチェーン店に
簡単に勝てるわけがないのです。

CCCのFC店と直営店が競合した場合、
売上と粗利が同じならば、
直営店の方が有利になります。

なぜならば、FC店は上納金を
CCCに納めなければならないからです。
売上げで勝っていても儲けがなくては
店をたたむしかないというわけです。

かくしてCCCのFC店は、
有力チェーンが揃った激戦区の関東で
ファミリーブックやシチエなどの前に
敗北していったというわけです。

CCCが採用したFC制度は
空白地へのスピード出店には有利でしたが、
各社が競合する状況では十分に機能していません。

このような状況のなかで
大きくシェアを伸ばしてきたのが
ゲオであり、トップカルチャーだったわけです。

今日も長くなりましたので
続きは次回ということで。

ありがたいことです。

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2005.03.27

【はっしゃん】トップカルチャーと業界地図

今日はトップカルチャーとレンタル業界の
業界地図について。

CCCとゲオによる寡占が進行している
レンタル業界ですが、
今日は業界がどのような状況になっているのかを
具体的に書いてみましょう。

非業界人の、わたしが調べたので
間違いもあるかもしれませんが、こんな感じです。

 1位:CCC 1158店(FC含む)
 2位:ゲオ 558店(直営)
 3位:ファミリーブック 79店(直営)
 4位:文真堂・タイムクリップ 52店(直営)
 5位:トップカルチャー 47店(直営)CCCグループ
 6位:シチエ 36店(直営)2004年ゲオ傘下入り

1位のCCCはTSUTAYAを運営する最大手ですが、
 2001年 3月 1000店
 2002年10月 1100店
 ・・・
 2005年 2月 1158店
と、2002年10月に1100店舗を達成した後は
伸び悩んでいます。

逆に、このところ躍進しているのが2位のゲオで、
 2002年10月 410店
 2005年 2月 558店
と、2002年10月以降でも
148店と大幅に出店数を増やしています。

また、3位以下で元気があるのはトップカルチャーのみで、
 2002年10月 38店
 2005年 2月 47店
と、ゲオに次ぐペースで勢力を拡大しています。

他のファミリーブック、シチエなどは
2003年以降、レンタル業態での新規出店は
ほとんどありません。

また下位チェーンは、2004年以降は低迷しており、
次々とCCCやゲオの傘下に入っています。

CCC傘下へ
 BOM(19店)、ヴァージン(22店)

ゲオ傘下へ
 ロッキー(21店)、ビックスポット(14店)、ビデオシティ(26店)、ベストソフトタウン(26店)

ここまでのポイントは2つ。
なぜ、2002年10月以降は各社の出店が止まったのか?
なぜ、ゲオとトップカルチャーが出店を拡大しているのか?

これが明らかになれば、
業界の流れが見えてくると思います。
長くなりそうなので、続きは明日以降に。

ありがたいことです。

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2005.03.26

【はっしゃん】トップカルチャーと次世代DVD

今日は番外編。
フルHDと次世代DVDについて。

フルHDとはハイビジョンのフル規格で
解像度が1920x1080の表示規格です。

現在流通している大型テレビで
フルHD対応は、まだ多くありません。

液晶テレビは、37インチ以上あたりから
一部の機種がフルHDになっているようですが、
高精細画面化が難しいとされる
プラズマやリアプロは
技術的な理由によりフルHD製品が
発売されていません。(超高級機を除く)

