投資分析

2017.06.24

【はっしゃん】ナスダック市場分析-ビック5編-


はっしゃんです。

相場の天井圏もしくは、
バブルの兆候を示すサインが
いくつか出ていますので、
先導指標となるナスダック市場の
主要銘柄をチャートで
確認しておきます。

まずは、ナスダック指数と
ITビック5です。

ナスダック指数
 上昇率:2.21倍
 調整率:-1.66%

Nasdaq


アップル
 時価総額:762.68B$(世界1位)
 上昇率:2.65倍
 調整率:-6.62%

Appl


Google(ALPHABET)
 時価総額:668.63B$(世界2位)
 上昇率:3.42倍
 調整率:-3.16%

Goog


マイクロソフト
 時価総額:549.78B$(世界3位)
 上昇率:2.71倍
 調整率:-2.31%

Msft


Amazon
 時価総額:479.76B$(世界4位)
 上昇率:4.72倍
 調整率:-1.31%

Amzn


Facebook
 時価総額:449.42B$(世界5位)
 上昇率:8.83倍
 調整率:-0.34%

Fb


先週は全体的に売られていましたが、
iPhone8に関するネガティブ材料が出た
アップルを除いて戻しています。

5年間ずっと上げ続けているので、
下げとなると暴落するかもしれませんが、
今すぐ危ないようには見えないですね。

ビック5のITによる市場支配は、
この5年間で増大しており、
今後も強まると予想されますが、
そろそろ暴落がくるかもと、
常に用心しておくのは正しいでしょう。

それにしてもナスダック上位の強大さを見るに、
日本株上位がいかに不甲斐ないかと
本当にがっかりしてしまいますね。
(参考:理論株価から日本株の主役を考える)

ありがたいことです。

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2007.06.22

【はっしゃん】時価総額と経常利益の分布

はっしゃんです。

下のチャートは、
小売業100社を
・時価総額を縦軸
・経常利益を横軸
の2軸で並べた分布図です。

100

小売業100社には、
20業種の時価総額上位5社から
選んでいますので、
業種別の代表的企業は
全て含まれています。

ちなみに時価総額には、
今日、つまり6/22の終値を。
経常利益には四季報夏号の
最新データを使用しました。

各企業のマークが赤ラインを中心に
分布していることが分かります。

また、一握りの企業が、
大きな時価総額を占め、
大部分の企業は左下の
時価総額下位に集中しています。

ちなみに上位は
 1位:セブンアイ
 2位:イオン
 3位:ヤマダ電機
 4位:ファストリ
となっています。

では、時価総額下位の
グラフを拡大してみましょう。

100_1

上下にブレはありますが、
赤のラインを基準にして、
分布しています。

(赤のラインの傾きは、
 先ほどと同じです。)

このグラフから少しだけ
考えてみましょうか。

横軸、経常利益を増加させるには、
業績を伸ばす必要があります。

縦軸、時価総額を増加させるには、
何が必要でしょうか?

答えはグラフの中にあります。
もうお分かりですね。

ありがたいことです。

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2006.07.03

【はっしゃん】株価チャートとバックテスト

はっしゃん式長期投資の特徴の1つに
バックテストがあります。

バックテストっていうのは
一般にはテクニカル用語?なので、
ファンダメンタルズ投資では
あまり聞かれない言葉だと思いますが、
投資方法の有用性を過去の株価で
検証することです。

ファンダメンタルズ投資でも
バックテストは非常に有用です。
過去の検証で未来のことが
分かるわけないと思われがちですが、
これが分かるものなんですね。

わたしの場合は、
 ・株価=EPS×PER
を投資の基本としていますので
 ・EPSは月次情報から
 ・PERは増収増益率から
のように業績から理論株価を導き出して
投資銘柄を選定していきます。

