(51)銘柄分析

2006.06.23

【はっしゃん】テイツーの1Q決算

テイツーの1Q決算発表がありました。
詳しい内容については
【はっしゃん】式業績予想シートをご覧下さい。

Sht_7610_20071q

1Q期間のテイツーは
月次売上が前年同月比35%増し
という好成績でしたので
どんな決算になるのかと
期待していましたが、
結果としては平凡なものでした。

売上は増えていますが、
粗利率は低下しています。

うーん、トップカルチャーと
同じパターンですね。(苦笑)

決算書の内訳をみると
採算のよい中古と比べて
利幅の薄いと思われる
新品ゲームが売上を牽引
していたことが分かります。

同業他社ではゲオも好調ですが、
おそらく、こちらも同じパターンかも。

売上進捗率は26.4%。
この業界がクリスマス商戦に
依存していることを考慮すると
なかなか好調な出足です。

株価は10500円付近で底打ちし、
本日終値で12360円と戻しています。
PERは20倍なので、
トップカルチャーと比べると
特に割安感はないです。

ちなみに、家族名義の口座で
200株保有中。

年末商戦が期待できるので
悪くない銘柄だと思いますが、
さて、どうするかな。

ありがたいことです。

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2006.06.15

【はっしゃん】トップカルチャーの中間決算分析

はっしゃん式業績予想シート
に沿ってトップカルチャーの
中間決算を分析してみます。

Sht_7640_20062q

最初はPL時系列比較です。
トップカルチャーは04年度まで
増収増益を続けていた会社ですが、
前年度はじめて減益となりました。

前年は月次段階から不振でしたが、
期末にレンタル商品を
前倒しで費用計上した関係で
大幅減益になりました。

原価率が70.7%→73.3%と
大幅に上昇しているのが
分かると思います。
今期は70%水準に戻る
と予想されます。

次に今期の会社予想ですが、
1Q、2Qと期初予想を
据え置いています。
V字回復も最高益更新も
現実味を帯びてきましたね。

次に月次情報です。
1Qは既存店100%割れと
出だし不調でしたが、
2Q以降3~5月で盛り返しました。

倖田來未、KAT-TUN、
ハリポタ、ダヴィンチコードなど
この業界は商品力によって
売上が大きく左右されます。

今年はCDが復調したと言われますが、
景気が回復して家計の娯楽費が
増加に転じたことや
iPodなどの普及で音楽を聞く
スタイルが復権したこと。
Winnyの弊害がクローズアップされ
違法ダウンロードが減ったこと
などが考えられると思います。

最後の四半期決算分析です。
期間売上は
 1Qが7149
 2Qが6716
と減っていますが、
トップカルチャーの場合、
最も売上が増加する年末商戦が
1Qになるので毎年の傾向です。

平均日販でも
 1Qが142万
 2Qが137万
と5万円も違います。

2Q期間は粗利が
0.4%低下しており、
わずかですが利益率が
悪化していることが
懸念材料です。

0.4%といっても
最終利益が2%そこそこの
会社なので大きな比率です。

過去のデータをみても
粗利率にはバラツキがありますが
3Qも粗利の低下が続くと
通期への影響が出てきます。

3Qは売上的には
もっとも規模が小さい
期間になりますが、
6月も宇多田ヒカルやB'zなど
いい商材が揃っているので
堅調に推移することと思います。

下期は期末にかけて
CCCからのM&A案件の
発表があると思われますし、
来期の横浜の旗艦店オープンを控え
盛り上がることが期待されます。

ありがたいことです。

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2006.02.19

【はっしゃん】注目銘柄の入れ替え

全体相場が調整に入ったことで
買いチャンスがやってきました。

早速ですが、入れ替えを実施した
【はっしゃん】注目銘柄について
コメントしてみます。

3338 九九プラス 287,000 -12,000(-4.01%)
 99円の生鮮コンビニ運営。
 注目銘柄から、いったん削除。
 前年の野菜高騰が一服した
 来月月次の全店がどの程度まで
 回復するか注目ですが、
 140%台がいいところか。
 来期は新規出店を抑えるとのことなので、
 成長ペースが大幅に鈍化し、
 利益もついてこないと予測修正。
 20万円以下からは再注目。