各社のリリースなどを見ると
夏商戦には間に合わないようですが、
今年の年末商戦あたりから
大型テレビのフルHD対応が
前面に出てくるようです。

デジタル放送はハイビジョン放送が中心なので、
テレビもいずれはフルHDが主流になる
のは間違いありません。

ちなみにDVDは解像度720x480です。
まもなく登場してくるブルーレイやHDDVDは、
フルHD規格なので1920x1080になります。

店頭でハイビジョンテレビの映像を見ると
その違いがすぐにわかるように、
現行DVDと次世代DVDの違いも
すぐに分かるレベルになるでしょう。

ピンとこない方もいるかと思いますが、
 1920x1080=207万画素。
 720x480=34.5万画素。
情報量は単純に6倍もの差があります。

現行放送でサッカー中継を見ていても
誰がボールを持ったか、分かりにくいですよね。
ハイビジョンなら顔から背番号まで
ハッキリと映るわけです。

同じように映画は、元のフィルムが
映画館用の高解像度データなので、
再編集するだけで、新しいビジネスになります。

ブルーレイとHDDVD陣営が
お互いなかなか譲らないのも
このような利権がからんでいるからです。

フルHD、次世代DVD世代でも
ビジネスモデルに変化はなさそうです。
一般消費者は、デジタル放送で
ハイビジョン映像を視聴し、
次世代DVDを購入したりレンタルする
ことになるでしょう。

現時点で、VODは驚異ではありません。
フルHDのテレビで放送より貧弱な映像を
わざわざ視聴する人はいないでしょう。

今のネットワーク環境は、
フルHD規格の映像を配信するには
あまりに貧弱すぎます。

ホリエモンがフジテレビを買収できても
インフラは変わりませんし。(笑)

これからレンタル店の寡占はさらに進みます。
ビデオ→DVDでも多くが脱落しましたが、
まもなくDVDに加えて次世代DVDの対応を
要求されることになります。

もはやビデオ在庫で10年商売ができる
時代ではないのです。
競争力のある会社が勢力を拡大し、
競争力のない会社が淘汰されています。

勝ち組はCCCとゲオの2グループ。
今は、この2陣営が勢力を拡大すべく
草刈り合戦をしているようなものです。

1部上場を果たしたトップカルチャーは
このような市場の中心に位置します。
これからも出店数に比例した
低リスクな安定成長が期待できるでしょう。

ありがたいことです。

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2005.03.23

【はっしゃん】トップカルチャーとビコムキタムラ

 7640 トップカルチ 60,000株
    時価  885円(買値 265.95円 +232.36%)
 4330 セラーテム 25株
    時価 152000円(買値 136,960円 +10.87%)

トップカルチャーから
埼玉県への出店について
ニュースリリースがありました。

今回出店する2店のうちの1店(深谷店)は
ビコムキタムラが運営していた
BOMから譲り受けた店舗です。

ビコムキタムラと聞いて
ピンときた人もいるでしょう。

ビコムキタムラは「カメラのキタムラ」が
運営するレンタルチェーンで、
全国に19店舗展開していましたが、経営が悪化し、
先月、CCCグループ入りしたばかりです。

当初は19店舗すべてがCCCに
FC加盟すると発表されていましたが、
なぜか深谷がトップカルチャーに(笑)
回ってきたようです。

ちなみに、トップカルチャーは、
昨年12月の決算発表で埼玉出店を表明しており、
経緯からみて、この時点で既に
深谷店の譲渡は決まっていたのでしょう。

トップカルチャーに回ってくるとは、
よほどの不採算店かとも思いましたが、(笑)
調べてみると、そうでもなさそうです。

BOMは、19店のうち14店が350坪未満、
平均が300坪弱の小規模店が中心ですが、
深谷は400坪と140台の駐車場を備えており、
BOMの中では、なかなかの物件だといえます。

近くには、ファミリーブック深谷店もあるので、
BOMは、ここに負けていたのかもしれません。(笑)
群馬で正面衝突しているトップカルチャーと
ファミリーブックですから、
埼玉で因縁の対決再びと言えそうです。

もっとも、ゲオとツタヤ以外で残っている
独立系チェーンは、もうファミリーブックくらい
しかないと思いますけどね。

トップカルチャーは長野でも
ビックスポットに勝利したものの、
店舗はゲオに奪われています。

先週末には、ゲオがメガーズ9店舗を
傘下におさめたばかりですが、
すでに出資しているチシエに続いて
ファミリーブックがゲオの軍門にくだると、
手強い敵になりそうです。