そのうえで株価チャートで
バックテストの検証を行い
株価と業績(理論株価)の連動性が
認められない銘柄は投資対象から外します。

バックテストで業績に連動して
株価の上昇が期待できる銘柄と
そうでない銘柄を選別するわけです。

具体的には以前にも紹介しましたが
株価チャートとPERライン
使って分析しています。

業績と株価が連動する企業の場合、
好業績で株価の上昇が期待できるなら
投資チャンスになりますし、
業績悪化で株価が下落した場合でも、
条件次第で仕込みチャンスになります。

逆に、業績と株価の連動性がない企業は
値動きが読めない銘柄ですね。
こういう銘柄は投資価値がありません。
不確実な銘柄に投資したくないですからね。

実際に調べてみると分かりますが、
明らかに業績や理論株価と連動して
株価を上昇させている企業があります。
こういう企業を狙い撃ちして
投資精度を向上させる効果が
バックテストにあるわけです。

ちなみに対象銘柄としては、
月次情報公開企業がおすすめです。
定期的に業績が開示されているので、
業績株価連動率が高くなる傾向にあります。
透明性が高いのでノイズが少ないんですね。

わたしが月次情報公開企業に
投資先を限定しているのも、
月次情報+バックテストを実践しながら
ストレスもなく、スロースタイルで
投資できるからです。

さて、バックテストの基本は
言うまでもなく株価チャートです。
理論株価と株価との連動性の確認には
視覚化された株価チャートが便利です。
チャートを見れば、適か不適か一瞬で分かります。

ちなみにテクニカル指標は一切使いません。(笑)
まあ、移動平均線くらいはあってもいいですけど、
テクニカルは基本的に数字遊びですから、
ほとんど意味がないんですよね。

ちなみに、わたしは明日香
というソフトを愛用しています。

明日香はテクニカルに走っていない
珍しいチャートソフトです。
おすすめですよ。(笑)

ありがたいことです。

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2006.04.15

【はっしゃん】Web2.0と小売業の未来

今日はWeb2.0を紹介します。

Web2.0は、まだIT業界以外の人には
なじみが薄い言葉かもしれませんが、
小売業界にとっては、従来の常識を覆す
最新のWebマーケティング理論でもあります。

これから小売業の未来を考えるうえで、
「集合の知」や「ロングテールの法則」
などは、ぜひ理解しておく必要があります。

ちなみに、Web2.0的な成功例には、
amazonやiTunes Music Storeが上げられます。

どちらも、トップカルチャーと間接的に
競合しているビジネスですね。(笑)

Web2.0の書籍も色々でているようですが、
インプレスのInternetWatchに
小林祐一郎氏の初心者向けの好連載がありますので、
小売業に投資している人にも、一読をオススメします。

ホームページは「壁新聞」じゃなくなった
Webの姿を分析し、そこで起きていることを見ていこう
「ホームページ」→「ブログ」に見るWebの進化
O'Reilly氏による「Web2.0とは何か」のポイント(前編)
O'Reilly氏による「Web2.0とは何か」のポイント(後編)
ロングテールを活用するWebサービスとビジネスの仕組み
「Web2.0」を理解するための、たった2つのポイント
Web2.0を実感するために、ユーザーが経験するべき10のこと(前編)
Web2.0を実感するために、ユーザーが経験するべき10のこと(後編)
Web2.0というネットワークの中で「うまくやる」考え方
情報の量・質・流通スピードの変化がもたらすもの

わたしも、この入門講座で勉強していますが、(笑)
本当の意味でWeb2.0を理解するには、
ブログを開設して運営するのが一番です。

Web2.0の脅威を理解しないで
リアル店舗を運営するのは、
経営者としては愚かなことかもしれません。

同じようにWeb2.0の脅威を理解しないで
小売業界に投資するのも
ある意味では愚かなことだと思います。

コンシューマビジネスの世界で
リアルとネットは、限られた市場パイを
分け合う競合関係にあります。

わたしがリアル小売業に投資しているのは、
ネットが異常なレベルまで評価され、
リアルが割安なまま放置されているのを
独自分析で投資の好機とみているからです。

ありがたいことです。

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2006.01.30

【はっしゃん】経常利益と時価総額と成長率

ライブドア事件以降、
精神論ばかりだったので
久しぶりに技術論を
展開してみましょう。(笑)