2674 ハードオフ 963 -19(-1.93%)
 リサイクルストア運営。
 下方修正で注目銘柄から
 いったん外しましたが、
 1000円を下回ってきた
 ことから再注目しました。
 既存店月次がよくないのと、
 PSEマーク対応などの特殊要因があり、
 今期は厳しいと思いますが、
 超優良株の業績不振期は、
 天与の買い場だと思っています。

2735 ワッツ 215,000 +1,000(+0.47%)
 100円ショップ中堅。
 足下業績順調でPERは12倍台。
 全体の相場に連れ安しているだけ。
 去年、期待を裏切ったのと、
 今期が控えめで不人気ですけど、
 進捗率をチェックしながら放置すれば、
 いずれは上がると思われる株。
 ファンダでは絶対安全圏だと思います。
 ただし、板が薄いので、大量に
 買い集めるのは難しいです。(笑)

2769 ヴィレッジV 1,670,000 -80,000(-4.57%)
 書店と雑貨の複合店を全国展開。
 中間決算が期待はずれ。
 原価率、販管費比率悪化。
 上方修正なしでPER30倍は割高。
 月次そこそこでも利益が伸びていない。
 3Qでは恒例の公募増資がある
 可能性があり、目先は見送りで、
 値幅調整を期待したい。
 120万以下なら買ってもいいかも。

3350 Dサウンド 286,000 -29,000(-9.21%)
 インディーズ系音楽配信の最大手。
 月次情報を開示していないことを
 除けば、最も有望な銘柄と評価。
 音楽配信ビジネスでエイベックスなど
 業績が急拡大しているように、
 これからの10年を考えると、
 もっとも投資効果が高そうに思えます。
 PERは29倍とやや高め。
 同25倍以下なら、ぜひ買いたい。

3385 薬王堂 852,000 -10,000(-1.16%)
 東北地盤のドラッグストア。
 足下業績順調で来期も積極出店。
 売上成長20%以上が期待でき、
 大型物流センターの自動発注効果で
 利益率はさらに改善されるかも。
 ただし、目先は配当と分割権利落ちで
 軟調に推移する可能性あり。
 来期PERは15~6倍水準と予想。
 東証2部上場期待も。

3398 クスリアオキ 1,420 ---(0.00%)
 北陸地盤のドラッグストア。
 1月月次は既存店112%。
 全店で123%と大雪のなか好調。
 地域競合のゲンキーがメガ形態も
 既存店100%割れと不振なのと好対照。
 PERも17倍と薬王堂と同水準。
 ほとんど最悪期のIPOなので、
 急落があればチャンスかなと思います。
 イオン系DSとしての妙味もあり。

4680 ラウンドワン 457,000 +2,000(+0.44%)
 ボーリング場運営の最大手。
 成長性はナンバーワンクラスで、
 月次は全店154%と絶好調。
 今期は上方修正も連発。
 なお、予想PERは23倍だが、
 渋谷店の出店中止で特別利益の
 計上を予定しているので注意。
 月次は絶好調に推移しているが、
 去年の既存店が悪すぎた面があり、
 3月の数字を確認したいところ。

7610 テイツー 15,500 -830(-5.08%)
 古本事業中心。複合カフェ事業を立ち上げ。
 月次は好調を持続しているが、
 懸案の新規出店ペースは鈍化。
 売上成長は10%に急低下し、
 来期以降はさらに低下の可能性あり。
 中期計画では期待のアイカフェ中心に
 業態変換をすすめて来期15%成長
 の予定だったが、さすがに達成困難か。
 ちょっと成長企業としての
 評価が難しくなってきたように思う。
 注目銘柄からいったん削除。

7640 トップカルチ 661 -13(-1.93%)
 新潟、長野、関東で蔦屋書店運営。
 去年は上場初の減益だったため
 低評価になっているが、
 今期はV字回復の最高益予想。
 さらにM&Aで成長加速の見込み。
 業績は大雪のなか1Qまで計画線。
 2Q以降は悪すぎた前年の反動で
 好調が期待できそう。
 PER14倍。配当1.5%と
 絶対安全圏の株価位置にある。
 CCCと資本提携も安心感。

 * * *

99プラス、テイツーは
注目銘柄から削除。
そのほか、ヴィレッジV以外は、
どこでもOKだと思います。

個人的には成長株狙いか
安定指向かで迷っています。

安定志向なら薬王堂、ワッツ。
復活狙いならハードオフ。
成長路線ならラウンドワン。
夢を追うならDサウンドでしょう。

ありがたいことです。

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2006.01.27

【はっしゃん】ライブドアのPL分析

今日はおなじみライブドアの
粉飾決算をみてみましょう。

060126_4753

新聞によると2004年1Qに
株式交換で子会社化した
クラサワから不正が
はじまったらしいですけど、
2004年9月期と
2005年9月期のものを
四半期単位で並べています。