ありがたいことです。

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2005.03.19

【はっしゃん】トップカルチャーとCCC

今日はトップカルチャーと
CCCの関係について。

TSUTAYAや蔦屋書店でおなじみの
レンタルチェーン・ツタヤですが、
そのフランチャイザーが
カルチュアコンビニエンスクラブ(CCC)であり、
フランチャイジーの最大手が
トップカルチャーになります。

トップカルチャーは、CCCと
同年同月の2000年4月に
一足早くジャスダックに上場しています。

そして、同年6月には、
トップカルチャー社長の清水氏が、
CCCの社外取締役に就任しています。

トップカルチャーは、2000年以降、
CCCの取締役会にも出席し、
その経営に関与してきたわけです。

また、CCCはトップカルチャーに
出資していますが、このように2社の関係は、
通常のフランチャイズ契約よりも
さらに緊密なものであると言えます。

さて、トップカルチャーが
関東への出店を加速させています。

新潟が地盤のトップカルチャーには
関東進出は悲願だったわけですが、
これはトップカルチャー単独というよりも
CCCグループとしての
戦略的側面が伺えます。

CCCも渋谷ツタヤのような旗艦店をはじめ
首都圏に直営店を運営しています。

既にレンタル業界は、CCCと
ゲオの勢力に2分されていますが、
今後は、中小チェーンの淘汰がさらに進み、
ほとんどがCCCかゲオの2グループに
再編されるものと思われます。

そのなかで大型複合店舗を50店舗展開し、
リサイクルを手がけ、書籍に強みを持つ
東証1部上場企業であるトップカルチャーは、
より大きな役割を期待されている
といえるでしょう。

トップカルチャーの戦略は、
CCCの戦略でもあるというわけです。
これからが楽しみですよ〜。

ありがたいことです。

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2005.02.20

【はっしゃん】東証1部への道

今日はトップカルチャーの
東証1部指定替えについて
書いてみたいと思います。

トップカルチャーは現在、
東証2部に上場していますが、
東証1部への昇格条件を満たしたうえで
1部への上場を申請し、
受理されれば昇格することができます。

昇格のチャンスは原則として年2回。
トップカルチャーは10月決算銘柄なので、
決算および中間決算月の前月、
つまり、3月と9月に昇格審査が行われます。

トップカルチャーの場合は、
前期末の決算で昇格条件を
全てクリアしていますので
昇格への障害は特にないと思います。

また、単位株数の引き下げをはじめ
株式分割や公募増資なども積極的に実施し、
賃借銘柄にも指定されているように
株主の便宜を図ってきましたので、
東証の印象も悪くないと思われます。

また、去年の事業報告書では、
トップカルチャーの本社がある
アルビレックス新潟のJ2から
J1への昇格について言及し
昇格への意欲を示していました。

同業の上場会社である
CCCやゲオ、チシエなどは
既に1部へ鞍替えしていますので、
早く1部上場を果たしたいでしょう。

では、この3月に昇格はあるでしょうか?
わたしは、五分五分かなと思っています。

なぜならば、1部上場は条件を満たせば、
機械的に昇格するというものではなく、
経営判断として行う重要なカードだからです。

トップカルチャーの場合、昨年末に
実施した公募増資からまだ日が浅い
ことが影響する可能性があります。

1部指定替えのタイミングというのは、
需給が引き締まりますので、
同時に新株売り出しなどを実施しても
株価への影響が少なくなります。

前回の公募増資では、発表後に株価が急落し
調達額が当初の予定よりも
かなり少なくなってしまいましたが、
1部上場のタイミングというのは、
絶好の資金調達チャンスなわけです。

現在、関東への進出を進めている
トップカルチャーは、その出店費用を
可能な限り市場調達で捻出する意向ですから、
わざわざこのタイミングで1部上場して
公募増資のチャンスを逃すよりも、
1回待ってくる可能性も十分あるわけです。