【はっしゃん】が集中投資している
薬王堂が属するドラッグストア業界
を取り上げてみます。

早速ですが、下の表をみてください。
ドラッグストア業界の全銘柄を
今日の株価で計算した時価総額で
上位からソートしています。

060130_drag1

また、各銘柄の2期予想
(今期予想、来期予想)
を四季報から参照して、
その平均値を計算しています。

(2772 ゲンキーについては
 先日の下方修正を反映して
 独自に予想を修正しています。)

この表を分析してみると
「重要な事実」が分かりますが、
ちょっと分かりにくいと思うので
グラフ化してみます。

060130_drag2

060130_drag3

上図は全銘柄のグラフ。
下図は、上グラフでは分かりにくい
時価総額下位のグラフです。

縦軸には時価総額。
横軸は2期予想を平均化した
予想経常利益になっています。

説明するまでもなく、
経常利益と時価総額に
明らかな比例関係が
あることが分かると思います。

株価は将来の業績を織り込む
と言われていますけど、
このように集計すれば、
「予想経常利益と時価総額」
の比例関係は証明できます。

ただし、一部に例外が存在します。
上位企業では、
 9989 サンドラッグ
 7649 スギ薬局
下位では、
 3349 コスモス薬品
 2717 ウェルシア
の4社が該当すると思います。

これら4社は予想経常利益に比べて
明らかに割高な水準まで
時価総額が評価されていますから、
その理由を科学的に証明できなければ、
投資対象から外した方がよいでしょう。

実は説明できなくもないですが、
ここでは関係ないので省略します。(笑)
例外企業を除いてしまえば、
後はもう簡単ですよね。

経常利益に比例して
時価総額(つまり株価)が
増えていくことが証明
されているわけですから、
残りの企業のなかから
これから経常利益が増えそうな
成長企業を選べばいいだけです。

単純にいえば、市場の期待する
予想経常利益が2倍になれば、
時価総額も2倍になりますから、
例えば、20%成長の企業の場合は、
 1年後 120%
 2年後 144%
 3年後 173%
 4年後 207%
となり、少なくとも4年後には
2倍になることが期待できます。

【はっしゃん】的には、
これらの条件で絞り込んで
この業界では薬王堂が一番!(笑)
だと思っているので、
薬王堂に集中投資をしていますが、
どこを評価して買うかは、
人によって全く違いますから、
安易なパクり投資は、
ダメなんじゃないかと思います。

例えば、【はっしゃん】の
株式資産は現在、約7000万円です。
つまり、20%成長企業に投資して
放置プレイをしていれば、
4年後には1億4000万円。
8年後には2億8000万円に
なることが期待できます。

わたしは、このパフォーマンスを
投資基準にしているので
これを達成する手段として
もっともリスクが低いと思われる
低PERの月次情報公開企業を
メインターゲットにしています。

月次情報で進捗率を確認して
長期的に20%の成長シナリオさえ
維持できれば、それで十分です。

まあ薬王堂は、もう少し期待
できると思いますが。(笑)

4年で2倍ではダメだという人は(笑)
例えば、30%成長企業に投資すると
3年で2.2倍になります。
もちろん、30%成長企業は、
20%成長企業よりもリスクが高く
投資難易度も高くなります。

このような成長株投資の
ノウハウについては、
「はっしゃん式長期株投資」
で詳しく解説していますし(笑)、
他の優秀な成長株投資家の
ブログでも勉強できると思います。