不正な利益計上は、
総額80億円とか
報道されているようですが、
額面通りだとすると、
2年分の経常利益の
半分にも相当する
金額になりますね。

まあ、わたしが
この決算内容の会社を
投資目的に買うことは
100%ないですね。
分からない決算なんですから。(笑)

わたしは、自分に理解できない
会社には投資しない。
これって投資の基本だと思います。

ライブドアの場合はM&Aなどで
次々と連結子会社を増やして
あえて実態が分かりにくいように
偽装しているともいえますね。

これだけ原価率がバラバラだと
予測をたてることは不可能でしょう。
もっとも、粉飾しているから
メチャクチャなんでしょうけど。(笑)

そもそもライブドアを買っていた
投資家の何人が
決算をみていたのかな?(笑)

ちょっと軽い気持ちで
買っていた人が多いんじゃ
ないかと思いますが、
そこにつけ込まれたんですね。

最近の投資ブームはおかしいです。
マネーゲーム的な要素が
顕著になってきています。

真面目に株式投資に取り組めば、
経済や経営に対する理解も深まり、
あなたの人生にとっても
大きなプラスになります。

市場は合理的ですから
がんばった分だけ
(つまり株式投資を通じて
 社会に貢献した分だけ)
あなたにも還元されます。

ですから、時間をかけて
ゆっくりと長く付き合ってください。

これが最初から短期的なカネ目当て
となると、すべてが狂ってしまうと
思うんですけどね。

豚にはなりたくないよね。

ありがたいことです。

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2005.12.28

【はっしゃん】Vテク150万円

今日は今年お世話になった
銘柄編その1。Vテクです。

Vテクは、小売業ではないし、
月次を公開しているわけでもないのですが、
前期からの劇的な業績変化や
来期以降の強気見通しもあって、
短期中心で売買しました。

確定利益は105万円と
今年もっとも利益を取った
銘柄でもあるんですね。

8月10日の投資日記では、
>ともかく、今日の1Q決算で
>Vテクの好業績が確認されました。
>売る必要は当分ないと思います。
>年末まで寝かせれば、
>100万もあるんじゃないかと思いますよ~。

なんて強気発言を連発
していましたが、(笑)
実際は、それ以上に強く、
今日の終値で150万です。

051228_7717

でも、わたしは持ちきれず、
45万円までに売り切っています。
結果論でいえば、そこが仕込み場で、
そこから3倍増だったんですね。(苦笑)

持ちきれなかった理由は、
値動きが激しすぎたから。
というより、手に負えなかったから
というのが正しいでしょうか。

ある程度の調査はしているとはいえ、
FDP製造装置なんて分野は
わたしの専門外ですからね。
大丈夫だろうとは思っていても
確信が持てないんですよね。

結果論で言えば、Vテクを信じて
アホールドが正解だったわけですが、
これだけ値動きが激しい銘柄を
ホールドしていると、どうしても
ストレスになってしまうんですよ。
確信が持てないわけですから。

わたしは、ストレスのリスクを冒してまで
株式投資をしようとは思っていません。
お金より健康が第一です。

だから、今の自分のスキルでは
手に負えない銘柄だったということで
負けを認め得るしかないと思っています。

(これは、明日紹介予定の
 フージャースでも同じことですが。)

わたしは、Vテクを手放したことを
全く後悔していません。
自分のスキルで管理できないような
リスクを冒してまで大当たりを
狙う必要はありませんからね。

自分の得意なフィールドで
確実に勝てばそれでいいのです。

逃がした魚を惜しむのではなく、
自分の未熟さを反省して
明日につなげることができれば、
それで十分ではないかと思います。

ありがたいことです。

記事中のチャートは明日香を利用しています。

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2005.12.27

【はっしゃん】ダイキサウンド転換完了

今日はMSCBの転換が完了した
ダイキサウンドの復習です。

まず、下の表をみてください。
ダイキサウンドの
 予想純利益
 発行株式数
 予想EPS
の推移です。

051227_3350

今回のMSCBの転換で
5545株の新株が発行され、
EPSは20%ほど希薄化しています。

つまり妥当株価も2割下落していて、
PER30倍ラインは、
36万円→30万円
に下方修正されています。

下のチャートがダイキサウンドの
PER30倍ラインと
週足チャートを重ねたものです。

051227_3350_2

元々、わたしがダイキサウンドに
注目したのは「買い推奨」のポイントで、
好決算でPERラインが50%も
上昇しているにもかかわらず、
株価がほとんど動かなかったからです。