もっとも、新潟企業のトップカルチャーにとって、
1部上場企業というステータスもまた重要です。
これから首都圏郊外で商売をしていくわけですから、
1部上場なら出店などの商談もスムーズに進むでしょう。

これらを天秤にかけると、五分五分かなあ
というわけですね。
結果は1ヵ月後に分かりますけど、
それまでの株価動向も気になるところですね。

ありがたいことです。

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2005.01.08

【はっしゃん】アナリストレポート

IRSTREET.comにトップカルチャーの
アナリストレポートが掲載されていますので
興味のある人は見てみてください。

内容は、決算発表および投資家向け説明会
の数値を流用したものが中心で全体的には
それほど斬新なところはないのですが、
レポートのところどころで独自に取材した記述があり、
そこそこ面白いと思います。

音楽配信やDVDシフトに関する記述がない点や
全くビジネスモデルの異なるテイツーやブックオフと
比較している点は疑問ですけど。(笑)

トップカルチャーの株価は確かに割安なのですが、
PER7~8倍だった1年前と比べると、
そこそこ適性の範囲にあると思います。

わたしがトップカルチャーを評価しているのは、
言うまでもなく、今後の成長性です。
つまり、バリュー株としてではなく、
安定グロース株として評価しています。

決して成長率が高いわけではありませんが、
低リスクで確実な持続成長が期待できる
ビジネスモデルを構築しています。

ただし、11〜12月の業績はORANGE RANGEと
平井堅のアルバムがミリオンとなり
ドラゴンクエストやNintendo DSなどの
特需があったことを考慮すると
かなり期待はずれでした。(笑)

ゲオは、いい数字を出していますが、
この内容では、CCCが渋谷ツタヤで
イベントを開いてくれている恩恵を
受けているとは言い難いですね。

さて、トップカルチャーが進出していく関東エリアは、
まだまだ中堅チェーンが多く残っており、
これからビジネスモデルに秀でたゲオ陣営と
CCC陣営の草刈り場となるでしょう。

トップカルチャーは、市場が縮小していく
業界のなかで勝ち組として
決して華やかなわけではないですが、
安定成長が期待できます。

株価は、分割や1部上場などで
思惑買いされる可能性もありますが、
業績拡大に比例して増配していますので、
確実にレンジは上昇しています。

今期も10円配の予想ですが、
記念配または増配の可能性が高いと思いますよ〜。

ありがたいことです。

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2004.12.19

【はっしゃん】日本レコード協会

今日は社団法人「日本レコード協会」
ホームページを紹介します。

ここのページは資料が豊富に揃っていますので、
音楽業界のマクロ分析には、有用だと思います。

過去の売上データ
ミリオンセラーの情報はもちろん、
CDレンタル店についての調査
CD-Rなど個人録音の実態調査
ファイル交換ソフトの利用調査などの
情報も公開されています。