ともかく、予想経常利益と
時価総額は比例しますので、
・成長力のある銘柄を選択すること
・できるだけ長く保有すること
の2点が重要だと思います。

ありがたいことです。

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2005.12.22

【はっしゃん】銘柄コードと企業年齢

今日は小売業の銘柄コードから
企業年齢を判別する方法について
書いてみたいと思います。

小売業の銘柄コードは、
一部の例外を除いて
ほとんど下記の番号が
割り当てられています。

8100番台
 8160 木曽路~8198 MV東海
8200番台
 8200 リンガハット~8298 ファミリー
9800番台
 9817 ゴトー~9899 サンデサン
9900番台
 9817 サガミ~9997 ベルーナ
7400番台
 7412 アトム~7498 ジャパン
7500番台
 7506 ハウスローゼ~7598 ナイスクラ
7600番台
 7601 ポプラ~7649 スギ薬局
2600番台
 2651 ローソン~2698 キャンドゥ
2700番台
 2702 マクドナルド~2798 Ysテーブル
3300番台
 3310 JIMOS~3391 ツルハHD

実は、上の並び順で、
上ほど古い企業、下ほど新しい企業
になっています。
(一部に例外もあります。)

銘柄コードと上場年月日の関係を
具体的に書いてみると

8100番台(~1985年10月)
8200番台(1985年10月~)
9800番台(1990年12月~)
9900番台(1991年9月~)
7400番台(1994年10月~)
7500番台(1996年6月~)
7600番台(1998年12月~)
2600番台(2000年7月~)
2700番台(2001年7月~)
3300番台(2004年3月~)

となっています。

さて、わたしは割安成長株への
長期投資スタイルを採っているので、
投資対象は、成長余力のある
新しい企業が中心になっています。

トップカルチャーに投資した
3年前(2002年)には、投資対象は
7000番台が中心だったのですが、
世の中の変化は早いですね。

特に意識しているわけではないのですが、
最近では、直近上場組の2700番台や
3300番台をターゲットとすることが
多くなってきました。

2769 ヴィレッジV
3338 99プラス
3350 ダイキサウンド
3385 薬王堂

などのはっしゃん銘柄です。

企業によって遅咲き・早咲きの
違いはあると思いますが、
こうしてみると、旬となる成長期は、
上場してから5年くらいまで。
遅くとも10年までかなと思います。

今なら、

3000番台は、少年期。
2000番台は、青年期。
7000番台は、おやじ。
9000番台は、シニア。
8000番台は、化石(死語)。

というふうに覚えておくと(笑)
銘柄コードを見ただけで、
投資対象となりうるかを
判断できますよ。(小売業のみですが。)

投資家の立場で言えば、
成長株の5年は有意義ですが、
成長しない株の5年は、
ほとんど意味がないですからね。

こういう考え方もあるということで、
ご参考になれば幸いです。

ありがたいことです。

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2005.12.03

【はっしゃん】店舗面積と大店立地法

今日は小売業投資をするときに
知っていると便利な
店舗面積や大店立地法の基礎知識
について書いてみます。

よく1000坪の大型店舗とか、
3000平米(㎡)の売り場面積などの
記事をみかけると思いますが、
単位がニュースソースに
よってマチマチなので、
混乱することもあると思います。

100㎡は、約30坪と覚えると
いいみたいですが、
わたしは下のような早見表を
作って参照しています。

坪・㎡の計算
100㎡( 30.25坪)
165㎡( 49.91坪) 普通のコンビニ
350㎡( 102.85坪) 
500㎡( 151.25坪) 旧大店法の審査基準
1000㎡( 302.50坪) 大店立地法の届出基準
1500㎡( 453.75坪) 
2000㎡( 605.00坪) 
3000㎡( 907.50坪) 大型専門店、大型スーパー
5000㎡(1512.50坪)
10000㎡( 3025.00坪)
20000㎡( 6050.00坪) 大型SC、大規模百貨店
30000㎡( 9075.00坪) 