おそらく、分割や音楽配信人気で
急騰していたために、シコリ玉が
多かったのが原因ではないかと思います。

チャートだけ見れば、10月初旬の
ダイキサウンドを買うのは、
ちょっと勇気がいると思います。

そして、わたしも、この局面を狙って
26万円台で仕込んだものの、
動きが鈍く持ちきれませんでした。

しかし、なぜか売った直後
から急騰をはじめ、その後、
音楽配信の世界展開という
大きな材料が発表されます。(汗)

ここでも再参戦をしたわけですが、
さすがに過熱感があったので、
ポジションは取りませんでした。

すると、さらにMSCBが発表
されましたが、株価は乱高下しながらも、
意外と底堅い動きを続けています。

では、ダイキサウンドの今後は?
というと、結局は、これからの業績、
もしくは材料にかかっています。

(業績に連動しない株は、
 はっしゃん式の投資対象外です。)

ここは月次業績を発表していないので、
本当に好業績になっているかどうかは、
決算までは分からないわけです。

1Q決算の発表は1月上旬予定で、
ここで、次々に発表された音楽配信の
材料が業績に貢献していると
かなり大きなサプライズになると思います。

わたし個人としては、1Qでは、
まだまだ業績に貢献するレベルでは
ないのでサプライズはないと思っています。

そうすると、いったんは失望売りから
下げることが期待できるかもしれません。
買いたいので下げを期待しています。(笑)

ただ、今は相場の地合が良いので、
下げにくいんですよね。
本当なら、もっと弱いはずだったのですが。

月次情報を発表していない銘柄は、
確信が持てないので難易度が高いです。

ありがたいことです。

記事中のチャートは明日香を利用しています。

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2005.11.26

【はっしゃん】ナルミヤの分析

今日は月次情報を参考に
3364 ナルミヤインターの
3Q、4Q決算を分析してみたいと思います。

ナルミヤは、3月にジャスダック上場した
子供服の会社。メゾピアノなどの
高級ブランド路線でおなじみですが、
ここ1~2年でナルミヤブームも
去ってしまい売上が激減しています。

下がナルミヤの月次情報です。
ユニクロブームのエントリーで紹介したレベル並の
のヒドい落ち込み方ですよね。(笑)

3664g0511

ここまで、落ちれば来期は、
持ち直すかもしれないですよ。
何の根拠もないけど。

ナルミヤは、ずっと注目してきた会社です。
わたしは、長期投資でも、どちらかというと
逆バリの傾向が強いんですよね。
トップカルチャーも上場来の大底を
買えたから今があるわけです。

まともな企業ならば業績の悪化は、
いつかは止まるので、月次情報をチェックして
ピンポイントで底入れを狙えば、
ナルミヤも第2のトップカルチャー
となる可能性があるるかもしれません。(笑)

さて、ナルミヤの月次は10月まで
開示されていて、もうすぐ3Q決算です。
では、現時点の情報から今後の業績を
予想してみましょう。

3364y0511

第一四半期、中間期は実績値。
それ以降の3Qと4Qは、
月次情報の前年度比累計売上高83.3%
という数字をもとに計算した予想値です。

なお、ナルミヤは新規出店を
ほとんど放棄している状態なので、
99プラスや薬王堂のような
複雑な日販計算はしていません。

新規出店していない企業は、
予測も簡単なんですけど、
投資対象としてはイマイチです。(笑)

粗利と販管費は2Qの数字を
流用して計算しています。
(2Qの数値の方が悪いため)

さて、表から3Q、4Q予想をみてみると
赤字だった最悪の2Qを底にして
3Qと4Qは回復傾向になりそうです。
理由は、売上金額が回復しているから
という単純なものですが。

