【はっしゃん】書店ランキングその3
書店ランキングの3回目です。
過去4期の経常利益の推移です。
ランキングは左から売上順にしてあります。
(未公表のところもあります。)
こうやってみると売上と利益に
相関関係がないことが分かります。
普通の業界なら売上トップから
序列があると思いますが、
書店は違うんですね。
1位:ブックオフ
2位:ヴィレッジヴァンガード
3位:トップカルチャー
4位:フタバ図書
が、上位4社です。
この4社は、売上も利益も
基本的に右肩上がり
という共通点を持っています。
また、その2で説明したように
売上成長率の上位4社です。
不振の上位を尻目に
儲かっている会社が
どんどん成長していく。
ある意味、妥当な結果です。
* * *
次に、もっと厳しい現実を
みてみましょうか。
経常利益率の比較です。
1位:ヴィレッジヴァンガード(10.8%)
2位:ブックオフ(7.0%)
3位:トップカルチャー(3.6%)
4位:フタバ図書(3.1%)
やはり上位4社は固定です。
特にヴィレッジヴァンガードと
ブックオフの2強の存在が際だっています。
どちらもビジネスモデルとしては、
メインは新刊書籍ではなく、
古本だったり、雑貨だったりします。
3位、4位の2社についても、
書籍だけでなく、レンタルなど
複合店としての強みを持っています。
町から普通の本屋さんが消えていくなかで、
ブックオフやヴィレッジヴァンガードは
確実に増えていっています。
理由は消費者がこれらのお店を
選択しているからです。
* * *
書店は気軽に入れて、
ちょっとした暇つぶしや、
待ち合わせにも利用できます。
書店そのものの利益率は、
小売業でも低い方ですが、
集客効果が期待できるため、
ショッピングセンターには
欠かせない存在ですね。
いかに楽しく暇つぶしをしてもらうか?
そこにサプライズを織り込むか?
上位4社は、このような消費者の視点を
徹底的に研究しているように思います。
消費者が書店に求めているのは、
目的の本を買うだけの場所ではありません。
あなたのお気に入り書店はいかがですか?
ありがたいことです。