現在の出店基準で意識されるのは、
大店立地法の届出基準になっている
1000㎡以上か未満になります。
企業によっては、店舗面積を
あえて300坪程度に抑える戦略を
とっているところもあります。

逆に、1000㎡以上の店舗は、
大店立地法の規制に従って、
地方自治体への届出が
必要になってきますし、
この情報はホームページでも
公告されています。

例えば、東京都の場合だと、こちら
のページから平成12年度以降の
届出状況を確認することができます。

例えば、有名なヨドバシカメラAKIBA店は、
こちらの17番目に掲載されています。

この情報からヨドバシカメラAKIBA店は、
店舗面積が32000㎡なので、
9680坪の巨艦店と計算できるわけです。

わたしの投資先のトップカルチャーや
薬王堂は、1000㎡以上の大規模店舗も
開発しているので、このような情報を
検索することで、誰よりも早く
(ケースによっては、新聞や
他の投資家よりも早く!)
新店情報を入手することが可能になります。

というわけで、次回は実際の
新店情報を紹介したいと思います。

ありがたいことです。

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2005.11.10

【はっしゃん】EPSとPERと成長率の関係

今日はEPSとPERの関係について
説明したいと思います。

言うまでもなく
 株価 = EPS × PER
の計算になるわけですが、
成長企業のEPSがおおむね
売上規模に比例して上昇していくのに対して
PERは人気指標なので
株価の短期的な動きにも左右されて、
イマイチ読みにくい傾向があります。

それでも全く計算できないわけではなく、
業種や同業他社と類似する傾向が
ありますから、予測することも
十分に可能だと思います。

特に小売業のPERは、
年間成長率に比例する傾向に
ありますから比較的予測しやすい
業種だといえます。

さて、一般的な小売業のPERは、
15~20倍が妥当な水準だと思います。
(赤字企業などは除きます)
つまり、PERがこのレンジを
上回っている場合は、
2年後、3年後の成長を見越して
株価が買われているということです。

下の表を見てみてください。

marunengo

例えばEPSが毎年30%成長する企業の場合、
前期EPSが100円なら、
今期の予想EPSは130円、
2年後EPSは169円、
3年後EPSは219.7円になります。

妥当株価をPER20倍で計算すると、
現在が2000円だとして、
今期中には2600円、
2年後には3380円、
3年後には4394円になります。

本当に4394円になるのであれば、
2年後EPSの3380円で買っても
30%の利益がでるわけですから、
先に買っておきたい人もいるでしょう。
3380円は今期予想EPSでPER26倍です。

このように、株価が何年も先の成長を
織り込んで人気化していくと、
だんだん割高なPERになってしまう
というわけです。

例えばPER40倍という株価は、
年率20%成長なら5年先ですが、
年率50%の成長なら2年半先の
ことでしかないわけです。

だから年率50%成長の企業のPER40倍は、
年率20%成長企業でいえばPER27倍程度
に過ぎないということです。
成長が維持できればの話ですけどね。

逆にPERに見合った成長を維持できなれば、
妥当なPER水準に戻ってしまう。
つまり、株価が期待される成長より割高だと
増収増益でも売られることがあるわけです。

3338w0511

さて、今期の業績を下方修正して
10月月次でも不振が続く99プラスですが、
依然PER40倍の水準にあります。
99プラスは、下方修正したとはいえ、
来期の売上増加率は50%超が見込まれます。
EPSが極端に悪化しないとすれば、
今の水準は来期PERなら25倍程度です。