もっとも、純利益は、
 期初予想:2091百万円
 1Qの修正予想:1632百万円
 はっしゃん予想:1040百万円
と、どんどん減っています。

わたしは、このような分析結果から
今回の3Qでの下方修正は
間違いないと見ています。

3364

ナルミヤの週足チャートです。
株価もひたすら下がっています。
現在の株価221,000円は、
会社予想のPER12倍。

でも、まだまだ業績悪化の織り込みが
足りないですね。
はっしゃん予想の妥当株価は、
下方修正後のPER15倍の17万円ですから。

下方修正後は、これに近い株価水準に
なることが期待されます。
ナルミヤは、この水準になって、
ようやく注目銘柄という感じですかね。(笑)

今回は、ナルミヤという不振企業の決算を
分析してみてきました。

いいところばかり見るのではなく、
悪いところを見ることも勉強になります。

悪くなったときや悪くなっていくときは、
どうなっているのかを知っていることは
非常に重要なことだと思います。

ありがたいことです。

記事中のチャートは明日香を利用しています。

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2005.10.07

【はっしゃん】セリアのPERライン分析

今日はPERライン投資法の4回目。
100円ショップ第3位のセリアについて
取り上げたいと思います。

PERライン投資法は、
「株価は予想EPSに比例する」
という原則に基づいています。
下の表がセリアの予想EPSの推移です。

per2782

表では株式分割があった場合は補正し、
株価と比較しやすいように、
予想EPSを予想PERに修正しています。

セリアは同業他社比較シリーズでも
割安であると指摘しましたが、
最近まで成長小売業としては
かなり割安な水準である
PER15倍以下に放置されていました。

2782m

今期に入ってから月次成績が好調に推移し、
第1四半期で上方修正があったことで、
急速に見直し買いが入り、
水準訂正が進んでいます。

100円ショップについはセリアに限らず、
キャンドゥ、ワッツなども含め、
業界全体が不人気になっていた側面があり、
業績の踊り場を超えたことで、
再評価されていると見ることもできます。

さて、このようなタイミングで
昨日、みずほ証券から投資判断新規1
目標株価49.3万円の情報がリリースされて、
一気にストップ高になりました。

ただ、引け後に9月の月次報告が97.3%と
不調だったことが判明したこともあり、
今日は逆に売りが殺到して
一時ストップ安までありました。

で、わたしの評価ですが、
既にキャンドゥがPER20倍まで
再評価されており、
セリアもPER20倍までは
十分にありうると思います。
そうすると株価は46.4万円くらいまでは
買われてもいいように思います。

PER20倍の根拠は上方修正余地です。
1Q決算での上方修正は、
決算短信を見ればわかりますが、
上期分のみを修正をしており、
通期で下期の修正余地が残されています。

不安材料は下期の月次売上推移ですが、
これは、月次を見ていれば、
容易に判断できると思います。

そして、いちばんの好材料は
出来高がIPO当時を上回るほど
人気化してきたことですかね。
長期はもちろんですが、
短期でも妙味があると思います。
これから先の値動きに注目です。

ありがたいことです。

記事中のチャートは明日香を利用しています。

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2005.09.16

【はっしゃん】アーバンの簡易分析

今日はテクニカル投資法から
もっとも初歩的な移動平均線を使って
簡易分析をしてみます。

参考銘柄は8868 アーバンです。
不動産銘柄をウオッチしている人で
アーバンを知らない人はいないと思います。
下がアーバンの週足チャートです。

8868m

この1年間だけでも2倍以上になっていますけど、
惚れ惚れするような上昇チャートです。

アーバンの2002~2005年の
3年間成長率は202.9%。
直近の経常利益率が16.6%の
超優良企業です。
今期も大幅増収増益予想で
下期も強含みながらPERは20倍。
月次情報を公開していませんから、
上級者向けの銘柄ですけど、
そこを除けば文句なしのA評価です。

このような安定上昇タイプの成長株は、
いったん買いチャンスを逃すと、
あっという間に上昇してしまいます。

そこで移動平均線を使って
テクニカルで投資判断をしてみましょう。
注目してほしいのが赤い○印です。
このサインは、株価が13週線付近まで
調整したときのものです。

アーバンはこのチャート上では
13週線を週足終値ベースで
下回ったことはありませんから、
このポイントが安く買えるチャンスです。

ようするに13週線に接近すれば、
いつ買ってもいいわけです。
それも、早ければ早いほどいい。
後は、成長が続く限り持続すれば、
保有期間に比例して
含み益が増えていきます。

