今日は持株会について語ってみたいと思います。
少し長文ですが、よろしければお付き合いください。
●持株会とは?
四季報をみると、株主上位に
従業員持株会が入っている
ところを見かけると思います。
持株会は、従業員が給料の一部を積み立てて
自社株式を購入する制度です。
持株会を通じて購入した自社株は、
市場でいつでも売却できますので、
持株会は、従業員の資産形成手段として
大きな役割を果たしています。
●株式投資の登竜門
わたしは新卒後10年間
東京のIT企業に勤務した後、
田舎に帰ってパソコン講師に転身しました。
このIT企業が上場企業だったので
持株会に入会し、これが株式投資の
直接のきっかけになっています。
サラリーマンにとって持株会は
株式投資の登竜門になっています。
●持株会を利用しよう
持株会投資については、
賛否両論あると思いますが、
【はっしゃん】式の長期投資では、
「最大限に利用すべし」
ということになります。
持株会投資で成功した話は、
あまり聞いたことがありませんが、
【はっしゃん】持株会で少しばかりの
利益を手にしていますので、
簡単に紹介したいと思います。
●ドルコスト平均法
持株会投資は必然的に長期投資、
それもドルコスト平均法になります。
これは、毎月同じ銘柄に同じ金額を
投資し続けるという方法です。
成長企業の場合、この方法は非常に有利です。
わたしは、持株会を通じて退職するまで約10年間、
毎月2~3万円(上限いっぱいまで)を
自社株に投資し続けていました。
●持株会のメリット
持株会の大きなメリットとして、
投資対象となる会社のことを
よく理解できる立場にあることが
あげられると思います。
勤務先だから当たり前ですが、
他の投資家が知ることができない
内部情報も知ることができますから、
かなり優位な立場にあることは
間違いありません。
長期投資では企業分析が基本ですが、
より多くの情報が手に入る勤務先企業は、
ベストな選択肢の1つになると思います。
●持株会のデメリット
持株会のデメリットとしては、
企業が倒産した場合、
収入と資産を同時に失う
ことが言われています。
ようするにリスク管理の問題ですが、
これは株式投資や経営のことを
全く知らない素人のリスクです。
賢明なる投資家ならば、
投資先企業の倒産リスクくらい
容易に判断出来ると思います。
わたしが持株会に入会していた時も、
山一証券の倒産などがあり、
持株会を敬遠する人は多かったですけど、
株は安い時に買うものですからね。
●上場企業サラリーマンの特権
持株会投資は上場企業に勤務する
サラリーマンにのみ許された特権で、
長期の資産形成で大きなメリットがある
非常に意義のある制度だと思います。
個人的には、上場企業に勤める
唯一のメリットが持株会投資である
といっても過言ではないと思います。
極論すれば、従業員持株会のない会社、
あるいは、長期投資に不適格な会社は
雇用契約を結ぶ価値がないと思います。
投資家として投資するに値しない会社に
雇用されているって、それでいいんですか?
ってことですね。
●上場企業と従業員の関係
もっとも、わたしは二度と上場企業に
勤務するつもりはありません。
よくよく考えてみると、上場企業というのは、
従業員ではなく、株主の方を向いた
経営をしているんですよ。
昔ながらの日本的な家族主義経営を
貫いていることろは、もう皆無でしょう。
厳しい国際競争に勝つためには、
コスト削減が大前提ですから。
そういう上場企業にとって従業員は、
人件費の要因でしかないですから、
株主の求める効率化経営に応えて
企業価値を上げるためには。。。
これ以上、言わなくても分かりますよね。
株式投資を続けていくうちに、
このカラクリに気がつき退職を決意しました。
というわけで、上場企業に嫌気がさした
わたしは、退職時に一部を売却して
少しばかりの利益を得ました。
その後、10倍以上になったので
半分以上は売却済みですが、
残りは、まだ保有していて、
大きな含み益になっています。
●長期投資の王道
わたしが持株会投資を始めたのは
たまたまバブルの崩壊後からなので、
運がよかった面も否定できません。(笑)
しかしながら、持株会を通じて、
ドルコスト平均法という
長期投資の王道を10年近く
実践したことは間違いありませんし、
これが株式投資を志す契機になりました。
今でも同じ状況なら
同じことをすると思います。
上場企業サラリーマンのみなさん、
持株会投資を積極的に活用しましょう。
ありがたいことです。