まあ、難を言えば、投資家にとっては、
情報公開が遅い点(2ヶ月程度の遅れ)ですが、
まあ、一般ページにIRと同じことを期待する方が
無理というものです。

音楽業界銘柄を持っている場合は、
注目企業とマクロ市場の関連性などを
チェックするのに利用するといいと思います。

音楽業界株を持っていない人には関係ない?
確かに、そうかもしれませんが、
音楽業界は、トレンドの最先端ですので、
景気の先行指標の1つと言われています。

株価と同じく音楽も人気投票の世界ですから、
音楽市場の動きを見ることで、
トレンド層の市場マインドを見ることができるわけです。

ミリオンセラーがひとつ出れば市場は活気づきます。
花でも、だんごでも、さかなでも。
逆に、ヒット曲の1つもなければ、
景気もいまひとつだなとなるわけですね。

今年の音楽市場は、韓流ブームなどはありましたけど、
全体としては、いまひとつでしょうかね。
来年はミリオンセラー連発といってほしいですね。

ありがたいことです。

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2004.11.28

【はっしゃん】ゲオVSトップカルチャー

今日は激戦区の長野県について。
長野県には、トップカルチャーが14店舗。
ゲオショップが15店舗展開されています。

ちなみに、長野県のTSUTAYAショップは、
トップカルチャー店舗以外に
ほかのFC店舗が8店あります。

2社の店舗を地域別に見てみると
    蔦屋 ゲオ
長野市  3  3
松本市  0  1
上田市  2  1
須坂市  1  1
千曲市  1  1
佐久市  1  1
中野市  1  1
諏訪市  1  0
小諸市  1  0
大町市  1  0
塩尻市  1  0
伊那市  0  1
岡谷市  0  1
茅野市  0  1
穂高市  0  1
埴輪町  0  1
下諏訪町 0  1
豊科町  1  0

となっていて、長野市の3店舗をはじめ、
上田市、須坂市、千曲市、佐久市、中野市
と過半の店舗で競合状態にあります。

この両社の店舗をみてみると、
レンタルやセルCD以外の部分は、
実は、大きく異なっています。

蔦屋書店は、新刊書籍と文具で差別化した
店舗作りをしています。

ゲオは、リサイクルが大きな特徴になっていて、
蔦屋書店と競合する地区では、
新刊書籍は2店舗でしか取り扱っていません。

元々、ゲオショップは長野にはなく
数少ない空白エリアだったのですが、
倒産寸前だった地元レンタルチェーン
「ビックスポット」を買収し、
1年ほどで一気に15店舗を展開しました。

トップカルチャーは、1店舗ずつ
新店を出店していきましたが、
両社の戦略の違いが出ていて
非常に面白いところです。

みなさんは、この状況をみて、どう思いますか?
ゲオと蔦屋書店の全面戦争というよりは、
全国ブランドの2大勢力によって、
ガッチリと商圏が押さえられたという印象です。

この状況では、同業他社が出店する余地は、
ないでしょうね。
長野県の状況は、これから全国的に
見られるようになっていくと思いますよ〜。

ありがたいことです。

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2004.11.27

【はっしゃん】TSUTAYAのお店を開く

CCCのホームページから、
TSUTAYAのFCに加盟して
レンタルショップを開く方法を紹介します。

ご存じのように、CCCグループが展開する
TSUTAYAには、FC制度がありますので、
法人格で、ある程度の開店資金があれば、
誰でもお店を開くことができます。

TSUTAYAの店舗数推移はホームページで公開
されていますが、2位ゲオの2倍近い
1150店舗になっています。

FCの加盟費用についてもホームページで公開
されています。
レンタルが300万円。CDセルが100万円。
本とゲームで100万円。

開店準備金も必要ですが、
店舗を確保できている場合は、
600万円程度で開業できます。
(もちろん、仕入れは除く。)

TSUTAYA加盟の最大メリットは、
発注代行システムで、
CDや映画などの知識がなくても
売れ筋商品を並べておくことができます。
(もっとも、知識がなくては成功は難しいと思いますけど)

その代わりにロイヤリティとして
売上の1〜2%(レンタルは5%)を支払う必要があります。
実は、ここが微妙なところでして、
ロイヤリティさえなければ黒字なのに、
という中小FCオーナーさんの
ぼやきが聞こえてきそうです。(笑)

そのほか、ナレッジ情報が充実しているので、
その気があれば、
「韓国ドラマの特設コーナーを作ったら売上が増えた」
「DVDの隣に旧作ビデオを置くと意外と効率が良い」
などの情報をこまめにチェックして
店舗に反映することができます。