ただし、13週線を週足終値で下回ったら
必ず売ってください。
これがトレンド転換サインになります。
難しい企業分析などしなくても、
これなら超簡単ですよね。

このような銘柄では、損をする方が
むしろ非常に難しいと思います。
まあ、よほど運が悪いか、
それとも、やり方が下手なのか。

そうなんです。
 2005/08/16 4890円 2000株買い
 2005/08/17 4740円 2000株売り
なんと、このアーバンで
損をしているんですよ。(大笑)

あいかわらず下手です。

ありがたいことです。

記事中のチャートは明日香を利用しています。

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2005.09.01

【はっしゃん】ブックオフの簡易分析

今日はテクニカル投資法から
もっとも初歩的な移動平均線を使った
簡易分析法を紹介します。

参考銘柄は3313ブックオフ。
わたしも常にウオッチしている企業です。
下がブックオフの週足チャートです。

3313w

1年間で2倍以上になっていますけど、
なかなか綺麗な上昇チャートです。

ブックオフの2002~2005年の
3年間成長率は154.1%。
直近の経常利益率は6.6%と高収益。
でも、PERは34倍でやや割高。

このような割安とはいえない成長株は、
買いチャンスの判断が難しいです。
PERを意識すると、買いチャンスを
逃してしまうこともあるでしょう。

そこで今回は移動平均線を使って
テクニカルで投資判断をしてみましょう。
注目してほしいのが赤い○印です。
このサインは、株価が13週線と26週線の
中間まで調整したときのものです。

ブックオフはこのチャート上では
26週線を週足終値ベースで
下回ったことはありませんから、
このポイントが買いチャンスです。

つまり、今も買いチャンスですね。
購入後は、株価が移動平均線より
上にある間はずっと保有しましょう。
ブックオフの成長に比例して長く持つほど
上昇することが期待できます。

ただし、26週線を週足終値で下回ったら
必ず売ってください。
テクニカルではトレンド転換サインになります。

このように規則正しく動いている
株価チャートの場合、
チャートだけみてもOK!
というのもありだと思います。

企業分析はもちろんファンダメンタルズ分析が
基本になるわけですが、
結果として上昇する銘柄を
買えなければ意味がありません。

今の市場評価を直接反映している
株価チャートとテクニカル手法を併用することで、
そのようなリスクを補うことができます。

わたしが売買のタイミングに
テクニカルを利用しているのは、
このような理由からです。
ご参考になりましたら幸いです。

ありがたいことです。

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2005.07.16

【はっしゃん】西松屋チェーンのPERライン分析

今日は成長株のPERライン分析として
7545 西松屋チェーンを取り上げます。

わたしが西松屋チェーンに投資していたのは、
2001/11/22~2001/11/26の5日間。
2000株を2365円で購入し、
2440円で売却して15万円の利益でした。

下が西松屋チェーンの月足チャート。
そして左下の赤い○印が
わたしが売買した位置です。(笑)
分割を考慮した株価は、
今では当時の3倍になっています。

7545m

この西松屋にわたしは、
2001年から目を付けていました。
安くて品揃えがよいため
自宅から遠いにもかかわらず、
頻繁に通う店だったからです。

しかし、2001年は雅子妃が愛子様の
出産を控えていた時期で
ベビー関連は人気化していたので
短期で利食いを入れたわけですが、
直後から急上昇してしまい
大きなチャンスを逃がしてしまいました。

西松屋は、その後も安定成長を続け、
業績を拡大していきました。

       売上  経常 純利益
2001年2月 39,538 2,708 1,287
2002年2月 49,406 3,937 2,220
2003年2月 63,738 5,587 3,126
2004年2月 77,853 7,049 3,939
2005年2月 88,729 8,656 4,783

西松屋のPERは19倍と小売業では
平均的なものです。
西松屋の株価もチャート上では
おおむねPER 20倍ライン前後で
推移しているのが分かると思います。

このPERラインの分析は、
成長株が無意味に上げているのではなく、
1株利益(EPS)の拡大という
予測可能な法則に基づいて
上げていることを示していますので
非常に重要なものです。

西松屋の株価の頂点は
2004年の6月です。
既に高値から1年が経過していますが、
これはEPSの伸びが止まっているため
PERラインが据え置かれているからです。