99プラスの評価は来期以降の
成長性で決まるわけですが、
下方修正以降は、
評価が分かれているといえます。

ありがたいことです。

記事中のチャートは明日香を利用しています。

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2005.11.06

【はっしゃん】IPO銘柄からお宝を探す

今日はIPO銘柄の買い方について
考えてみたいと思います。

オンリーワン企業への投資で重要なのは、
成長余力の見極めになります。
当然、規模が小さい新しい企業ほど
今後の成長余力が大きいと思います。

オンリーワン企業の株価は、
おおむね右肩上がりで上昇していくため、
早く買えば買うほど利益率が高くなります。

従って、もっとも効率よくお宝銘柄を
発掘しようとすれば、上場したばかりの
IPO銘柄を中心に狙うのが
いいのではないかと思います。

成長株投資は、大手企業や
1部企業ではなく、あくまで新興の
ベンチャー企業が基本だと思います。

しかしながら、ここ最近はIPO銘柄への
投資がオーバーヒート状態になっていて
初値が公募価格の何倍にまで買われるなど
異常な状況が続いています。
ハイテク銘柄に限った話でもなく、
市場の成熟している小売業でも
同様の傾向にあるようです。

では実際に過去2年間で小売IPO銘柄が
初値からどのような推移をしているのかを
見てみたいと思います。

hatune

2004~2005年10月までに新規上場した小売業は
全部で41社ありました。
銘柄コード順に並べているので、
多少の前後はありますけど、
下の銘柄ほど直近IPOです。
四季報のコメントから、どんな会社なのかを
拾い上げて書き出してみましたけど、
まあ、いろいろありますね。(笑)

初値比という列が
初値からの株価の変化率です。
・水色は初値の半値以下。
・緑色は初値より下のまま。
・白色は初値から3割未満の上昇
・黄色は3~5割の上昇。
・赤色は5割以上の上昇。
に色分けしています。

これを見る限りIPO銘柄の
半分以上の22銘柄が初値を下回っていて、
さらに半値以下が11銘柄もあります。

逆に3割以上の上昇は、8銘柄しかなく、
2倍以上になっているのが
3349 コスモス薬品の1銘柄のみ。

うーん、それにしても恐ろしい結果ですな。
わたしも、こういう状況なのは分かっていたので、
積極的に近づかなかったのですけど。

次に各銘柄の成長性や収益性を
分析してみましょうか。
売上増加率は、2003~2005の
2年間で計算しているだけですが、
それなりに高い数字を出している
企業も見られますし、新興企業らしい
元気のよさは感じられますね。

また、直近の経常利益率をみてみると
黄色の5%超や赤色の10%超
の高収益企業も多く悪くないように思います。
まあ、先のことは分かりませんが。

次に割安性ですけど、現在のPERでは
割高な銘柄も多くあるものの、
10倍台の銘柄も17銘柄あり、
今後の成長力を考えると、
適正あるいは、割安といえるものも
存在するのではないかと思います。

それでも、初値比で結果が出ていないのは、
やはり異常なIPO人気に
原因があるのでしょう。

公募で買うという選択肢もありますが、
それはそれで、資金効率が
大幅に落ちますからね。

じゃあIPO銘柄は避けるべきかというと
そうでもないかなと思います。

少なくとも月次情報の有無と
同業他社とPERを比較さえしておけば、
ハズレを引く確率は、ほとんどない
のではないかと思いますし。

ちなみに、IPO企業は、公開直後には
月次情報を公開していないものの、
しばらくすると公開するところがあります。
わたしは、最近になって、この事実に
気がつきまして、IPO銘柄の評価を
変更することにしました。(笑)

さて、この表を見る限りIPO銘柄で
注目なのはドラッグストアだと思います。

直近IPOだった薬王堂を除いて、
全ての企業が初値比でプラスに
なっていますし、コスモス薬品は1年で
約2.5倍になっています。

ドラッグストアは、どこも似たような
チェーン店ばかりですので、(笑)
最初に高い評価をされていないわりに
成長性は高いので、その後の値上がりが
期待できるのかもしれません。