ファミリーブックの分析でも取り上げましたが
レンタル業界は、今は過渡期になっていて
先日もゲオがシチエに出資するなど、
寡占化がすすんでいます。

この状況は、敬遠されそうにも思えますが、
独立系の下位チェーンには厳しくても、
TSUTAYAという勝ち馬にうまく乗れば、
意外と稼げる時期かもしれませんよ~。

ちなみに、直営主義だったゲオも
FC展開を開始しましたが、
こちらは、下位チェーンからの
ゲオショップ鞍替えが狙いのようです。

ありがたいことです。

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2004.11.12

【はっしゃん】ファミリーブックその4

今日はファミリーBOOKの
分析その4です。とりあえず、最終回。

わたしのファミリーBOOKに対する評価は、
アダルトの品揃えに強みを持っている
北関東のローカルチェーンというだけです。

逆に蔦屋書店は、アダルトを排除し、
女性やファミリー層をターゲットにすることで、
地盤を築いてきました。

つまり、ファミリーBOOKと蔦屋書店は、
明らかにターゲット層が異なるわけですが、
取り扱い商品としては、
アダルトを除いて、すべて競合しています。

つまり両社の戦いは、正面衝突ではなく、
明確なコンセプト戦争になります。
そして、蔦屋書店が決してアダルト店に
負けないのには、明確な根拠があります。

それは、売上の40%を占める書籍です。
ご存じのように書籍には再販制度があるため
粗利は20%しかありませんが、
価格が維持されるという特徴があります。

つまり、書店と書店の戦いは、
必然的に価格競争ではなく、
品揃え、駐車場の整備、接客態度など
店舗の魅力の戦いになるのです。

アダルトの品揃えに強みを持つ店舗は、
それゆえに、他の商品が手薄になります。
アダルトの多い店を好きで利用する女性はいません。
他に選択肢がないから仕方なく、利用しているのです。
(ちなみにトップカルチャーの
レンタル会員の半数は女性。)

つまり、アダルト中心の店舗作りをすると、
利益率は高いものの、限られたリピーター向けの
閉鎖的な店舗になってしまいます。

アダルト専門店ならそれでかまいませんが、
書籍、CD、DVDの複合店舗としては致命的です。
そして、このような店舗との戦いは、
蔦屋書店が今まで通ってきた道と同じというだけです。

ちなみに、トップカルチャーに限ったことではなく、
これはTSUTAYAの店舗作りの基本です。
CCCが日本一のレンタルショップである理由は、
脱アダルト戦略と別には考えられません。

長野のビックスポットは10年で敗退しましたが、
ファミリーBOOKが店舗コンセプトを変えない限り、
蔦屋書店との戦いに勝つのは困難だと思います。

わたしがファミリーBOOKの店舗を見ず、
ちょっとした特徴を聞いただけで
7640の勝利を確信している理由は、
こんなところにあります。

ありがたいことです。

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2004.11.11

【はっしゃん】ファミリーブックその3

 7640 トップカルチ 60,000株
    時価  670円(買値 265.95円 +151.61%)
 4330 セラーテム 17株
    時価 107000円(買値 138,353円 -22.79%)

今日はファミリーBOOKの
分析その3です。

現在、全国的にレンタル業界の
再編が起こっています。

多くの中堅チェーンが淘汰されるなかで
勢力を拡大しているのがゲオとTSUTAYAの2強。
それぞれに、理由があります。

ゲオは、リサイクルとゲームに強みを持ち、
直営主義の効率経営。
積極的なM&Aで勢力を拡大しています。

TSUTAYAの強みは、顧客の半分を占める「女性」。
フランチャイザーとして規模のメリットを享受し、
ポイントカードで顧客を囲い込む戦略に出ています。

中堅以下のチェーンが軒並み苦戦しているのは、
1.ファイル交換ソフトの被害によるCDの不振
2.ビデオからDVDへの移行とセルDVDの普及
3.アダルトユーザーのレンタル離れ
などがあります。

1については、どこも同じ条件です。
リサイクルや書籍などの複合店舗では、
それほど大きな被害とはなっていません。

2は、多くの店舗が撤退した主因です。
新作だけを仕入れてレンタルしていれば、
高い利益を得られる時代は終わったのです。
ビデオとDVDの2種類のメディアを仕入れ、
セル在庫も持たなければ勝負できなくなりました。
DVDでは旧作もリリースされており、
まさに体力勝負になっています。