西松屋は、今後さらに成長していくか?
というと、既に全国400店舗を達成しており、
また、PB商品による原価率の低下も
既に寄与しており、難しい局面にあります。

今から西松屋を買うくらいならば、
まだまだ成長余地のある新しい成長株を
発掘した方がいいと思います。

さて、わたしは西松屋を逃した後、
たまたまトップカルチャーの発掘に成功し、
投資資金を増やすことができたので、
結果としては、西松屋に全資金を
つぎ込んでいた場合とほぼ同等の
パフォーマンスを得ることができました。

しかしながら西松屋と同様に
トップカルチャーも2004年7月の
株価ピークから1年が過ぎています。

少なくとも、第2の西松屋、トップカルチャーを
発掘することは必要だと思っています。

ありがたいことです。

記事中のチャートは明日香を利用しています。

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2005.07.12

【はっしゃん】テイツーと複合カフェ関連の分析

8/5にメディアクリエイト
マザーズ上場が決まったことで
複合カフェ関連が動いています。

少し前にCCCとメディアクリエイトの
提携のリリースが出ていましたが、
やはり上場させたなという感じです。(笑)

わたしは、少し前まで7610 テイツーを
保有していた関係で
複合カフェは簡単に調査していますので、
少しネタ出しをしたいと思います。

複合カフェの関連銘柄には、
メディアクリエイトに出資しているCCC
同じくメディアクリエイト出資のゴトー
複合カフェ運営のランシステム
同じく複合カフェ運営のテイツー
同じく複合カフェ運営のフォーユー
などがあげられます。

各社のブランドは
 ゆう遊空間
 自遊空間
 アイカフェ
 ファンキータイム
などですが、他にも中小チェーンが
全国に存在しています。

意外と多いなと思う方も多いと思いますが、
複合カフェって何?
っていう方の方が多いでしょうか?

複合カフェとは、
 ・インターネットカフェ
一昔前では
 ・マンガ喫茶
などと呼ばれていたビジネスです。

業界団体として日本複合カフェ協会
というものがあり、その主幹企業が
今回上場するメディアクリエイトで、
副幹事はランシステムがやっています。

複合カフェは、書籍の閲覧をはじめ、
インターネット、ゲーム、DVD鑑賞や
ビリヤード、ダーツなどが楽しめるほか
軽食などのサービスもあり、
料金も時間制なので喫茶店に比べ割安です。

わたしは、この中でもアイカフェの
テイツーに注目をしていたわけですが、
業態は各社各様ですので興味がある方は、
各社のホームページで調べてみて下さい。

さて、テイツーの6月既存店
古本、アイカフェ、ECとも前年比10%超と絶好調です。
テイツーの日足チャートです。

7610

期初は子株の環流や、今期見通しが弱気
だったこともあり低迷していましたが、
四半期決算で売上は未達だったものの
純利益が前期比3倍となったことで急騰しています。
6月月次は売上も好調になっていて
上方修正も期待できるかもしれません。

ありがたいことです。

記事中のチャートは明日香を利用しています。

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2005.07.11

【はっしゃん】キャンドゥの分析

今日は、先日業績の上方修正を発表した
100円ショップのキャンドゥについて
取り上げてみたいと思います。

ダイソーに次ぐ業界2位で
東証1部上場のキャンドゥですが、
生鮮コンビニを含めた広義の
100円ショップとしては、
99プラスに抜かれて3位に後退しています。

キャンドゥと99プラスの
前期実績および今期予想です。

キャンドウ  売上  経常  EPS
2004年11月  62,188 2,054 5,759
2005年11月予 66,980 2,850 6,752
 時価総額 177億円 PER17.0倍

99プラス  売上  経常  EPS
2005年3月  72,075 1,679 7,545
2006年3月予 122,000 3,200 10,114
 時価総額 662億円 PER47.9倍

前期までは企業規模もよく似ている2社ですが、
今期も大きく伸長する99プラスに対して
キャンドゥは成長の踊り場を迎えています。

先日の上方修正も出店を抑えて
利益率を高めたものであり、
サプライズ効果は限定的だったようです。
週足チャートでもボックス相場が続いています。

2698

キャンドゥのPER17.0倍は小売業では
まあ適正な評価と言えるでしょう。

逆に99プラスはPER47.9倍と
キャンドゥの3倍も評価されていますが、
それだけプレミアが大きいと言えます。
キャンドゥの時価総額は
99プラスの1/4しかありません。

2社のPERは、これからどう変化するでしょうか?
今後、99プラスが成長を維持できないと、
いずれはキャンドゥのように
プレミアが剥落し低PERに落ち着く
ものと思われます。