とりあえず、小売業のIPO銘柄があれば、
欠かさずにチェックしておくと、
第2のコスモス薬品を発掘することも
可能なのではないかと思います。

ありがたいことです。

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2005.10.29

【はっしゃん】オンリーワン企業の買い方

今日はオンリーワン企業の
買い方について取り上げてみます。

とりあえず、同業他社比較で
A評価とした8つの企業の
(ニトリは当時B評価でしたが、
その後、上方修正しています。)
株価チャートをみてください。

s2674

s2685

s2769

s2791

s3338

s3349

s4680

s9843

全部で8枚もチャートがあるので、
見づらいかもしれませんが、ご容赦ください。

99プラスとハードオフを除いて
右肩上がりのチャートに
なっていると思います。

(ハードオフは、上場市場の変更が
あったためで、ジャスダックから
連続してみると右肩上がりです。)

典型的なオンリーワン型成長企業の
株価チャートはこのような右肩上がりです。
つまり、オンリーワン企業の株は、
「基本的にいつ買ってもいい」
ということになります。

「本物のオンリーワン企業」なら、
少しくらい高い局面で買ってしまっても
長期保有に徹すれば必ず含み益になります。
しかも、早く買えば買うほど、
その後の利益率も高くなるわけです。

ですから上級レベルの成長株投資家には、
「損切り不要」という人もいるくらいですが、
わたしは、それほど分析力はないですし、
なによりも「含み損はストレスになる」ので
愚直にも損切りを徹底しています。(笑)

特に企業分析力が未熟な場合は、
間違った企業を選ぶ可能性もありますから、
損切りを確実にしておかないと、
取り返しのつかないことになると思います。

さて、「いつ買ってもいい」成長株にも
株価チャートで見れば「踊り場」と呼ばれる
調整局面があります。
狙い目は、「株価チャートの踊り場」です。

各社の株価チャートを見ても
踊り場を過ぎると株価が急上昇
しているのが分かると思います。

株価チャートの踊り場には2種類があり、
・高PERが修正されるテクニカル的なもの
・一時的に業績が低迷するファンダメンタルズ的なもの
のどちらかになりますが、
これはPERラインや業績分析などで
判断することが可能です。

例えば、2769 ヴィレッジVのチャートは、
右肩上がりに見えますが、
2004年5月の高値からわずか5ヶ月で
半値以下に沈んでいます。

これは、一時的に人気化して
高PERになったために
必然として起こった調整です。

小売業のPERは高成長企業でも
30倍が限度だと思いますので、
これ以上の高PERになってくると
見送りが賢明でしょう。

つまり、適正なPERなら
いつ買ってもよいということです。

もう1つの一時的な業績の低迷は、
実際に業績が低下しますので、
分かりやすいのですが、
・一時的な低迷なのか
・成長倒れなのか
を判断する必要があり、
より詳細な分析が必要になってきます。

事実上、成長倒れになっている企業でも、
自ら成長を放棄するようなことは
決していいませんから、
自分で分析して判断するしかありませんし、
結果は後にならないと分かりません。

成長倒れのケースでは、
時系列の自己資本比率や
金利負担などが参考になります。

自己資本比率が20%以下で
かつ年々低下していれば、
過度の負債に頼っているということで
赤信号だと思います。

しかし、本物のオンリーワン企業なら、
業績が低迷しているときこそが、
安く買えるチャンスとなるわけです。

例えば、おなじみの99プラスですが、(笑)
高PERの水準訂正と業績低迷という
2つの条件が重なって
大きな調整局面にあります。

わたしは、99プラスを本物の
オンリーワン企業と評価しているので、
買いチャンスを探っていますが、
結果は、今後の成長で証明されるのを
待つしかありません。

s7640

最後に、わたしの集中投資銘柄の
トップカルチャーのチャートです。
トップカルチャーも今期は
まさに「踊り場」にあったわけですが、
個人的には脱出のメドはついたと思っています。
これからの株価が楽しみです。

ありがたいことです。

記事中のチャートは明日香を利用しています。

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