3は、アダルトの品揃えを強みとしていた
チェーンを直撃しました。
インターネットの普及で選択肢が広がり、
お金のない学生などは、ファイル交換ソフトに移行し、
ネットサービスや通販にも流れました。

さて、北関東のローカルチェーンであるファミリーBOOK。
食品スーパーからの業態転換などで、
低コスト、かつスピード出店が可能な点が強みとなり、
ドミナント戦略で2強を退けてきました。
その本拠地である群馬には、
TSUTAYAは、8店舗。ゲオは2店舗しかありませんでした。

しかし、出店可能地域への出店は満了となり、
周辺地域の店舗展開には積極的ではありません。
一般論としては、既存店舗の利益率は
前述の理由で低下していると思われます。

そこに、今年になって参入してきたのが、
CCCグループでも最有力のフランチャイジーの
1つであるトップカルチャーだったというわけです。

伊勢崎市と太田市に短期間で4店舗の大型店。
しかも、いずれも地元との調整が必要な
ショッピングセンターへの共同出店です。
面白いことになってきましたね。

なお、記事中では、他社がどう考えているか
という客観的な観点から
三省堂書店のページへリンクしています。

ありがたいことです。

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2004.11.10

【はっしゃん】ファミリーブックその2

今日は、ファミリーBOOKの
分析その2です。

わたしは、ファミリーBOOKの店舗を
実際に見たことがないのですが、(汗)
ネット上から入手できる
客観情報から分析してみましょう。

まずファミリーBOOKの
79店舗の配置は、こんな感じです。
北関東を地盤にして埼玉まで
展開していることが分かります。
ドミナントエリアでは圧倒的ですけど、
飛び地エリアなど他地域への出店は、
あまり成功していないようですね。

例えばトップカルチャーは、
ファミリーBOOKより2~3年遅れて
長野に出店していますが、
すでに14店舗を展開しています。

ファミリーBOOKの店舗推移は、
 平成3年には10店舗
 平成6年には30店舗
 平成10年には50店舗
 平成15年には79店舗
と、着実に店舗を増やしていましたが、
ここまでで、出店は止まっているようですね。

このチェーン、かつては直営店舗網で
日本一の規模だったようですけど、
どうしてゲオになれなかったんですかね~。

むしろ最近は、一部の店舗を
業態転換をしたりしていますので、
うまくいっていないようですよ。(笑)

ちなみに、ホームページには、
アダルト専用カウンター設置のご案内
というようなバナーがあるように、
アダルトに強みを持っているようです。(笑)

さてさて、ここまでのデータがあれば、
ファミリーBOOKは、
「7640の敵ではない」と確信できますね。

なぜ成長が止まってしまったのか。
というのも、だいたい検討がつきますし。
レンタル業界2強への流れは、
北関東のローカルチェーンでは止められません。
長くなってしまいますので、続きは後日にでも。

ありがたいことです。

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2004.11.09

【はっしゃん】ファミリーブック

今日は、掲示板にいただいた
トップカルチャーのライバル企業
の紹介です。

群馬県を地盤に関東郊外エリアに
ファミリーBOOKという
レンタルをコアとした複合店舗を
広く展開しているフジタという会社です。
建設業ではないですよ~。(笑)

トップカルチャーにとっては、関東進出にあたって
(当面は群馬地区限定ですが)
正面から激突する競合企業となりますね。
ホームページから簡単にファミリーBOOKの
情報を抜き出してみると、、、

ファミリーBOOKの店舗は、
関東中心に79店舗。
(7640は新潟長野中心に47店舗)
県別の内訳は、
 群馬27、栃木13、埼玉23
 長野3、新潟2、千葉2、
 神奈川3、茨城4、東京2
となっています。
新潟長野では10年前から競合していますので、
信玄と謙信のように、お互いに手の内を
知り尽くしている間柄という感じですかね。