ただし、個人的には平均的な小売業が
PERが10倍台に放置されている状況は
いずれは修正されると思っています。

低PERの銘柄も少なくなってきていますので、
こういう銘柄を探して長く持つ
というのもいいかもしれませんね。

キャンドゥは上方修正をしていますし、
月次業績も回復傾向にあります。
まだ大きな動きは期待できないですが、
損することも少ないように思います。
こういう銘柄は、けっこう好きです。

これで配当利回りが2%程度あれば
資産株にしてもいいのですけど、
配当妙味は少ないのが残念です。

ありがたいことです。

記事中のチャートは明日香を利用しています。

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2005.07.03

【はっしゃん】フージャースのPERライン分析

今日は、その後のフージャースを
PERラインで分析してみます。

この銘柄は、決算発表前に30万円で購入し、
1ヶ月ほど保有して平均38.3万円で利食い
短期間で利益を上げることができました。

利食い後、さらに上昇していますので、
持続が正解だったわけですが、
元々は、上方修正後の動きと
決算サプライズを狙って購入したので
割り切っています。

フージャースの決算については、
5/6の記事で分析してますので省略します。

さて、フージャースの週足チャートです。
8907
注目は緑のPER15倍ラインです。
しばらくこのラインで揉み合った後、
年初から上放れ大きく上昇しています。

この流れの中で上方修正と決算発表があり、
来期の業績予想が発表されて
PER15倍ラインは24万円から
40万円になりました。

つまり株価は大きく上昇しましたが、
PERから見ると妥当株価の位置が
上にシフトされただけであることが
分かると思います。

わたしも、この流れで売買したわけですが
四季報やIR情報を見れば、
これは容易に予測できたことなので、
うまくいったと思います。

予想外だったのは、40万の壁を
一気に振り切ってしまったことです。
わたしは、フージャースを
長期対象とは評価していませんでした。
すでに20倍以上になった株ですし。(笑)

こちらの供給実績からも分かるように
ここ1~2年の高成長、高収益は
プロジェクトの大型化によって
もたらされています。
しかし、この手法は限界に近づいています。

前期で中期計画を前倒し達成したものの
次のビジョンを発表できなかったため
このまま成長が持続するか疑問に思ったわけです。

成長を持続するためには、
リスクをとってプロジェクトの大型化を進めるか
プロジェクト数を増やすしかありません。

でもその戦略が分からないんですから、
無理に持続する必要はなく、
いったん外しておいて、戦略が見えてから
買い戻せばいいと思っていたわけです。
しばらくはPER15倍が重しになるかなと。

でも、株価はお構いなしに上がっていってますね。
ホルダーのみなさん、おめでとうございます。

ありがたいことです。

記事中の株価チャートは明日香を利用しています。

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2005.07.02

【はっしゃん】99プラスの分析

生鮮コンビニ編で紹介した
99プラスについて
改めて分析してみます。

ローソン参入をきっかけとする
一連の報道で生鮮コンビニは
ヒット番付に登場したり、
NHKでクローズアップされるなど
脚光を浴びる業態になりました。

個人的にはPER40倍あたりから
買い下がりでもいいかなと
思っていたのですが、
この水準にあったのは一瞬で
残念ながら逃げられた感じです。

4、5月は月次売上
あまりいい数字ではありませんので、
まだ波乱はありうると思います。

ただし、去年は6月以降
台風がたびたび来襲するなど
天候不順の傾向だったので
今年は数字のマジックで
よくなる可能性があります。

酒類の販売を進めるなど
テコ入れも進んでいるので
既存店売上は前年比105%以上
を期待されているはず。
減速感が出てくるようだと
売り直されるかもしれないです。

99プラスの週足チャートです。

3338w

直近は45.9万円まで突っ込んだ後で
リバウンド相場となって
64.9万円まで戻しています。

いったん崩れた形になっているので、
保合いから二番底探り、
あるいは底割れがあれば
大きなチャンスになると思います。

長期で見た場合、生鮮コンビニが
さらに普及していくことには、
今のところ疑いの余地がありませんし、
SHOP99がトップブランドである
ことにも変わりありません。
スケールメリット、PB商品開発などで
明らかに他社より先行しています。

でも、株価も高いですからね。
40万割れがあれば面白いんですけどね。

ありがたいことです。

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