フジタの食品スーパーなども含めた企業規模は、
 売上高が59,874百万円
 経常利益が1,600百万円
といった感じです。
単純に企業規模を計算すると
トップカルチャーの3倍程度になりますね。

とりあえず今日はこんな感じですけど、
ファミリーBOOKについては、
じっくりと調べてみたいと思います。

ありがたいことです。

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2004.10.22

【はっしゃん】レンタル業

たまには持株の分析でもということで(笑)、
今日はレンタル業について。

7640は売上の40%が書籍という書店です。
つまり、通常のレンタル専業店とは、
明らかにビジネスモデルが違うわけですが、
それでも収益的にはレンタルが
大きな位置を占めています。

理由はレンタルの利益率が高いことにつきます。
例えば、2500円のCDアルバムを250円で貸し出せば、
1泊2日で10%を回収できます。
10回の貸し出しで元が取れ、後は全て儲けになります。

また、レンタルは返却というシステムがありますので、
顧客が2回来店するという特徴があります。
他業種よりビジネスチャンスが多いわけです。
さらに、会員制で住所なども把握していますので、
マーケティング分析にも利用できます。

とはいえ、レンタル業は資本が必要なわけでもなく
はじめようと思えば、手軽にはじめられます。
かつては、多種多様な店舗が入り乱れる戦国時代でした。
それだけ競争が激しいビジネスであったわけです。

このような中で集客を増やすには、店舗の魅力と
品揃えで顧客の支持を得なければなりませんので、
店舗はどんどん進化し、規模も大きくなっていきました。

結局、レンタル業界はCCC系のTSUTAYAと
ゲオの陣営に集約されつつあります。
今後は、寡占化がすすみ、
2強が残存者利益を享受することになるでしょう。

7640の特徴は、ローサイド型の大型店舗ですが、
そのコンセプトは、明快です。
集客の基本は、あくまで書籍だからです。

つまり、書籍の品揃えで、まず地域ナンバーワンになる。
圧倒的な集客力を持つ店舗を確保するわけです。
そのうえで、利益率の高いレンタルなどで、
顧客を囲い込み、確実に稼ぐというわけです。
このあたり、さすが勝ち組企業という感じですね。

しかも出店は、空白地を狙い打ちしていますので、
(もちろんドミナント戦略はとっていますが、)
リスクが少なく、確実性のあるビジネスモデルが、
出来上がっていると評価しています。
業績は出店数に比例して拡大していくと思いますよ~。

ありがたいことです。

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2004.10.11

【はっしゃん】ビジネスモデルの優位性

本日は、祝日なので番外編。
先行投資について。

長期投資の極意は、
市場でまだ評価されていない企業の
ビジネスモデルの優位性を見極めて
業績変化を予測し、先行投資することにあります。

では、わたしの本命、
7640の場合はどうでしょうか?
簡単に説明しておきますね。

7640は新潟長野を地盤とする
書店・CD店の中堅企業です。
昨年から首都圏郊外への出店を開始し、
今期から本格的な店舗展開を始めています。

店舗では、書籍を中心に
レンタル、文具などを併設した
400坪以上の大型複合店を特徴としていて、
ローサイド中心に出店しています。

わたしが評価しているのは、
 1.ローサイド型の競合店が、ほとんど存在しないこと
 2.都心の駅前大型書店に対する距離の優位
 3.郊外の中小書店、レンタル店に対する規模の優位
です。

上記の優位性により、新規出店に比例して
売上と利益を拡大させていくことが
期待できるわけです。

また、首都圏への本格展開は、
今期からスタートしたところですので、
来期以降の業績変化においても
サプライズが期待できると計算しています。

どうでしょう?有望な気がしませんか?
わたしは2年前に先行投資を完了しています。
ありがたいことです。

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